待ちに待ったこの日が遂に! 8月20日(土)・21日(日)に千葉のZOZOマリンスタジアムと幕張メッセで開催される「SUMMER SONIC 2022」(以下・サマソニ)東京公演の全ラインナップがアナウンスされた。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行以前と比較してステージ数はコンパクトになったものの、出演ラインナップはあまりにも豪華。
その良い意味でのアンバランスぶりに、思わず感謝の気持ちが口をついて出そうになってしまう……運命の日まであと2ヶ月。これは期待せずにはいられないというものだ。
今回は、気になる各日の注目ポイントを見ていこう。
Måneskin|マネスキン - 「ジッティ・エ・ブオーニ」 (日本語字幕ver)
初日の8月20日(土)。メインステージである「MARINE STAGE」には、ヘッドライナーのThe 1975に橋渡しをする形でKing Gnu、MÅNESKINが堂々鎮座。
The 1975についてはもう説明するまでもない。2013年に新進気鋭のアーティストが集う「SONIC STAGE」に初出演してから9年、ついにメインステージのトップライナーへとのし上がってきた感動的な起用だ。
また、日本で開催されるフェスイベントとはいえ、King Gnuが世界的に注目を集める2組に囲まれる様もドラマティック。
MÅNESKINに関しては、サマソニ代表・清水直樹さんが『rockin'on』2022年4月号のインタビューで語った、「新人なのに、(ギャランティーや出演スロットに関して)そんなべらぼうなこと言うか!?」という言葉通り、超強気の姿勢が出演順にも表れていて期待大。
また、The LibertinesとRina Sawayamaさん、Beabadoobeeさんら、ジャンル無用年代無用の海外勢はこのステージに集結。マキシマム ザ ホルモンやMrs. GREEN APPLE、Novelbrightら日本のバンド勢も登場。
この辺りは集まる年代的に良い意味でバラつきがあって選びがいがありそうだ。MAN WITH A MISSION「More Than Words」
続いては2番目に大きい「MOUNTAIN STAGE」。何とトリはMAN WITH A MISSION。
往年のパンクヒーローたるThe OffspringとAll Time Low、ジャンルレスなFISHBONEがそれを支える。
BLUE ENCOUNTとThe Linda Lindasも含め、この日の「MOUNTAIN STAGE」はかなりロックに寄ったラインナップだが、好みのサウンドから選べるという楽しみもありそうだ。
個人的には、ガールズティーンバンドのThe Linda Lindasが、バンド名の由来となったTHE BLUE HEARTSの「リンダ リンダ」をカバーするのかどうかにも注目したいところ。St. Vincent - "Los Ageless" (Official Video)
そして「SONIC STAGE」のトリは、孤高のシンガーソングライター・St. Vincentさん!
コロナ前は度々来日していたSt. Vincentさん。そのパフォーマンスはバンドセットだったりソロだったりと千変万化。最新アルバムの『Daddy's Home』が高い評価を得ていることも含めて、どのようなパフォーマンスを披露してくれるのか期待が高まる。
Kacey Musgravesさん、Squidら若手洋楽勢も本当に今観ておくべき。邦楽好きにもAwesome City Club、Vaundy、CHAIは今最もチケットが取れないアーティストとして知られている。彼らを見ることでも間違いなくチケット代のお釣りが来るレベル。Tahiti 80 - Heartbeat
満を持しての追加となった「BEACH STAGE」。こちらは特に邦楽好きにはたまらないラインナップ。
トリを担うのは我らがKIRINJIで、音を風に乗せ、ビーチという空間に相応しい雰囲気を作り出してくれることだろう。
ますますサウンドに広がりを見せているnever young beach、「YOKAZE」の大ヒットで注目度急上昇中の変態紳士クラブ、山口隆さんの熱い姿に号泣必至のサンボマスター……。
chilldspot、yonawoの起用もピッタリの空気感だ。洋楽アーティストとしては、かつてサマソニに出演したTAHITI 80がまさかの出陣!ファンにはとてつもなく嬉しいサプライズだ。HYDE - BELIEVING IN MYSELF
「BEACH STAGE」と共に新たに発表された「PACIFIC STAGE」も負けてはいない。
生ける伝説とも言うべきL’Arc-en-Ciel/VAMPSのHYDEさんを筆頭に、ロックとK-POPが良い塩梅で混在するまた一味違ったエリアとして楽しませてくれそうだ。
HYDEはもちろんFear, and Loathing in Las Vegas、BAND-MAID、メディアミックスプロジェクト『BanG Dream!(バンドリ!)』からはRAISE A SUILENなど、低音主体で突き抜ける体験は他にはない。
歌声とノイジーなサウンドのコントラストが素晴らしいリーガルリリーも観ておきたい。そして多数のフォロワーを獲得するBillkin & PP Krit、MIRRORら新進気鋭のポップニストも出演!ガッツリ攻めたパシフィックステージ、凄い。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行以前と比較してステージ数はコンパクトになったものの、出演ラインナップはあまりにも豪華。
その良い意味でのアンバランスぶりに、思わず感謝の気持ちが口をついて出そうになってしまう……運命の日まであと2ヶ月。これは期待せずにはいられないというものだ。
今回は、気になる各日の注目ポイントを見ていこう。
目次
- 1. MARINE1日目:The 1975にKing Gnu、MÅNESKINが橋渡し
- 2. MOUNTAIN1日目:新旧パンクヒーロー集う
- 3. SONIC1日目:孤高のSSW・St. Vincent
- 4. BEACH1日目:トリを担うは我らがKIRINJI
- 5. PACIFIC1日目:生ける伝説HYDE君臨
- 6. MARINE2日目:超VIPのPost Malone、要注目株BE:FIRST
- 7. MOUNTAIN2日目:BTSの弟分・TXTに注目!
- 8. SONIC2日目:稀代のポップマエストロ・Carly Rae Jepsen
- 9. BEACH2日目:全組邦楽アーティスト!
- 10. PACIFIC2日目:K-POPと日本のポップの邂逅
- 11. 「サマソニ完全復活だ!」待ちきれないタイムテーブル発表
MARINE1日目:The 1975にKing Gnu、MÅNESKINが橋渡し
The 1975についてはもう説明するまでもない。2013年に新進気鋭のアーティストが集う「SONIC STAGE」に初出演してから9年、ついにメインステージのトップライナーへとのし上がってきた感動的な起用だ。
また、日本で開催されるフェスイベントとはいえ、King Gnuが世界的に注目を集める2組に囲まれる様もドラマティック。
MÅNESKINに関しては、サマソニ代表・清水直樹さんが『rockin'on』2022年4月号のインタビューで語った、「新人なのに、(ギャランティーや出演スロットに関して)そんなべらぼうなこと言うか!?」という言葉通り、超強気の姿勢が出演順にも表れていて期待大。
また、The LibertinesとRina Sawayamaさん、Beabadoobeeさんら、ジャンル無用年代無用の海外勢はこのステージに集結。マキシマム ザ ホルモンやMrs. GREEN APPLE、Novelbrightら日本のバンド勢も登場。
この辺りは集まる年代的に良い意味でバラつきがあって選びがいがありそうだ。
MOUNTAIN1日目:新旧パンクヒーロー集う
往年のパンクヒーローたるThe OffspringとAll Time Low、ジャンルレスなFISHBONEがそれを支える。
BLUE ENCOUNTとThe Linda Lindasも含め、この日の「MOUNTAIN STAGE」はかなりロックに寄ったラインナップだが、好みのサウンドから選べるという楽しみもありそうだ。
個人的には、ガールズティーンバンドのThe Linda Lindasが、バンド名の由来となったTHE BLUE HEARTSの「リンダ リンダ」をカバーするのかどうかにも注目したいところ。
SONIC1日目:孤高のSSW・St. Vincent
コロナ前は度々来日していたSt. Vincentさん。そのパフォーマンスはバンドセットだったりソロだったりと千変万化。最新アルバムの『Daddy's Home』が高い評価を得ていることも含めて、どのようなパフォーマンスを披露してくれるのか期待が高まる。
Kacey Musgravesさん、Squidら若手洋楽勢も本当に今観ておくべき。邦楽好きにもAwesome City Club、Vaundy、CHAIは今最もチケットが取れないアーティストとして知られている。彼らを見ることでも間違いなくチケット代のお釣りが来るレベル。
BEACH1日目:トリを担うは我らがKIRINJI
トリを担うのは我らがKIRINJIで、音を風に乗せ、ビーチという空間に相応しい雰囲気を作り出してくれることだろう。
ますますサウンドに広がりを見せているnever young beach、「YOKAZE」の大ヒットで注目度急上昇中の変態紳士クラブ、山口隆さんの熱い姿に号泣必至のサンボマスター……。
chilldspot、yonawoの起用もピッタリの空気感だ。洋楽アーティストとしては、かつてサマソニに出演したTAHITI 80がまさかの出陣!ファンにはとてつもなく嬉しいサプライズだ。
PACIFIC1日目:生ける伝説HYDE君臨
生ける伝説とも言うべきL’Arc-en-Ciel/VAMPSのHYDEさんを筆頭に、ロックとK-POPが良い塩梅で混在するまた一味違ったエリアとして楽しませてくれそうだ。
HYDEはもちろんFear, and Loathing in Las Vegas、BAND-MAID、メディアミックスプロジェクト『BanG Dream!(バンドリ!)』からはRAISE A SUILENなど、低音主体で突き抜ける体験は他にはない。
歌声とノイジーなサウンドのコントラストが素晴らしいリーガルリリーも観ておきたい。そして多数のフォロワーを獲得するBillkin & PP Krit、MIRRORら新進気鋭のポップニストも出演!ガッツリ攻めたパシフィックステージ、凄い。
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キタガワ
島根県在住音楽ライター。酒好きの夜行性。rockin‘on外部ライター他諸々。
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