『東方花映塚』17年の時を経てSteam版リリース プレイヤー間の対戦も可能

『東方花映塚』17年の時を経てSteam版リリース プレイヤー間の対戦も可能
『東方花映塚』17年の時を経てSteam版リリース プレイヤー間の対戦も可能

『東方花映塚』ゲーム画面 『東方花映塚 ~ Phantasmagoria of Flower View.』Steam紹介ページより

POPなポイントを3行で

  • 『東方花映塚』がSteamにて発売決定
  • 画面を分割した「対戦型シューティング」
  • プレイヤー同士の対戦も可能
弾幕シューティングゲーム「東方project」シリーズの第9弾となる『東方花映塚 〜 Phantasmagoria of Flower View.』が、PCゲームダウンロードプラットフォーム「Steam」にてリリースされる。発売日は4月25日(月)。

『東方花映塚』は、従来の「東方Project」作品とは異なり2画面で対戦を行うシステム。対戦相手の攻撃、降り注ぐ弾幕を回避しつつ、相手に攻撃を送り込み勝利を目指す。

また、Steam版のリリースにあたり、インターネット対戦機能を実装した「ver1.50a」がベータ配信される。

17年の時を経て、幻想郷に花が咲く

『東方花映塚 ~ Phantasmagoria of Flower View.』Steam紹介ページより

【東方花映塚 バックストーリー】

――幻想郷が蘇生した。

冬の白色は春の日差しに彩られ、幻想郷は完全に生の色を取り戻していた。
冬の間眠っていた色の力が目覚め、幻想郷を覆う。
花と同時に妖精達も騒がしくなる。
その異常な美しさの自然は、幻想郷に住む者全てを驚かせた。

彼女たちはいち早くその異変に気が付いた。

桜、向日葵、野菊、桔梗……
まだ春だというのに、一年中全ての花が同時に咲き出していたのだ。
多くの人間と全ての妖精は、自然からのプレゼントと受け取って暫くその光景に浮かれていた。
だが、幻想郷でもっとも暢気な人間は珍しくあわてていた。

「こんなに判りやすい異変じゃあ、早く解決しないといけないわ。
 じゃないと、私が怠けているってみんなに言っているようなもんじゃない!」

いつも通り、当てもなく勘で神社を飛び出したのだった。

幻想郷自体が蘇生した。
彼女たちも自然の一部。妖精の力は自然の力。自然には抗えないことを、皆知っていた。 『東方花映塚 ~ Phantasmagoria of Flower View.』Steam紹介ページより

東方花映塚 ~ Phantasmagoria of Flower View.』は、ゲームクリエイター・ZUNさんの運営する個人サークル「上海アリス幻樂団」が制作を行う「東方Project」シリーズの第9弾作品。

同作品は2005年8月に開催された「コミックマーケット68<」にて初頒布されており、17年という長い時を経てSteam上で発売される。

登場キャラクターは、「東方Project」ではお馴染みの博麗霊夢霧雨魔理沙はもちろん、十六夜咲夜四季映姫小野塚小町メディスン・メランコリーに加え、射命丸文が本作で初登場となっている。

画面を分割した「対戦型シューティング」

『東方花映塚 ~ Phantasmagoria of Flower View.』Steam紹介ページより

本作最大の特徴は、通常のステージ攻略とは一線を画す「対戦型シューティング」であるという点。

「東方Project」関連作品は敵からの攻撃「弾幕」を避けつつ自分の攻撃を当てるというシューティングゲームの基礎的なものだが、本作では画面が2つに分割され、双方に敵や弾幕が出現する。先に体力が無くなった方が敗北となる。

自分の画面で攻撃を回避し、相手の画面でも動きを確認しなければならないという、高い集中力が必要なモードである。

また本作では、IPアドレスを使用してのインターネットネット対戦機能を実装した「ver1.50a」もベータ提供される。ファン待望の機能だが、使用の際には一切の保証がないので注意が必要だ。

2005年にも「ver1.50a」はテスト版のバージョンとして公開されていたが、正式リリースはなかった。今後の正式実装にも期待したい。

衰えを見せない「東方Project」のカルチャー

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1件のコメント

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匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:5694)

この記事の書き方だと誤解を招きかねないので一応書いておきますが、十六夜咲夜は東方紅魔郷が初です(更にいうと、それ以降今作までずっと登場している人気キャラです)