大麻(マリファナ)の歴史、医薬品としての扱い、化学的な効果、今まさに変化する法的環境まで、あらゆる角度から大麻に迫る一冊になっている。
人類を悩ませる魅惑・大麻
布の素材や医薬品として、人類の歴史に深く関わってきた大麻。一方で、摂取することで人を酩酊状態にさせる効果を持ち、現在では多くの国で一般人の所持/使用が禁じられている。
しかしここ30年の間にオランダ、スペインなどの欧州各国を筆頭に、ウルグアイ、コロンビアなどの南米各国が相次いで大麻の使用を合法化(各国でそれぞれの基準あり)。
アメリカでも州によって合法化や非犯罪化がなされており、日本でも大きく報じられている。そんな状況を巡ってか、賛否それぞれの立場から近年は多くの議論が続いている。
去年過去最高となった国内の #大麻 の検挙者数。
— ニュースウオッチ9 (@nhk_nw9) May 14, 2019
海外で大麻が合法化されたことが急増の背景にあるという指摘もあります。
いったい何が起きているのでしょうか。
嗜好品として大麻の使用などが合法化されているカナダを取材しました。
#nhk #NW9 pic.twitter.com/nL7gwFSDAB
今こそ真面目に大麻を考えてみよう
このことからもわかるように、大麻ほど議論を呼ぶ魅惑的な植物はない。そこで1888年創刊され、世界850万人が目を通す老舗雑誌・ナショナルジオグラフィックは、詳細な資料と豊富なビジュアルに分かりやすい解説を加えて、大麻の最新の実情に迫る『マリファナ 世界の大麻最新事情』を刊行。
世界中でその存在の扱いに変化が生まれている。今だから考えたい、大麻について真面目に考察した一冊になっている。
『マリファナ 世界の大麻最新事情』の中身を見てみる
マリファナを考える記事
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雑誌情報
マリファナ 世界の大麻最新事情
- 発売日
- 2020年1月31日(金)
- 定価
- 1,400円+税
- サイズ
- A4変
- ページ
- 112ページ(ソフトカバー)
- 発行
- 日経ナショナルジオグラフィック社
【主な内容】
第1章 大麻の歴史
大麻の歴史、使用、乱用、そして禁止へ
「マリファナ」と「大麻」それぞれの名前の由来ほか
第2章 医薬品としての大麻
医療大麻にできること期待される治療効果
奇跡の薬か、誇大広告か? ブランド化された大麻製品ほか
第3章 大麻の化学
大麻の化学的効果人体への作用/合成大麻に潜む危険 ほか
第4章 大麻の栽培
用途に適した品種/大麻産業の今ほか
第5章 変化する法的環境
岐路に立つ大麻合法化への道/大麻と司法制度 ほか
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