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漫画家 三浦建太郎さん死去 『ベルセルク』作者

漫画家 三浦建太郎さん死去 『ベルセルク』作者

『ベルセルク』第1巻書影/画像はAmazonより

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  • 漫画家・三浦建太郎さん死去
  • 『ベルセルク』『ドゥルアンキ』など
  • 享年54歳
漫画『ベルセルク』の作者・三浦建太郎さんが、5月6日に急性大動脈解離のため54歳で亡くなったことがわかった。白泉社が公式サイトで訃報を伝えている。

発表では「三浦先生の画業に最大の敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」と記すとともに、「なお告別式はご家族にて執り行われました」と報告。

「三浦先生には、永年にわたり白泉社で『ベルセルク』をはじめとする人気作品の数々をご執筆いただきました。現在もヤングアニマルにて同作を、一昨年からはヤングアニマルZEROで『ドゥルアンキ』を連載中でした」とし、「読者の皆様には、三浦先生の作品をご愛読いただきましたことを深謝いたしますとともに、謹んでご逝去のご報告をお知らせ申し上げます」と伝えている。

『ベルセルク』『ドゥルアンキ』などで知られる三浦建太郎

漫画家・三浦建太郎さんは白泉社『ヤングアニマル』で連載中のダークファンタジー『ベルセルク』で知られている。

同作は戦乱で荒廃した剣や魔法、魔物が存在する中世ヨーロッパ風の世界を舞台に、大剣「ドラゴン殺し」を振るう剣士・ガッツの生き様と神々の使いとの戦いを圧倒的な筆致で描く物語。

1997年に『剣風伝奇ベルセルク』としてTVアニメ化、2012年から2013年にかけては『ベルセルク・サーガプロジェクト』としてSTUDIO4℃制作で原作の「黄金時代」編を描いた劇場アニメ3部作が上映、2016年には『ベルセルク』として再びTVアニメ化されている。

進撃の巨人』の作者・諫山創さんもファンであることを公言しており(外部リンク)、日本のダークファンタジー作品に多大なる影響を及ぼしている。

2019年9月からは『ベルセルク』の連載に加え、『ヤングアニマルZERO』で原作・プロデュースを担当する漫画『ドゥルアンキ』が連載中だった。

漫画家の三浦建太郎先生が、2021年5月6日14時48分、急性大動脈解離のため、ご逝去されました。享年54歳でした。

三浦先生の画業に最大の敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

なお告別式はご家族にて執り行われました。

三浦先生には、永年にわたり白泉社で『ベルセルク』をはじめとする人気作品の数々をご執筆いただきました。現在もヤングアニマルにて同作を、一昨年からはヤングアニマルZEROで『ドゥルアンキ』を連載中でした。

読者の皆様には、三浦先生の作品をご愛読いただきましたことを深謝いたしますとともに、謹んでご逝去のご報告をお知らせ申し上げます。

株式会社白泉社 白泉社公式サイトより

三浦建太郎先生の突然の訃報に接し、ヤングアニマル編集部は深い悲しみに包まれています。

この受けいれがたい事実をどのように捉えたらいいのか。正直、言葉が見つかりません。思い出されるのは、編集部の人間に会うと、いつも朗らかにご自分の好きな漫画やアニメ、映画の話などを楽しく語っていた時の笑顔ばかりです。我々は三浦先生の怒った顔を見たことがありません。いつも楽しそうな少年のような方でした。

どうかファンの皆様、関係者の皆様、三浦先生の楽しそうな笑顔を想像していただき、ヤングアニマル編集部と共に静かにご冥福を祈っていただければと存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。

ヤングアニマル編集部一同 白泉社公式サイトより

今でも思い起こされることがあります。それはまだ若手編集だった頃『ベルセルク』の昔のネームを見せていただき感激していたとき、「何ならそのネームあげるよ」と三浦先生は仰られました。そんな恐れ多いとただただ恐縮でしたが今ならわかる気がします。先生は本当に新しいものを考えることが大好きな方でした。大げさではなく、少年のように思いついたアイディアを語ることが大好きな方でした。日々、本や映画・アニメを楽しみ、漫画作りの材料とされていました。
そんな先生の作品には、先生が生きて来た中で見聞きした好きな物や人間関係が宝物のように詰まっています。「人生は漫画になるんだ」という事を何度も教えて下さりました。三浦先生、本当にどうもありがとうございました。
最後に読者の皆様に。先生は倒れられた際すぐに介抱され見守もられながら搬送されましたことをご報告させて頂きます。そしてお願いです。ご遺族や関係者は今なお傷ついております。関係先への御接触はお控えくださるようお願い申し上げます。
先生の生前のご貢献に深く感謝すると共にご冥福をお祈り申し上げます。

ヤングアニマル編集部 編集長 永島隆行 ベルセルク公式ツイッターより

入社してすぐの頃、握手をして頂き、この手で『ベルセルク』が生み出されるのかと感動したことを今でも覚えています。その後、担当になり、打ち合わせの度に、「思いつきなんだけど…」と雑談のように語られる物語の構想がどれも信じられないほど面白く、何とかついていかなければと必死でしたが、漫画や映画、ニュースなど日々、目にするもの全てが漫画につながるということを体験させていただくことが何よりの勉強でした。頭の中にあるアイディアを出し切るため、あと30年は現役でいると仰っていたのに、突然のお別れをすることになり、とても寂しいです。担当させて頂いたことが僕の自慢です。三浦先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

ヤングアニマル編集部 作品担当 高村亮 ベルセルク公式ツイッターより

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