ジャズアニメ映画『BLUE GIANT』脚本は漫画の担当編集「原作超える映画を」

ジャズアニメ映画『BLUE GIANT』脚本は漫画の担当編集「原作超える映画を」
ジャズアニメ映画『BLUE GIANT』脚本は漫画の担当編集「原作超える映画を」

『BLUE GIANT』ティザービジュアル

⽯塚真⼀さんの同名漫画が原作のアニメーション映画『BLUE GIANT』のティザービジュアルが解禁。併せて公開日が2023年2月17日(金)に決定した。

ティザービジュアルでは、対岸に東京を彷彿とさせる夜景が広がる海を前に、サックスを演奏する主人公・宮本大(ミヤモトダイ)の姿が描かれている。

同作はアニメ『モブサイコ100』や劇場版『名探偵コナン ゼロの執⾏⼈』を手がけた⽴川譲さんが監督を、アニメーション制作は『幼⼥戦記』などで知られるNUTが担当。両者は『デカダンス』以来のタッグとなる。

脚本は原作の連載開始時からの担当編集者であり、第2部となる『BLUE GIANT SUPREME』以降、ストーリーディレクターとして石塚さんと伴走してきたNUMBER 8さんが担当する。

「原作を超える映画」を目指したスタッフ陣

初の映像化に際し「最⼤の⾳量、最⾼の⾳質で、主⼈公本⼈の奏でる⾳楽を届けたい」という制作陣の思いから、実写でもシリーズでもなく、アニメーション映画としての制作が決定した『BLUE GIANT』。

立川譲監督は、「毎日、全力で命を燃やすかのように音を出す主人公『大』と葛藤を抱えた仲間 達が織りなす物語を、ぜひ一緒に体感してもらいたいです。『何かしたいけど、何をしたらいいか分からない』という問いに 答えを出せる映画になるといいなと、思っています」と意気込む。

脚本のNUMBER 8さんも「連載開始当初から、石塚さんとは『映像化は望むべくもない』と話していた本作品ですが、立川譲監督、制作陣、音楽班と最高のチームが集まって、最高の映画を作ってくれています。もう、絵コンテと音楽だけで号泣でした」と手応えを語っている。

立川譲さんコメント
メインに描かれるのはジャズに対して必死に真摯に向き合う若者達の成⻑物語ですが、ジャズ好き限定な敷居の⾼い映画ではなく、ジャズを聞いたことがない⽅でも楽しめる作品を⽬指しています。原作「BULE GIANT」の根本にあるものはもっと普遍的な⼈間の「魅⼒的な⽣き様」だと思っています。カッコ悪くてもいい、泥臭くてもいい、そんな魅⼒的なキャラクターが沢⼭出てきます。毎⽇、全⼒で命を燃やすかのように⾳を出す主⼈公「⼤」と葛藤を抱えた仲間達が織りなす物語を、ぜひ⼀緒に体感してもらいたいです。「何かしたいけど、何をしたらいいか分からない」という問いに答えを出せる映画になるといいなと、思っています。

NUMBER 8さんコメント
とにかく「原作を超える映画」を⽬標に、脚本を書かせていただきました。映画館には読者の⽅も、未読の⼩さな⼦供さんから⼤⼈まで来場されます。皆さんが「最⾼…!」と⾔ってくれる物語を⽬指し、無数の打ち合わせを重ね、ついにそれが出来たと思っています。連載開始当初から、⽯塚さんとは「映像化は望むべくもない」と話していた本作品ですが、⽴川譲監督、制作陣、⾳楽班と最⾼のチームが集まって、最⾼の映画を作ってくれています。もう、絵コンテと⾳楽だけで号泣でした。是⾮、ご期待ください。

NUMBER 8さん

至高のジャズ漫画『BLUE GIANT』

『BLUE GIANT』は2013年に『ビッグコミック』で連載を開始した作品。

ジャズに魅せられ、サックスを始めた宮本⼤が高校卒業と同時に仙台から上京し、同世代の仲間と出会い、演奏に打ち込む青春を描く物語だ。

『BLUE GIANT』/画像はAmazonより

2016年には「マンガ⼤賞」3位に選出され、2017年には第62回「⼩学館漫画賞(⼀般向け部⾨)」」と第20回「⽂化庁メディア芸術祭マンガ部⾨⼤賞」を受賞。

シリーズ累計発行部数は840万部を突破した。

©2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会
©2013 石塚真一/小学館

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作品情報

『BLUE GIANT』

公開日
2023年2月17日(金) 全国公開
原作
⽯塚真⼀『BLUE GIANT』(⼩学館『ビッグコミック』連載)
監督
⽴川譲
脚本
NUMBER 8
アニメーション制作
NUT
配給
東宝映像事業部

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