9年目のPが感動したアイマス「アイドル名鑑」 15周年を祝う革命的新機能

漫画でもアニメでも音楽でもアイマスなら

「アイドル名鑑」の有用性を熱弁したものの、正直、アイマスに関連する何かが気になるなら名鑑なんてふっ飛ばして、ひたすら気になる対象を掘り下げていったほうがいいかもしれない。 アイマスはアイドルプロデュースゲームだけど、必ずしもアイドルをきっかけに始める必要はないと思う。きっかけは何だっていい。それこそ音楽(サブスク解禁されてないのがもどかしい)やアニメ、漫画、ファンアートなどを生み出すクリエイターからだって。最近なら、地獄のミサワさんの漫画からでも。

ちなみに僕は、2011年のTVアニメで存在を知り、2014年の映画『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』で本格的にハマって、それまでの過去を振り返りつつ今を追って、現在に至る。
ゲーム「ミリオンライブ! シアターデイズ」
今は『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ(ミリシタ)』がメインだ。なので、いわゆる765(ナムコ)プロに所属するアイドルを中心にプロデュースしていることになる。

その過程で、キャストを知り、音楽を担当するクリエイターを知り、イラストレーターや漫画家を知った。展開されるメディアが広がるだけ、関わるクリエイターも増える。そういう人たちの作品をきっかけに、アイドルにも興味がわいたら名鑑をのぞいてみるといい。

アイマスに出会うと、どうなるのか?

そうまでしてアイマス始める必要あるのか? ぶっちゃけない。でも、ありふれた表現だけど、個人的にはアイマスを好きになってから、自分の世界が広がったのは間違いない。

アイマスに出会って──。僕はアイマスに出会って、初めて声優のラジオを聴いたし、キャラソンと呼ばれるCDを買って、ライブに行ったり、アニメイトでバイトしたりした。 本格的に好きになってからは10年にも満たないけど、その中でアイマスに関連してネットとリアルで様々な人と出会った。それが今の仕事につながっている…と、言えなくもない

15周年という節目を迎えた今、「アイマス傘をつくってた伊藤商店の中の人は何してるのかな?」とか、「初めて名刺交換したヒゲメガネPは元気かな?」(※初めてのライブで名刺がなくて一方的にもらっただけだけど)とか、いろいろと思い返している。

アイマス15周年はまさかのコロナ禍

アイマスが15周年を迎えた2020年。本来であれば、多くのイベントの開催、新たな情報の発表が行われたはず。すでに発表されている以外にも、僕らが驚くような展開があったのかもしれない。 5年前の夏、メットライフドーム(西武ドーム)で行われた10周年ライブに参加したときは、次なる節目の15周年がこんなことになるとは予想もできなかった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、本当に許すまじである。

しかし制限された状況下でも、週末の15時間配信×2日間や、8月1日(土)・2日(日)にはさらなる特番が配信予定。先日には『アイドルマスター ミリオンライブ!』のTVアニメ化が正式にアナウンスされている。
『アイドルマスター ミリオンライブ!』アニメ化プロジェクト
765プロダクション所属の星井美希が、SHOWROOMで生配信を実施して大きな反響を集めたことも記憶に新しい。余談だけど、この配信がアーカイブされるのは、名鑑と同時に開設されたアイドルマスター公式YouTubeチャンネルなんじゃないだろうか。

コロナ禍の影響はあるにしても、ここまでアイマスがネット上をにぎわすのは15周年だからこそ。9月30日(水)には15周年記念曲「なんどでも笑おう」のCDが発売されたり、リズムゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)』と『ミリシタ』のコラボが発表されたりしている。 だからと言って「この機会にゲームを始めてみよう!」とは言わない。ただ「アイドル名鑑」を眺めて、気になるアイドルが見つかればラッキー。アイドルに対して一歩踏み込みたくなったときに、ゲームを始めればいいし、曲も聴けばいい。

こうやって本当に気軽な誘い文句として使える「アイドル名鑑」(しかも無料)は、アイマスが紡いできた15年の歴史上、もっとも意義のあるコンテンツだ。でもやっぱり15周年記念で一部でもいいから楽曲のサブスク解禁してくれると相当話題になると思う

アイマス声優のみなさん

1
2
この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。