制作はアニプレックスで、映画配給会社・チームジョイとの共同配給となる。公開日は2020年11月7日(土)。
花澤香菜、櫻井孝宏、宮野真守がメイン3役を演じる
花澤香菜さんが人間に住む場所を追われた黒猫の妖精・シャオヘイを、櫻井孝宏さんが植物を自在に操る妖精・フーシーを、宮野真守さんが人間でありながら最強の執行人であるムゲンを演じる。
また音響監督は『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』『スパイダーマン:スパイダーバース』を手がけてきた岩浪美和さんが担当する。
中国を代表するアニメ作品『羅小黒戦記』
『羅小黒戦記』(ロシャオヘイセンキ)は、中国の漫画家/アニメ監督のMTJJさんと寒木春華(HMCH)スタジオが制作したアニメ作品。皆様、朝から多くの反響ありがとうございます😭🙇🏻♂️
— 羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)_official (@heicat_movie_jp) August 27, 2020
今後も公式Twitterでは沢山情報を載せていくのでお楽しみに‼️
多くの方もお気付きですが、公式HPでは日本語吹替版だけに描きおろされたビジュアルも公開されています!#ロシャオヘイセンキ #羅小黒戦記
是非ご覧ください▼https://t.co/ktBYuL3o4O
人間による環境破壊で多くの妖精が居場所を失った世界を舞台に、人間と妖精の未来を描く。
2011年3月17日からWebアニメシリーズが公開され、のちに中国アニメシーンを代表する作品に成長。劇場版が制作され、中国国内での興行収入は約48億円を記録し大ヒット。
2019年10月には小規模ながら日本国内でも字幕版が公開され、アニメのファンや関係者から称賛の声が多く寄せられていた。
花澤香菜、宮野真守、櫻井孝宏のコメント
花澤香菜さん(シャオヘイ役)コメント
でもそういう状況を通じて、シャオヘイは迷いながらも、逞しくなっていきます。
シャオヘイはネコと子供の可愛さを持ち合わせたキャラクターです。だから、両方の要素を取り入れて、可愛く! 純粋に! という点を意識して演じました。
物語の最初でシャオへイは、それまで住んでいた場所を追われてしまいます。それが彼の成長の始まりです。
自分にとって味方とは? 敵とは? ということを自分なりに判断して生きようとします。しかも価値観がひっくり返えるような体験もします。
だからこそシャオヘイが強い意志を持って戦うシーンはとても印象的です。戦闘シーンのダイナミックさは、この作品の魅力ですが、いつもはかわいらしいシャオヘイが勇ましく戦う時の表情や演出は必見です。
息苦しい生活が続く中ですが、劇場で大冒険ができる素敵な機会だと思います。
お楽しみに!!!
宮野真守さん(ムゲン役)コメント
ムゲンは、人間でありながら妖精の世界に関わる人物です。
この作品の繊細な表現、大胆なアクション、丁寧なアニメーションの演出にまず引き込まれました。
作中では、自然の中に暮らす妖精と人間は複雑な関係にあります。どちらにもよいところと悪いところがあり、そこに対立が生まれてしまう。
では、対立しないようにするにはどうすればいいか。とても普遍的なテーマを扱っている作品でもあります。
人間と妖精の間に立とうとする、彼の「立場」を意識して演じました。「立場」を通じて彼の信念が見えてくるところに魅力があります。
そして、映画ではムゲンだけでなく、いろいろなキャラクターがシャオヘイと出会います。そして何にも染まっていないシャオヘイと出会うことで、それぞれが持っているものが見えてきます。
豪華なキャストが参加する作品の中に加わることができてとてもうれしいです。是非、劇場でぜひ楽しんでください。
櫻井孝宏さん(フーシー役)コメント
ムゲンと戦う時は、正面から勝ちにいきました。シャオヘイがムゲンとフーシーという、光と影のような二人に出会ったことに意味があるのだと思います。
フーシーはとても共感できるキャラクターでした。
彼の行動は正しいとはいえないのかもしれません。でも、彼の中には“大義”と呼べるものがありますし、「きれいごとだけでは世の中は変えられない」という方向に心が傾いていく心情もよくわかります。
彼はただ、その先にある光に一生懸命手を伸ばしただけなんです。だから悪役っぽい表現にならないよう意識しました。
この作品は、アクションが巧みにストーリーの中に織り込まれています。シンプルだけれど本質的なメッセージ性が込められたこの作品を、今、楽しむことができるというのはなかなか得難い体験だと思います。
自分自身。この作品と出会って自分の原点を再確認することができました。映画館の大きなスクリーンで見ていただければと思います。
中山信宏プロデューサーのコメント
(C) Beijing HMCH Anime Co.,Ltd中山信宏さん(アニプレックス)コメント
この作品を初めて知ったのは、Twitter上のとあるクリエイターの方の投稿からでした。
そこからTwitter上でこの作品に対する熱量のある数多くの投稿を見ることが多くなったある日、社内のある人間から「すごい作品があるんです、是非見てください」と言われ、そこで自分でも作品を観て、正直に、「これは凄い作品だ」と思いました。
中国で製作されていながら、どこの国にも通じる純粋に面白い物語だと思いましたし、画面にこめられたクリエイターの熱量には、アニメーション製作に関わる者として、ある意味、嫉妬をするほどでした。
そしてそんな気持ちを超えて、この作品のファンになった者として、日本語版を作ることで、より多くの人にこの作品の面白さ、素晴らしさが伝えられるのではないかと思い、今回の企画を進めました。
花澤さんをはじめとした実力派声優の演技、また岩浪音響監督のディレクションなど、多数の方のご協力によって、吹替版ならではの新たな魅力の追加された『ロシャオヘイセンキ』を完成させることができました。是非劇場でご覧いただけますと幸いです。
ちなみに今この吹替版制作のアシスタントを務めているのは、社内で私にこの作品を薦めてくれた者です。
権利許諾など、彼が率先して動いてくれたおかげで、この吹替版を制作することができました。これもまた『ロシャオヘイセンキ』という作品が持つ魅力に魅了された者の熱量によってなしえたものだと思います。
はよ公開〜
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作品情報
『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)ぼくが選ぶ未来』
- 公開日
- 11月7日(土)
<スタッフ>
原作/監督:MTJJ
プロデューサー:叢芳氷、馬文卓
副監督:顧傑 脚本:MTJJ、彭可欣、風息神涙
作画監督:馮志爽、李根、周達炜、程暁榕、鄭立剛
美術監督:潘婧 撮影監督:梁爽 3D監督:周冠旭
音響監督:皇貞季 音楽:孫玉鏡
制作会社:北京寒木春華動画技術有限公司
<日本語吹替版>
音響監督:岩浪美和 音響制作:グロービジョン
配給:アニプレックス、チームジョイ
<キャスト>
シャオヘイ:花澤香菜
ムゲン:宮野真守
フーシー:櫻井孝宏
<イントロダクション>
◆『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』
中国漫画家、アニメ監督のMTJJ及び寒木春華(HMCH)スタジオが制作したアニメ作品。2011年3月17日から動画サイトで
公開した後人気が上昇し続け、中国アニメを代表する作品まで成長。劇場版が制作され、中国国内での興行収入は3.15億 人民元(約49億円)。日本国内では上映直後から高い評価を得ており、拡大公開されることとなった。
◆MTJJ(アニメ監督・漫画家)
『羅小黒戦記』の原作となるWEB版フラッシュアニメの作者。原作となるWEBフラッシュアニメはその後WEBコミック化されるが、
その際の作者も同じくMTJJ。原作WEBアニメは現在bilibiliはじめ中国各配信サイトで配信されており、
bilibiliにおける総配信視聴数は28話計で2.3億。
◆北京寒木春華動画技術有限公司
上記MTJJが代表を務める北京のアニメ制作会社。前身はMTJJが創設した「羅小黒戦記工作室」で、設立は2012年。原作となるWEBアニメおよび本作『羅小黒戦記』含め羅小黒シリーズの著作権を保持。
<ストーリー>
人間たちの自然破壊により、多くの妖精たちが居場所を失っていた。
森が開発され、居場所を失った黒猫の妖精シャオヘイ。
そこに手を差し伸べたのは同じ妖精のフーシーだった。
フーシーはシャオヘイを仲間に加え、住処である人里から遠く離れた島へと案内する。
その島に、人間でありながら最強の執行人ムゲンが現れる。
フーシーたちの不穏な動きを察知し、捕えにきたのだ。
戦いの中、シャオヘイはムゲンに捕まってしまう。
なんとか逃れたフーシーたちはシャオヘイの奪還を誓い、かねてから計画していた「ある作戦」を始める。
一方、ムゲンはシャオヘイとともに、人と共存する妖精たちが暮らす会館を目指す。
シャオヘイは、新たな居場所を見つけることができるのか。
そして、人と妖精の未来は、果たして――
<前売券情報>
特典付き全国共通前売券
9月5日(土)発売
特典:シャオヘイ アクリルストラップ(数量限定)
価格:1,500円(税込)
※特典には数に限りがございます。無くなり次第、前売券のみの販売となります。
※劇場の詳細は追って発表いたしますので、公式HPをご確認ください。
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