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  • 小野不由美の『十二国記』の新作が2019年に刊行される
  • 延期を重ねた待望の新作、また長編としては最後となる
  • Twitterでもトレンド入り

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『十二国記』新作、2019年刊行 傑作ファンタジーの朗報がトレンド入り

小野不由美『華胥の幽夢 十二国記』/画像はAmazonより

小野不由美さんの大作ファンタジー小説『十二国記』の新作が2019年に刊行されることがわかった。

12月12日(水)、「十二国記の日」の嬉しいお知らせとして、新作の第一稿が届いたことを新潮社が発表した。

発売日はまだ決定しておりませんが、来年2019年に刊行されることは間違いありません」としている。

延期を重ねた待望の新作である点に加えて、2012年の雑誌『ダ・ヴィンチ』の小野不由美特集号にて次の新作で長編としては最後となると語られているだけに、大きな関心を集めている。

Twitterでも「十二国記」がトレンド入りを果たしている。

現代小説家を代表する小野不由美

小野不由美さんは、ホラーを題材にしたミステリーをはじめ、巧みな心理描写を端正な文章で綴る作風から、多くの読者を獲得している小説家。

アニメ化・漫画化もされた傑作怪奇巨編『屍鬼』はじめ、多くのヒット作を持ちながらも長らく無冠の作家だったが、後に実写映画化もされた『残穢』で山本周五郎賞を受賞した。

『十二国記』は、その小野不由美さんを代表する大作ファンタジー小説シリーズ。1991年から刊行され、シリーズとしては十数冊が刊行されている(新潮社と講談社、また完全版などで数え方が異なる)。

12の国がそれぞれの王によって統治されている古代中国風の異世界を主な舞台に描かれる。

王と、王を選ぶ麒麟、十二国に流れ着いた地球人、それぞれ魅力的な登場人物たちが、各国の情勢を背景に壮大な物語を編んでいく。

読み応えのある重厚なファンタジーだが、少年少女にも広く受け入れられてきた。2002年から2003年にかけて、NHKBS2にてテレビアニメ化もされている。

イラストはすべて、『ロードス島伝説』のイラストなどでしられる漫画家・イラストレーターの山田章博さんが手がけている。

ファンタジー巨編『十二国記』、ついに完結か

発表された『十二国記』の新作は、新作としては2013年の『華胥の幽夢』(かしょのゆめ)以来の刊行となる。物語の舞台は戴国。 新作の執筆については、2014年から新潮社公式サイト内の『十二国記』のページにて、2014年からその進行の様子が伝えられてきた。

その時点で、原稿用紙1000枚を超える大作となっていることは明かされていたが、完成の目処は触れられていなかった。

お待ちいただいている「十二国記」新作の原稿は1000枚を超えています。そして、執筆はまだ続いております。どんな物語になるのか、期待に心躍る長編大作。 十二国記通信―麒麟便り―「新作についてお知らせです。」より|小野不由美「十二国記」新潮社公式サイト|新潮社

その後、『残穢』の映画化を挟みながら、「2016年中の完成を目指し、着々とご執筆が進んでおります。」と新潮社からは報告されていた。

しかし2016年末には小野不由美さんの体調不良が長引いていることが明かされ、やはり2017年末にも体調が万全ではないながら執筆が進んでいて2018年中の出版を目指していると言及されていた。

そしてついに2018年12月に第一稿が届いたことを発表。2019年の刊行に向けて、これから編集作業やイラストの準備といった本づくりが始まる。

日本の小説、の話

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