遂に最終章に突入した海外ドラマ、『ゲーム・オブ・スローンズ』(通称ゲースロ)。
ジョージ・R・R・マーティンさん著のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作とした、HBO(アメリカのケーブルチャンネル)のテレビドラマシリーズです。Game of Thrones | Season 8 | Official Trailer (HBO)
最終シーズンの第1話は4月15日に全世界同時放送され、間違いなく今世界で最も熱狂を生んでいるドラマだといえます。
一つの季節が不規則に数年間続き、ドラゴンや魔法が存在する世界を舞台に、膨大な登場人物と緻密な人間関係の描写、また壮大なストーリーで、世界でもっとも人気を集めるテレビドラマです。
アメリカテレビ界最高の栄誉とされるエミー賞に、これまで累計128部門でノミネート、47回の受賞を成し遂げ、アメリカのケーブルテレビにおいて歴代最高を記録。シーズン6の制作費は1話ごとに約1000万ドル(約11億円) と、テレビドラマとしては規格外のスケールを誇ります。デナーリス役のエミリア・クラークがトーク番組に出演
昨今のアメリカ映画やドラマ制作現場では、ネタばれの阻止にとても力を入れています。スクープ系メディアが撮影現場に忍び込むのも一苦労で、台本が流出することなどもってのほか。
ゲーム・オブ・スローンズも、一切のリークが出ないままラストシーズンの公開を迎えました。これだけ世界中が熱狂しているなかネタバレなんかをしようものなら、リーク元は世界から消し炭も残らないほどに抹殺されてしまうのではないでしょうか。
しかし、そんなゲーム・オブ・スローンズの登場人物の中でも不動の人気を誇る、“マザー・オブ・ドラゴン”ことデナーリス・ターガリエン役のエミリア・クラークさんは、出演したアメリカの人気トーク番組「The Late Show with Stephen Colbert」で、母親に最終回の内容を漏らしてしまったことを明かしています。しかも、お母さんはその最終回のオチを覚えていないのだとか。
お母さん、それ全世界が固唾を吞んで待ち望んでるオチですぞ。
最近では主人公 ジョン・スノウ役のキット・ハリントンさんの、無名時代にコメディドラマで女装ストリップをしているシーンが掘り起こされ、「キット、本当によかったな...」と涙が出そうになります。
キット・ハリントンさんは、ジョン・スノウ役をラムジー・ボルトン役のイワン・リオンさんと最後まで争ったことは有名な話です。
ラムジー・ボルトンは、物語屈指の、クソをいくらかけてもかけ足りないほどのクソ野郎として知られています。ジョンの義兄・シオンを拷問にかけ性器を切り落とし、ジョンの義妹・サンサを娶って犯す。ボルトン家を継いだ瞬間に義父を殺害。さらに義母と生まれたばかりの弟を獰猛な飼い犬に食い殺させるという世紀のクズ野郎です。
先日行われたゲーム・オブ・スローンズの応援上映では、ナイーブで頭の中お花畑のお嬢様だったサンサが立派な「レディ」へと成長し、捕らえたラムジーを飼い犬に逆に食い殺させるシーンでは大喝采がおきるほど。そんなクズぶりを挙げ出すと枚挙にいとまがないキャラクターを、あやうくキット・ハリントンさんが演じる世界線が存在したのかもしれないと思うと、ぞっとします。
ちなみに、『アクアマン』で一躍スターとなったジェイソン・モモアさんも、デナーリスの夫となる戦闘部族の長としてシーズン1、2に出演しています。
トーク番組のなかでエミリアさんは、最終回の台本をはじめて読んだ時は呆然とし、受け止め方が分からず、何をするでもなく手ぶらでロンドンを2時間ほど徘徊したと語ります。
「人生の意味を考え直した」というのも、ゲーム・オブ・スローンズに携わった8年のあいだに、くも膜下出血の大手術を乗り越えた経験をもち、あるインタビューでは「ゲーム・オブ・スローンズの8年から役者のすべてを学んだ」と語る彼女であれば、当然の言葉かもしれません。
ついに、1年半の沈黙を破り封切りしたゲーム・オブ・スローンズ最終章。日本ではほとんど話題になっていない悲しみを味わい続けていますが、残り5話なった壮大な物語を心ゆくまで楽しみたいと思います。
ジョージ・R・R・マーティンさん著のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作とした、HBO(アメリカのケーブルチャンネル)のテレビドラマシリーズです。
一つの季節が不規則に数年間続き、ドラゴンや魔法が存在する世界を舞台に、膨大な登場人物と緻密な人間関係の描写、また壮大なストーリーで、世界でもっとも人気を集めるテレビドラマです。
アメリカテレビ界最高の栄誉とされるエミー賞に、これまで累計128部門でノミネート、47回の受賞を成し遂げ、アメリカのケーブルテレビにおいて歴代最高を記録。シーズン6の制作費は1話ごとに約1000万ドル(約11億円) と、テレビドラマとしては規格外のスケールを誇ります。
エミリア・クラークが漏洩厳禁のラストを漏らした相手
ゲーム・オブ・スローンズも、一切のリークが出ないままラストシーズンの公開を迎えました。これだけ世界中が熱狂しているなかネタバレなんかをしようものなら、リーク元は世界から消し炭も残らないほどに抹殺されてしまうのではないでしょうか。
しかし、そんなゲーム・オブ・スローンズの登場人物の中でも不動の人気を誇る、“マザー・オブ・ドラゴン”ことデナーリス・ターガリエン役のエミリア・クラークさんは、出演したアメリカの人気トーク番組「The Late Show with Stephen Colbert」で、母親に最終回の内容を漏らしてしまったことを明かしています。しかも、お母さんはその最終回のオチを覚えていないのだとか。
お母さん、それ全世界が固唾を吞んで待ち望んでるオチですぞ。
無名の役者たちから始まった、物語の集大成
放送開始当時は、無名の役者たちの集まりだったゲーム・オブ・スローンズ。サミュエル・ターリー役のジョン・ブラッドリー=ウェストさんなど、ゲーム・オブ・スローンズまではテレビ出演の経験すらなかった俳優たちもいます。最近では主人公 ジョン・スノウ役のキット・ハリントンさんの、無名時代にコメディドラマで女装ストリップをしているシーンが掘り起こされ、「キット、本当によかったな...」と涙が出そうになります。
キット・ハリントンさんは、ジョン・スノウ役をラムジー・ボルトン役のイワン・リオンさんと最後まで争ったことは有名な話です。
ラムジー・ボルトンは、物語屈指の、クソをいくらかけてもかけ足りないほどのクソ野郎として知られています。ジョンの義兄・シオンを拷問にかけ性器を切り落とし、ジョンの義妹・サンサを娶って犯す。ボルトン家を継いだ瞬間に義父を殺害。さらに義母と生まれたばかりの弟を獰猛な飼い犬に食い殺させるという世紀のクズ野郎です。
先日行われたゲーム・オブ・スローンズの応援上映では、ナイーブで頭の中お花畑のお嬢様だったサンサが立派な「レディ」へと成長し、捕らえたラムジーを飼い犬に逆に食い殺させるシーンでは大喝采がおきるほど。そんなクズぶりを挙げ出すと枚挙にいとまがないキャラクターを、あやうくキット・ハリントンさんが演じる世界線が存在したのかもしれないと思うと、ぞっとします。
ちなみに、『アクアマン』で一躍スターとなったジェイソン・モモアさんも、デナーリスの夫となる戦闘部族の長としてシーズン1、2に出演しています。
トーク番組のなかでエミリアさんは、最終回の台本をはじめて読んだ時は呆然とし、受け止め方が分からず、何をするでもなく手ぶらでロンドンを2時間ほど徘徊したと語ります。
「人生の意味を考え直した」というのも、ゲーム・オブ・スローンズに携わった8年のあいだに、くも膜下出血の大手術を乗り越えた経験をもち、あるインタビューでは「ゲーム・オブ・スローンズの8年から役者のすべてを学んだ」と語る彼女であれば、当然の言葉かもしれません。
ついに、1年半の沈黙を破り封切りしたゲーム・オブ・スローンズ最終章。日本ではほとんど話題になっていない悲しみを味わい続けていますが、残り5話なった壮大な物語を心ゆくまで楽しみたいと思います。
なんで日本で人気ないねん。しっかりせえや
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