場所はアメリカ・ラスベガスの「The Expo at World Market Center」。開催は10月28日~30日の3日間となる。 入場チケットは7月に発売を予定しており、遠方のプレイヤーに向けたバーチャルチケット(30ドル~)や1日入場券(75ドル~)なども用意されるという。
なお、30周年の祭典は1回限りではなく、2023年に4回に分けて行われることも告知された。
30年前に発売された幻のパックでのドラフト!
イベント全体の詳細は後日の発表となるが、それでもいくつかの開催概要が明かされている。楽しみな催しが盛りだくさんだが、何よりも特筆すべきは、モダンのトーナメントの後にトップ8の入賞者にて行われる、「Limited Edition Beta」を用いたブースタードラフトだろう。・トップ8は『ベータ版』を使用するドラフトで行われる、モダンのトーナメント。そう、『Limited Edition Beta』です。
・専用プレイエリア「The Command Zone」の復活。さらにガヴィン・ヴァーヘイ/Gavin Verhey、ジミー・ウォン/Jimmy Wong、ジョシュ・リー・クワイ/Josh Lee Kwaiが送る、統率者戦ファン必見のコンテンツもあります。
・マーク・ローズウォーター/Mark Rosewaterその人が開催する、『Unfinity』イベント。
・オリヴィア・ゴバート=ヒックス/Olivia Gobert-Hicksやターリア・ヴェス/Taalia Vessをはじめとする、大人気マジック・コスプレイヤーの来場。
・金曜と土曜のナイト・パーティー(チケット制です。VIPチケットにはこちらのチケットも含まれます)。
・第28回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権。
・限定の『Secret Lair』販売。
・マジック:ザ・ギャザリングの制作陣を取り挙げるパネルディスカッションやインタビュー、特別なコンテンツ。
・『Mystery Booster』を使用するドラフト。 「ご予定をお確かめください――マジック30周年記念パーティー「Magic 30」開催のお知らせ」より(外部リンク)
『Magic: The Gathering』最初のセット「Limited Edition」の第二刷が通称「β」「Beta版」と呼ばれており、発売から長年が経過したことや、そもそもの印刷枚数が少なかったこともあり、現在では高騰。
そもそも未開封のパックが市場に流れることすらも滅多にないが、日本では1パックが150万円以上で取引されている(外部リンク)。
かの有名な《Black Lotus/ブラックロータス》をはじめ、最初期のパワーカード「パワー9」も収録されているセットだ。 ブースタードラフトは、8人でそれぞれ3パック・計24パックを開封し、その場でデッキを構築する遊び方。希少な未開封の「Limited Edition Beta」パックを使った、文字通り未曾有のゲームとなる。
つまり、トーナメントのトップ8に入りさえすれば、ラスベガスの旅費など何倍にもなって余裕でペイできる計算になる。
まさに最強の祭典。『Magic: The Gathering』の長きに渡る歴史でしか成し得ない、唯一無二の祭典となりそうだ。日本在住の『Magic: The Gathering』プレイヤーもラスベガスへ飛ぼう。
『Magic: The Gathering』をはじめるなら今!
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