カメラマンが本職ではないものの、コスプレイヤーやコンパニオンを撮影する人たち(通称:カメコ)の世界を描いただよねさんによる漫画『野良カメコのピラミッド』が12月21日に発売された。
有名レイヤーから認知されず、囲み撮影からもはじき出される不遇の底辺カメコことアラフォーの「野良カメコ」を主人公に、その苦労や独特の文化を描いている。
コミックスの帯には人気コスプレイヤー・伊織もえさんから「絶対に!私は!出さないで欲しい!やつ!!!」と、激推し(?)のコメントも寄せられている。
『野良カメコのピラミッド』には、週末のコスプレイベントには必ず参加する野良カメコの主人公・だよねの視点から、カメコならだれもが共感してしまいそうな悲哀が満載。 たとえば、撮影のために列に並んでいたのに、前の人が列切り(コスプレ撮影のとき、列の最後尾の人が自分の後ろに並ばないようにすること)をしていなかったり、身内撮り(コスプレイヤーが知り合いのカメコだけに写真を撮らせる行為)のため断られたりする悲劇。 撮影後、きれいにレタッチ(ソフトを使って肌や歯をきれいにする処理)した写真を送っても、コスプレイヤーからの反応がないことも。
ほかにも、カメコのいろいろなタイプやそれぞれの認知度を上げるための努力など、独特の文化や専門用語も注釈付きで紹介している。言葉は知っているけどよくわからないカメコの世界を、コミックマーケット前にのぞいてみては?
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有名レイヤーから認知されず、囲み撮影からもはじき出される不遇の底辺カメコことアラフォーの「野良カメコ」を主人公に、その苦労や独特の文化を描いている。
コミックスの帯には人気コスプレイヤー・伊織もえさんから「絶対に!私は!出さないで欲しい!やつ!!!」と、激推し(?)のコメントも寄せられている。
伊織もえが激推しする野良カメコの世界とは?
「コスプレイベントに現れる孤独な中年男性を人は『野良カメコ』と呼ぶ」と作中で説明される存在・野良カメコ。コミックマーケットやゲームショウ、モーターショーなどのイベントで、コスプレイヤーやコンパニオンの写真を撮影する人のことだ。『野良カメコのピラミッド』には、週末のコスプレイベントには必ず参加する野良カメコの主人公・だよねの視点から、カメコならだれもが共感してしまいそうな悲哀が満載。 たとえば、撮影のために列に並んでいたのに、前の人が列切り(コスプレ撮影のとき、列の最後尾の人が自分の後ろに並ばないようにすること)をしていなかったり、身内撮り(コスプレイヤーが知り合いのカメコだけに写真を撮らせる行為)のため断られたりする悲劇。 撮影後、きれいにレタッチ(ソフトを使って肌や歯をきれいにする処理)した写真を送っても、コスプレイヤーからの反応がないことも。
ほかにも、カメコのいろいろなタイプやそれぞれの認知度を上げるための努力など、独特の文化や専門用語も注釈付きで紹介している。言葉は知っているけどよくわからないカメコの世界を、コミックマーケット前にのぞいてみては?
写真集の発売も決定、人気レイヤー 伊織もえ
帯コメントを寄せた伊織もえさんは、様々なイベントでコスプレを披露している人気コスプレイヤー。イベントだけではなく、最近はコミック雑誌の表紙を飾っている。2019年1月には初の写真集『ぼくともえ。』の発売も決定。今後の活動が注目されるコスプレイヤーのひとりだ。少年マガジンが明日発売されます🎉🎉🎉
— 伊織もえ🐻12/29東シ29ab 30日NBB (@moe_five) 2018年9月11日
奇跡の少年誌初表紙で、一年くらいは「いおりんえらいね!🎉」って言われたい☺️(ありがとう)
事務所も無く、レイヤーいち個人で活動して、グラビア始めて、コスプレイヤーという立ち位置でありながら少年誌の表紙を飾れたことが凄く嬉しく思います
ありがとう pic.twitter.com/we0NvVAO68
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