「サブアカウントを利用しコンペティティブモードのプレイを通じて第三者のランクを上げる行為」「本来のランクやゲームスキルにそぐわないサブアカウントを利用しているプレイヤーと一緒にコンペティティブモードをプレイしランクを上げる行為」を、サービス規約に違反するものではないものの不適切であると指摘した。
これはバーチャルe-Sportsプロジェクト「ぶいすぽっ!」、プロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」と「ZETA DIVISION」による問題行為に対して見解を示したもの。
該当チームの一部メンバーは、9月27日に『VALORANT』の「コンペティティブモード」をプレイ。その際に、メインアカウントよりもランクの低いサブアカウントを使用したこと、また他のプレイヤーのランクを引き上げていたことが発覚し、問題視されていた。
「ぶいすぽっ!」「Crazy Raccoon」違反メンバーへ厳正処分
本件について、ぶいすぽっ!は、本件に該当する行為を行なった八雲べにさんに9月30日(木)、10月3日(日)に開催される招待制イベント「ABEMA presents VALORANT VICTORY CHALLENGE vol.2」への出場辞退と1か月の活動停止措置を発表。【所属タレントに関するご報告】 pic.twitter.com/SeK9itTw44
— ぶいすぽ運営 (@Vspo77) September 29, 2021
また、「ぶいすぽっ!」所属メンバーの花芽すみれさんも、過去に同じような問題行為をしたことがあるとして、「第7回CRカップ Apex Legends」への出場辞退と2週間の活動停止措置を行うとした。
Crazy Raccoonも、本件に関与したオーナー・CR.おじじさん(本名:高野大知)へ1年間の報酬50%カット、『VALORANT』アカウントの全削除を発表。【当チームにおける不祥事について】https://t.co/9l9kyvKkeB
— Crazy Raccoon (@crazyraccoon406) September 29, 2021
また、Rionさんは3か月の活動休止と公式イベントの欠場と『VALORANT』アカウントの全削除、Zepherさんは1か月の活動休止と公式イベントの欠場の措置を発表した。
Franciscoさんと、過去に同じような問題行為をしたと自己申告した天月さんについては厳重注意を行うとしている。
ZETA DIVISIONは、「意事実確認を行なっております」とし、また改めて報告するというお詫びを表明した。
この度、弊社所属選手/ストリーマーがVALORANTをプレイする上で規約違反に該当する恐れがあるという内容に関しまして鋭意事実確認を行なっております。
— ZETA DIVISION (@zetadivision) September 29, 2021
当該事項についてヒアリングを行ったのち改めて皆様へご報告させていただければ幸いです。
ご心配をお掛けし大変申し訳ございません。
「ブースティング」を巡って
他のプレイヤーにランクを引き上げてもらう「ブースティング」と呼ばれる行為は、ゲーマーの間では常々忌避されている。ただ、ライアットゲームズの公式声明にも「明確に弊社のサービス規約に違反するものではない」という言及があるように、ゲームタイトルによっては規約違反とは言えない側面がある。
つまり、あくまでゲーム内のマナーの問題と言えるだろう。
今回は、当該行為にかかわっているのがゲームの公平性を守るべき立場にあるプロゲーマーやタレントということで、このような異例とも言える運営からの厳重注意がなされた、と見られている。
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2件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:4725)
ZETAも注意されてたっけ…?
って思ってたら案の定だったわ
誤解を招くタイトルに疑問は生じなかったのかな
匿名ハッコウくん(ID:4724)
チームでやってれば強いのは当たり前ぶっちゃけ個々の腕なんて大したことない八百長集団がプロ面してて不愉快、プロといえど勝ってなんぼの世界 スポーツ選手が隠れてドーピングするようにチーターも少なからずいるだろう。