東京オリンピックの開催まで残り147日となった本日2月28日。
国内外に多大な影響を与えた大友克洋先生の『AKIRA』が、現在の日本の状況を予言したのではと騒がれている。
第3次世界大戦によって荒廃し、そこから立ち上がった都市・ネオ東京を舞台に、超能力者の子どもたち、政府、反政府ゲリラそれぞれの思惑と、そのさなかに巻き込まれていく暴走族の少年たちを描いたSF作品である。
原作漫画はつくりこまれた近未来的な世界観をベースに怒涛の展開が6巻に凝縮された傑作であり、アニメ版も原作者自ら監督をつとめ、斬新な演出が高い評価を得ている。
そしてそのための都市開発の真っ最中で物語は進行し、開催まで残り147日となった日に、とある出来事によってネオ東京は消滅してしまう。
2020年の東京オリンピック開催もさることながら、現在の日本を取り巻く新型コロナウイルスの流行と合致するなど、様々な出来事が現実と奇妙に一致しておりネットで話題に。
Twitterでは作中で「東京オリンピック開催迄あと147日」と描かれた看板に落書きしてあった「中止だ中止」がトレンド入りし、大きな盛り上がりを見せている(そして東京オリンピック中止の可能性も実際に取り沙汰されている)。SPELLMASTER(スペルマスター) プレイ動画
そんな『AKIRA』だが、ANIMAXが2月29日(土)にアニメ映画版『AKIRA』と、大友克洋先生が監督をつとめた長編アニメ映画『スチームボーイ』を放送する。
また4月24日(金)には、メインキャストによる座談会などが収録された特製ブックレットが付属するアニメ映画版『AKIRA』の4Kリマスター版が発売される。
2019年には『AKIRA』の新作アニメーション化や大友先生が監督をつとめる長編アニメ映画『ORBITAL ERA』、大友先生の大全集となる「OTOMO THE COMPLETE WORKS」プロジェクトが発表されており、こちらは続報が待たれている。
国内外に多大な影響を与えた大友克洋先生の『AKIRA』が、現在の日本の状況を予言したのではと騒がれている。
1980年代の作品が東京オリンピック2020の開催を予言
1982年に『週刊ヤングマガジン』で連載を開始。1988年にはアニメ映画も公開され、国内外に大きな影響を与えた伝説的作品『AKIRA』。第3次世界大戦によって荒廃し、そこから立ち上がった都市・ネオ東京を舞台に、超能力者の子どもたち、政府、反政府ゲリラそれぞれの思惑と、そのさなかに巻き込まれていく暴走族の少年たちを描いたSF作品である。
原作漫画はつくりこまれた近未来的な世界観をベースに怒涛の展開が6巻に凝縮された傑作であり、アニメ版も原作者自ら監督をつとめ、斬新な演出が高い評価を得ている。
東京オリンピック開催の予言
作中は2019年という設定であり、かつ2020年には東京でオリンピックが開催されることになっている。そしてそのための都市開発の真っ最中で物語は進行し、開催まで残り147日となった日に、とある出来事によってネオ東京は消滅してしまう。
また、作中に「WHO、伝染病対策を非難」と書かれた張り紙が登場。香港のデモで道路標識を盾にして腕に装着して
— 平野耕太 (@hiranokohta) July 1, 2019
ガラス割ってる人を見て
AKIRAの大東京帝国っぽくてドキドキした pic.twitter.com/4go1e7x5Nb
2020年の東京オリンピック開催もさることながら、現在の日本を取り巻く新型コロナウイルスの流行と合致するなど、様々な出来事が現実と奇妙に一致しておりネットで話題に。
Twitterでは作中で「東京オリンピック開催迄あと147日」と描かれた看板に落書きしてあった「中止だ中止」がトレンド入りし、大きな盛り上がりを見せている(そして東京オリンピック中止の可能性も実際に取り沙汰されている)。
伝説、再び
また4月24日(金)には、メインキャストによる座談会などが収録された特製ブックレットが付属するアニメ映画版『AKIRA』の4Kリマスター版が発売される。
2019年には『AKIRA』の新作アニメーション化や大友先生が監督をつとめる長編アニメ映画『ORBITAL ERA』、大友先生の大全集となる「OTOMO THE COMPLETE WORKS」プロジェクトが発表されており、こちらは続報が待たれている。
アキラの復活
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