出演するのは、ときのそらさん、響木アオさんに加え、新人VTuberの猿楽町双葉さんの3人。
彼女たちは、東京下町の一軒家に住む四月一日三姉妹役に挑戦。両親を亡くした3人の笑いあり涙ありの日常が描かれる。
スタッフには、企画協力として『勇者ヨシヒコ』の酒井健作さんをはじめ、監督に『住住』の住田崇さん、脚本には『バイプレイヤーズ』のふじきみつ彦さんなど、テレビや映画で活躍するメンバーが集まった。
本作は講談社でコミカライズが決定、2月21日から担当作家の一般公募がはじまっている(外部リンク)。
女優デビューするVTuber、個性もキャリアも異なる3人
ときのそら
大学卒業後、アルバイトをしながら声優をしている長女・一花を演じるのは、生放送や歌動画の投稿を中心にバーチャルアイドルとして活動しているときのそらさん。活動当初から「横浜アリーナでの単独ライブ」を目標として掲げており、3月27日(水)にはビクターからアーティストデビューが決定。フルアルバム『Dreaming!』を発売予定だ。
今回わたしがドラマ『四月一日さん家の』一花役でまさかの女優デビューということで、 本当にびっくりしています! 今までプロの方に演技を教わったこともなくて、 台本のセリフを覚えるところからすごく大変でしたが、 三姉妹の長女役だったので日頃からみんなに「お姉ちゃんっぽい」と言われるところ? がドラマで活かせていたらいいなと思います。 アオちゃんや、 今回初めて一緒になった双葉ちゃん、 そしてスタッフさんもみんなが頑張っ作り上げた作品だと思うので、 頑張った分たくさんの人に観てもらえて、 楽しんでもらえたらうれしいなと思います! ときのそらさんコメント
猿楽町双葉
高卒、アパレルショップに勤務中の次女・二葉を演じるのは、『四月一日さん家の』オーディションに合格し、 VTuberとしては異例のドラマでデビューを飾る猿楽町双葉さん。江戸時代末期の渋谷・猿楽町にあった忍者の家系に生まれ、自身も忍者修行中。偶然迷い込んだ「電脳空間」で江戸に戻るまでの芝居や歌、 踊りの勉強することとなったという。
初めまして猿楽町双葉です! 四月一日家の次女を演じています。
何もかもが初めての経験で今もまだ緊張しています。
そらちゃん、 アオちゃんと共に和気藹々と楽しく作った作品、 沢山の方に毎週楽しんで観て
いただけたら嬉しいです! よろしくお願いします。 猿楽町双葉さんコメント
響木アオ
理工学部に通う現役女子大生である三女・三樹を演じるのは響木アオさん。引きこもり生活から一転し「みんなと響きあいたい」という思いを胸に、大型新人として注目を集めている。2018年にエイベックスよりアイドル、作詞・作曲家としてデビューを果たし、全国6都市を回るツアーを開催した。
なお、本日2月21日22時からは、YouTubeのときのそらチャンネルにて、ときのそらさんと響木アオさんによるドラマ出演記念生放送が予定されている。三女三樹役の響木アオです! この度、 こうして素敵な作品に関わらせていただけてとっても嬉しいです!!
生まれてきてよかった~~! ありがとうさぎ~~~!!
撮影は初めてのことばかりでドキドキでしたが、 終われば楽しかった記憶しかなく、
本当に素敵な経験をさせていただきました!
みんなのこだわりが詰まった『四月一日さん家の』。
たくさんの人に楽しんでもらえますように! みんなと観られるの楽しみっ(ハート) 響木アオさんコメント
業界を代表する錚々たるスタッフが集結
監督は住田崇さんをはじめ、映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』の湯浅弘章さん、「猫侍」シリーズの渡辺武さん、バラエティ「YOUは何しに日本へ」の太田勇さんら。脚本はふじきみつ彦さん、お笑い芸人コンビ・シソンヌのじろうさん、「ウレロ★」シリーズの土屋亮一さん、『おはよう忍者隊ガッチャマン』の堀雅人さん、『猿以外の惑星』の熊本浩武さんらが手がける。
スタイリングは、実写映画『モテキ』やアニメ『未来のミライ』などでも活躍する伊賀大介さん。音楽は、『とと姉ちゃん』などの多くの映画・ドラマ音楽を手がける遠藤浩二さんと、豪華な面々が集結した。
プロデューサーをつとめる五箇公貴さんは、「実写スタッフとVR技術スタッフ、そしてVTuberの女優が混然一体となりVRの世界で苦楽を共にし、幾度とない試行錯誤を繰り返しながら一つのゴール目指し先品を作れたことは私個人としても今まで経験したことのない感覚で、確実に新しい時代のエンターテインメントの夜明けを感じました」と、手応えを語っている。
バーチャルYouTuber(VTuber)という存在を初めて見たときに感じた衝撃は今でも忘れられません。
VTuberのおかげで、正直遠くに感じていたVRジャンルにおけるエンターテインメントの可能性が物凄く身近な存在になったとともに、無限に広がる可能性を感じました。そして去年の夏前頃、どうにかVTuberの方々と一緒に、まだ見ぬ新しいエンターテインメントを作りたいと思い企画を開始しました。VTuberの特性を色々考え、研究し、あえてテレビの王道で昭和の香りもする“シチュエーションコメディ”を最新の技術を使ってやってみたら面白いのでは? と思いつきました。
実写スタッフとVR技術スタッフ、そしてVTuberの女優が混然一体となりVRの世界で苦楽を共にし、幾度とない試行錯誤を繰り返しながら一つのゴール目指し先品を作れたことは私個人としても今まで経験したことのない感覚で、確実に新しい時代のエンターテインメントの夜明けを感じました。
2019年は『バーチャルのど自慢』、『バーチャルさんはみている』などVTuber界隈が盛り上がってきています。我々バーチャルYouTuberドラマ『四月一日さん家の』もVTuberエンターテインメントの盛り上げ役の一端を担わせていただければと思っております。バーチャル世界の方々も実世界の方々も、この試みを温かく見守ってくださると幸いです。プロデューサー・五箇公貴さんコメント
アニメに続くドラマ化にファンの反応は?
いまや国内だけで6000人を超えるというVTuberは、テレビなどへの進出も活発化している。最近では1月からアニメ『バーチャルさんはみている』が放送中だ。それに続くかたちとなるドラマ『四月一日さん家の』に対しては、「バーチャルさんがあってのだから食わず嫌いもいるかもしれませんが、自分はとっても期待しています」「「みなみけ。」が大人になったらこんな感じかな~と思いました」「こういうのを待ってた」など、ドラマの公式Twitterには好意的な意見が寄せられている。
そうした声に、Twitterアカウントがひとつひとつ丁寧に返信しているのも印象的だ。
バーチャルさんがあってのだから食わず嫌いもいるかもしれませんが、自分はとっても期待しています☺️
— 🌃⚡夜雷 京✪ヤライ ケイ (@Yarai_Kei) 2019年2月20日
声優て聞いてたけど、女優だった!?
— 伊豆巫女鉈@ぺたんげ🤖 (@Izu_Miko_Nata) 2019年2月21日
「みなみけ。」が大人になったらこんな感じかな~と思いました。
そらちゃんはドジっ子ママポジでいつも通り?(๑╹ᆺ╹)今夜の晩飯は大丈夫か…
アオちゃんはクール理系女子役!新たな
一面にドキドキ。
二葉さんも二人を引っ張るしっかり者感出て好感持てます!
(c)「四月一日さん家の」製作委員会こういう映像って初めは違和感あるけど見て行くうちに気にならなくなっていくことが多い(レゴが演技してても全く違和感を感じなくなった自分に驚き)肝心なのは話のおもしろさですな
— あっぷるじんじゃー (@hiro_s_h) 2019年2月21日
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番組情報
『四月一日さん家の』
- 放送
- 2019 年 4 月19日(金)スタート 毎週金曜深夜0時52分~1時23分
- 放送局
- テレビ東京 テレビ大阪 他
- 出演
- ときのそら、 猿楽町双葉(新人)、 響木アオ
- 企画・構成
- 酒井健作
- 脚本
- ふじきみつ彦、 じろう(シソンヌ)、 土屋亮一、 堀雅人、 熊本浩武
- 監督
- 住田崇、 湯浅弘章、 渡辺武、 太田勇
- スタイリスト
- 伊賀大介
- 音楽
- 遠藤浩二
- チーフプロデューサー
- 大和健太郎
- プロデューサー
- 五箇公貴、 赤津慧、 向井達矢
- 制作
- テレビ東京 ハロー
- 制作協力
- ラインバック
- 製作著作
- 「四月一日さん家の」製作委員会
【あらすじ】
舞台は東京江東区・門前仲町にある、長女・一花(ときのそら)、次女・二葉(猿楽町双葉)、三女・三樹(響木アオ)の三姉妹が暮らす四月一日家。三姉妹の母親は幼少期に他界。父親も昨年亡くなり、一軒家を相続し、3人だけの共同生活をしている。
生活の中で起こる、ささいな出来事や思わぬ事件を描き、リアリティあふれる姉妹の会話によって繰り広げられる、笑いあり涙ありのほのぼの日常系シチュエーションコメディドラマ。
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