6月24日(金)発売の『ヤングアニマル』13号から、漫画『ベルセルク』の連載が再開されることが発表された。
原作・三浦建太郎さん、三浦建太郎さんから学んだスタッフが所属するスタジオ我画が漫画を担当、監修・森恒二さんという体制での連載再開となる。
再開後は「幻造世界篇/妖精島の章」の最後までを描く6話分を掲載。その後は新篇に入る予定。
連載再開に際して、『ヤングアニマル』編集部と、監修を務める森恒二さんからのメッセージが公開されている。
その後、12月に現状の最新巻となる41巻が発売された際には、米紙『ニューヨーク・タイムズ』、仏紙『ル・モンド』、そして朝日新聞の3紙に広告が掲載されていた。
そんななか突然、今回の発表で完結への道筋が示された。ファンにとっては様々な思いが去来する一報だろう。監修を務める森恒二さんは「当然完全な形にはならないでしょう。」とコメントしている。
ただ同時に「しかし三浦が描きたかった物語をほぼ伝えられるとは思います。」ともコメントしており、漫画を担当するスタジオ我画に関して「三浦の弟子達の腕は本物です! 素晴らしい描き手です。」と称賛。
実際、三浦建太郎さんがプロデュース、スタジオ我画が漫画を務めた『ドゥルアンキ』では、その力量がいかんなく発揮されている。 『ベルセルク』は類まれな情熱が注がれた傑作だ。それだけに、原作者が不在のまま連載を再開させることへのプレッシャーは読者側には想像もできない。
それでも多くの人が関わり決断されたであろう再始動をまずは喜び、そしてその行方を見守っていきたい。
原作・三浦建太郎さん、三浦建太郎さんから学んだスタッフが所属するスタジオ我画が漫画を担当、監修・森恒二さんという体制での連載再開となる。
再開後は「幻造世界篇/妖精島の章」の最後までを描く6話分を掲載。その後は新篇に入る予定。
連載再開に際して、『ヤングアニマル』編集部と、監修を務める森恒二さんからのメッセージが公開されている。
2021年5月に伝えられた三浦建太郎の訃報
『ベルセルク』の作者・三浦建太郎さんが亡くなったことがわかったのは、2021年5月20日。白泉社が公式サイトで訃報を伝えた。訃報の余波は大きく、日本だけでなく海外でもその功績を称える声が多く挙がった。その後、12月に現状の最新巻となる41巻が発売された際には、米紙『ニューヨーク・タイムズ』、仏紙『ル・モンド』、そして朝日新聞の3紙に広告が掲載されていた。
森恒二が太鼓判を押すスタジオ我画の存在
三浦建太郎さんの急逝から約1年。訃報が伝えられた当初から連載再開の噂はあり、前述した41巻のあとがきには今後に関しては未定との文章が掲載されていた。しかし進展はなく、未完となることが暗黙の了解となりつつあった。そんななか突然、今回の発表で完結への道筋が示された。ファンにとっては様々な思いが去来する一報だろう。監修を務める森恒二さんは「当然完全な形にはならないでしょう。」とコメントしている。
ただ同時に「しかし三浦が描きたかった物語をほぼ伝えられるとは思います。」ともコメントしており、漫画を担当するスタジオ我画に関して「三浦の弟子達の腕は本物です! 素晴らしい描き手です。」と称賛。
実際、三浦建太郎さんがプロデュース、スタジオ我画が漫画を務めた『ドゥルアンキ』では、その力量がいかんなく発揮されている。 『ベルセルク』は類まれな情熱が注がれた傑作だ。それだけに、原作者が不在のまま連載を再開させることへのプレッシャーは読者側には想像もできない。
それでも多くの人が関わり決断されたであろう再始動をまずは喜び、そしてその行方を見守っていきたい。
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