ロリうい・おん・すてーじ! 今日一の熱狂
ギターやドラムの音が聞こえたかと思うと、次なる舞台は体育館のステージへ。「文化祭と言えば軽音ライブ!このステージでなにか披露しちゃおっかな~」と言い放ちファンの期待が膨らんでいったところで、突如大爆発に巻き込まれるしぐれういさん。あまりに突飛な展開に空気が凍り付きかけたが、むくりと起きあがったしぐれういさんの「しぐれうい、9歳です!」の言葉で瞬時に熱を取り戻す。配信でも人気な通称「ロリういちゃん」の登場に今日一の熱狂を巻き起こすオーディエンス。それに対して「うわキモちわる」と遠慮ゼロの言葉を浴びせて火に油を注ぐ。
「魔法の力をつかって大人の体を乗っ取っちゃいました!こんなにいっぱい人がいるってことは、わたしにロリを見出した悪いロリコンたちが少なからずいるはず!……おい(ペンライト)振るんじゃねーよ、気持ちわりーぞお前ら」 メーターを振り切る勢いで盛り上がるフロアを諌めつつ「今日はこの場を使って、そいつらを一斉に粛清します!」と宣誓して「粛聖!!ロリ神レクイエム☆」へ。一気に鮮血を浴びせたような深紅に染まるフロアに投げ込まれたのは、IOSYSさんらしさ全開の電波ソングだ。
倍増しで甘くなったロリボイスで煽られれば、叫びだしたい衝動を全て腕力へ注ぎ込んだかのような勢いでペンライトを振り上げるオーディエンスたち。触ったら逮捕! (Ah!)極Chu♡ de 点呼! (Uh!)
いちにーさんしー?(ごめんなさーい) 「粛聖!!ロリ神レクイエム☆」
終盤で待ちに待ったういビームが発射されると共に、ウーファーが焼ききれんばかりの低音が響き渡ってフロアが焦土と化した。
大空スバル「しぐれうい最強決定戦」で雪辱晴らす
底無しの狂乱へ堕ちていく奇祭だったが、「かあちゃん!なにしてんの!」の声で待ったがかかる。しぐれういを母と呼ぶ存在と言えば、もちろん大空スバルさんだ。「本来このパートはかあちゃんと軽音ライブをするはずだったんだぞ! かあちゃんを返せ!」と大空スバルさんは軌道修正をはかる。しかし、「そんなにういお姉ちゃんが好きなら、たくさんの偽物のしぐれういがいても、本物を見つけられるよね?」という妖しい導きに誘われ、第3の企画コーナー「出張版!しぐれうい最強決定戦」へ。
一本目のお題は「しぐれういが誕生日にもらったら嬉しいもの」。まずは4つの選択肢が表示されるが、それぞれ「綺麗すぎる、解釈違い、絶対言わない」と即偽物を看破し第一関門は難なく突破。
ちなみに偽物として大空スバルさんを惑わしているのは、先ほど登場した角巻わためさんに、同じくホロライブの白銀ノエルさん。そしてにじさんじのシスタークレアさんという、しぐれういさんと交流の深い面々だ。
つづいては、本物が描いた女子高生を当てるというイラスト問題。力作揃いの中から、「しぐれういなら臍まで描く」「一緒に描かれてるアヒルが邪悪すぎる」と関係性の深さがもたらす流石の名推理で2択まで持ち込んだが、惜しくも不正解(※)。もうミスは許されないとプレッシャーのかかる中、最終問題へ。
最後のお題は、前回の「しぐれうい最強決定戦」で誤答してしまった音声問題。4人のしぐれういによる自己紹介の中から本物を選び出すという問題だったが、1人目から完成度の高いしぐれういっぷりを見せる超難問。「好きな食べ物は牛丼です」「ロリに出会ったらなにを渡そうか考えるのが最近の趣味です」と、端からネタに振り切った2人を除外し再び二択に持ち込むと、今度は見事正解し雪辱を晴らした。
(※)イベント終了後に、実は正解していたことが発覚。大空スバルさんは全問正解していた。
「2問正解ならギリセーフかな?スバルお姉ちゃんの愛は伝わったよ!」と告げると、再び大爆発に巻き込まれて人格が元に戻るしぐれういさん。「スバルともやり残してることがありますんでやろうかな」と満を持してのライブパートへ。 どうしても大空スバルさんに歌って欲しかった曲として披露されたのは「にっこり^^調査隊のテーマ」! 「自分で歌うのはキツい」と言っていたしぐれういさんだったが、そんな心配もなんのその、早口でまくし立てる疾走感全開ポップナンバーを可憐に歌い上げる。大空スバルさんとの掛け合いも軽快で、2人で遊ぶようにライブを楽しみ尽くした。答えスライドが間違っていたことに1週間後に気付くとはたまげたわね 粛聖です
— しぐれうい🌂 (@ui_shig) June 4, 2022
(アーカイブ見れる人向けにお知らせすると答え、BとCが逆です……!!)(スバル当ててくれてありがとう)
恩返しは “愛のこもったういビームで”
“歌あり企画ありのここでしか目にすることができない大イベント”という予告通り、見所満載だった文化祭もいよいよクライマックス。「一回しかできないのもったいない」としぐれういさんは名残惜しそうに語りながらも、「湿っぽく終わるの性に合ってないので、私らしくパパパッと終わろうと思います!」と明るく告げて最後の曲「ファンサ」へ。かつて3Dモデルお披露目配信でも披露された曲だが、満員のステージで歌って踊ることで放つ輝きが何千倍にも増幅されている。
背景で煌めく光のシャワーを一身に背負い、待ちに待ちに待った純正「ういビーム」を放つと、会場の隅々から配信で見守るファンまで余すことなく満面の笑顔にしてみせた。こぶし上げて!もっと!汗をかいて!もっと!
恩返しは “愛のこもったういビームで”
締めにふさわしい最高のパフォーマンスを披露し、文句なしの大団円を迎えたかに見えたが、「まだまだ遊び足りないよね?じゃ最初からもう一回やろっか」という言葉で会場が暗転。
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