映画『ナイト・シュノーケリング』上映 監督は米津玄師『Lemon』にも出演&振付

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映画『ナイト・シュノーケリング』上映 監督は米津玄師『Lemon』にも出演&振付
映画『ナイト・シュノーケリング』上映 監督は米津玄師『Lemon』にも出演&振付

『ナイト・シュノーケリング』本編映像より

POPなポイントを3行で

  • 吉開菜央&仲本拡史『ナイト・シュノーケリング』
  • ヨーロッパのドキュメンタリー映画祭で上映決定
  • 三浦半島の沿岸海域がモチーフ、オンライン上映も
ヨーロッパで最も重要なドキュメンタリー映画祭のひとつ「ヴィジョン・デュ・レール」で、三浦半島の沿岸海域をモチーフとした映画『ナイト・シュノーケリング』が上映されます。

過去にカンヌ映画祭で『Grand Bouquet』がノミネートされた吉開菜央と、ベルリン映画祭で『無言の乗客』がノミネートされた仲本拡史による、初の共同監督作品。

映画祭は4月15日から、オンラインとオフラインの両方で開催されます。

三浦半島をモチーフにした映画『ナイト・シュノーケリング』

「ヴィジョン・デュ・レール」の会場は、スイスのジュネーブにほど近い、ニヨンという美しい街にあります。この映画祭は、ドキュメンタリーの中でも、特に先進的な試みをしている作品が上映されることで有名で、過去にはヴェルナー・ヘルツォークやピーター・グリーナウェイなどが受賞しています。

『ナイト・シュノーケリング』の制作は、吉開さんが仲本さんに、「大橋可也&ダンサーズ」のダンス公演の映像制作のために、三浦半島の海岸を案内して欲しいという依頼をしたことから始まりました。記事下のリンク先により詳細な制作の経緯が書かれています。

映画祭名:第52回Visions du Réel International Film Festival
開催期間:2021/4/15-25
開催場所:Nyon(Switzerland)
部門:International Medium Length & Short Film Competition

メガホンを取る同世代の2人 吉開菜央と仲本拡史

吉開 菜央(よしがい なお)

映画作家・振付家・ダンサー。1987年山口県生まれ。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業、東京藝術大学大学院映像研究科修了。作品は、国内外の映画祭での上映をはじめ、展覧会でもインスタレーション展示されている。MVの監督や、振付、出演も行う。監督した主な映画は『Grand Bouquet』(カンヌ国際映画祭監督週間2019正式招待)、『ほったまるびより』。米津玄師MV『Lemon』出演・振付。

仲本 拡史 (なかもと ひろふみ)

映像作家。1986年8月19日、横浜生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。西イングランド大学に交換留学し、現代美術を学ぶ。監督した主な映画は『無言の乗客』(ベルリン映画祭/2013)、「IR PLANET」(ヴィジョン・デュ・レール/2014)、「宇宙の舟 2016」(イフラヴァ国際映画祭/2017)など。ホテルなどの人工的な空間に、カニやヤドカリなどの動物を持ち込み、動物と自己、カメラのの3者の関係を緊張感を持って描く「動物SF」シリーズは、各国の映画祭や芸術祭で上映、展示される。2018年より神奈川県逗子市に居を移し、映像表現のレクチャー、ワークショップ、上映などの活動を行う団体「逗子アートフィルム」を立ち上げる。「螺旋の映像祭」ディレクター。関東学院大学非常勤講師。
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