落札された《Black Lotus》は、1993年に発表された『Magic: The Gathering』最初のエキスパンションである「limited edition」の中でも、最初期に印刷された「α」と呼ばれるシリーズのもの。
《Black Lotus》の魔力と魅力
状態もよく、トレーディングカードなどの品質を格付けする企業・Beckettは、その品質について「9.5」のグレードをつけていた。状態の良い「α」版の《Black Lotus》が市場に出回ることは、ほとんどない。『Magic: The Gathering』は、毎ターンに1枚だけ置ける「土地」カードからマナと呼ばれる魔力を生み出し、呪文を唱えたり、生物を召喚して戦うゲーム。
しかし、《Black Lotus》は0マナ(ノーコスト)でいきなり3マナを生み出すことができ、1ターン目で土地と合わせて出せば、4ターン分を前借りしてしまう強力なコスト踏み倒しカードだった。その威力はまさに「ぶっ壊れ」であり、後にこれを越えるようなカードは印刷されておらず、また再録も禁止となっている。
上述の通り実際のゲームでも強力なカードだが、イラストの美しさや、そのめずらしさも相まってコレクターからの人気も非常に高い。
7月に開催された『Magic: The Gathering』の大規模大会「グランプリ千葉」では、《Black Lotus》のイラストを模したプレイマットが発売され、そちらも即完売となった。
なお、カードゲームショップ・BIGMAGICの秋葉原店では現在「β」版の《Black Lotus》が7月に入荷され、現在も2,850,000円で売りに出されている。【拡散希望】グランプリ・千葉2018生放送はこちら! @mtgjp をフォローのうえRTしてくれた方から抽選で5名に、25周年記念のプレイマットをプレゼント!締切は本日放送終了まで!
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) 2018年7月21日
Twitch→https://t.co/pObHc1ZAmm
ニコニコ→https://t.co/WVZtH6Yoj0
#mtgjp #GPChiba pic.twitter.com/7lsckZPKgL
店頭では状態等の確認ができるほか、通信販売も可能となっている。【#mtgjp】
— BIGMAGIC秋葉原店@お店アプリはじめました! (@bigmagicakb) 2018年7月23日
β版Black Lotus(ブラックロータス)
BECKETT BGS Graded 9
入荷しました!!!
お値段285万円!
弊社通販bigwebでも注文可能です!https://t.co/XrWzp4deU2
※照明機器による退色を防ぐ為、店頭にはダミーを展示しております pic.twitter.com/8SNRfIDYKo
約1000万円で落札された《Black Lotus》に比べると、あまりに懐に優しい価格設定についついポチりたくなってしまうが、購入する際は、自分の置かれた環境や収入、家族や仲間、自分の趣味性などをよく考えてからにしたいところだ。
『Magic:The Gtahering』のことをもっと知る
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント