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アニメ映画『ふりふら』対談 原作者 咲坂伊緒と監督が向き合った「高校生が生きる世界」

アニメ映画『ふりふら』対談 原作者 咲坂伊緒と監督が向き合った「高校生が生きる世界」
アニメ映画『ふりふら』対談 原作者 咲坂伊緒と監督が向き合った「高校生が生きる世界」

アニメ映画『思い、思われ、ふり、ふられ』原作者・咲坂伊緒×黒柳トシマサ監督対談

監督が“花”に込めた想い「何度も観ることで新しい気づきを」

──今回アニメ版を拝見して、色彩の豊かさに魅了されました。これもアニメの強みを生かした演出かとは思いますが、最初から決めていたのでしょうか?

黒柳 そうですね。特に冒頭の「実際の景色と、水たまりに映っているアジサイの色が違う」は当初から狙っていたところです。この映画をつくる上で、「表向きだけで流れているものがすべてではない」を最初から提示しておこうと思って。

原作を何度も読み込むことで発見があるのと同じように、映画も何度も観ることで新しい気づきがあるようにしたかったんです。

──季節の花などが「季語」となって、時間の移り変わりを示している部分も素敵でした。

黒柳 アニメーションではあるけれど、僕たちがいま生活している現実世界との橋渡しが必要だなと考えたんですよね。空想上の物語ではなく、僕たちと同じようにこの世界にいる子たちだよ、と伝え...

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