翼が生える魔法の飲み物でお馴染みの清涼飲料水レッドブルが主催する、世界で最も過酷なアドベンチャーレース「Red Bull X-Alps」(レッドブル・エックスアルプス)が、オーストラリアのザルツブルクで7月7日(日)18:30(日本時間)からスタートする。
Red Bull X-Alpsは、レッドブルが2003年から隔年で開催しているアドベンチャーレースの大会。今回で6回目の開催となり、10周年を迎える。選手たちは必要最低限の装備を背負い、バラグライダーによる滑空とランニングまたは徒歩のみに限られた移動手段を使って、アルプス山中に設けられた10ヵ所のポイントを経由しながら、強風や雨などの悪天候や、断崖絶壁、氷河などの障害を乗り越えゴールを目指す。その総距離はなんと1031km! といってもこのレース、ただやみくもにゴールを目指すのが得策ではない。バラグライダーであればより遠い地点へ飛ぶために上昇気流が発生している地点を見つけるなど、地理、地形、天気予報を元に緻密な戦略を立てることが戦略における重要な要素になっているのだ。また、ルールが非常に過酷なことで知られており、48時間毎に足切りを行いその時点での最下位の選手の強制リタイアが行わる。また1位がゴールしてから48時間経過するとレース自体が終了してしまうため、40%ほどの選手が脱落。毎年、完走できる選手は少ないという。
なお、本レースは21ヶ国から32名のみが参加を許されており、日本からは4度目の出場となる扇澤郁さんと、初出場となる只野正一さんの参加が決まっている。どちらも世界のトップパイロットの中から選ばれた選手で、扇澤郁さんに関しては2007年のRed Bull X-Alpsでアジア人初出場/初完走をという結果を残している。
本レースで最も注目すべき点は、全出場選手がGPSを携帯し、位置情報が随時Red Bull X-Alpsのサーバーに送信されることだ。レース開始と同時にオープンするこちらのサイトで、各選手がどのような困難に直面し、どのようにレースを進めているのかをリアルタイムで確認することができる。各選手の判断の違いや、レースのターニングポイントなどが分かってしまう点もユニークだ。PCからであれば、Google earthをインストールすることで、レースをより立体的に視聴することも可能。さらに観戦者がメッセージを交わせるチャット機能もあるようで、レース当日はアツく盛り上がりそうだ!
通勤や通学など日々のくらしの間時間に本レースを観戦することで、自分たちの生活の裏側で過酷な戦いを繰り広げているアスリートの力を感じることができるだろう。
Red Bull X-Alpsは、レッドブルが2003年から隔年で開催しているアドベンチャーレースの大会。今回で6回目の開催となり、10周年を迎える。選手たちは必要最低限の装備を背負い、バラグライダーによる滑空とランニングまたは徒歩のみに限られた移動手段を使って、アルプス山中に設けられた10ヵ所のポイントを経由しながら、強風や雨などの悪天候や、断崖絶壁、氷河などの障害を乗り越えゴールを目指す。その総距離はなんと1031km! といってもこのレース、ただやみくもにゴールを目指すのが得策ではない。バラグライダーであればより遠い地点へ飛ぶために上昇気流が発生している地点を見つけるなど、地理、地形、天気予報を元に緻密な戦略を立てることが戦略における重要な要素になっているのだ。また、ルールが非常に過酷なことで知られており、48時間毎に足切りを行いその時点での最下位の選手の強制リタイアが行わる。また1位がゴールしてから48時間経過するとレース自体が終了してしまうため、40%ほどの選手が脱落。毎年、完走できる選手は少ないという。
なお、本レースは21ヶ国から32名のみが参加を許されており、日本からは4度目の出場となる扇澤郁さんと、初出場となる只野正一さんの参加が決まっている。どちらも世界のトップパイロットの中から選ばれた選手で、扇澤郁さんに関しては2007年のRed Bull X-Alpsでアジア人初出場/初完走をという結果を残している。
本レースで最も注目すべき点は、全出場選手がGPSを携帯し、位置情報が随時Red Bull X-Alpsのサーバーに送信されることだ。レース開始と同時にオープンするこちらのサイトで、各選手がどのような困難に直面し、どのようにレースを進めているのかをリアルタイムで確認することができる。各選手の判断の違いや、レースのターニングポイントなどが分かってしまう点もユニークだ。PCからであれば、Google earthをインストールすることで、レースをより立体的に視聴することも可能。さらに観戦者がメッセージを交わせるチャット機能もあるようで、レース当日はアツく盛り上がりそうだ!
通勤や通学など日々のくらしの間時間に本レースを観戦することで、自分たちの生活の裏側で過酷な戦いを繰り広げているアスリートの力を感じることができるだろう。
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