【フジロックじゃない】振り返ったらファレル・ウィリアムスがいた話

Pharrell Williamsさん(@pharrell)がシェアした投稿 -

ファレル・ウィリアムスさんのInstagram

POPなポイントを3行で

  • ファレル・ウィリアムスに出会った筆者の物語
  • 悪天候の渋谷、場所はとあるギャラリー
  • 憂鬱になりがちな雨の日でもきっといいことがある
強烈な雨が降ったり止んだり──台風が接近する7月28日、「こんな天気で出かける人はいないだろう」と、ひとけの少なさを期待して家を出た。

当日は渋谷の「Sorayama Explosion」を皮切りに、銀座の「HARUMI YAMAGUCHI×YOSHIROTTEN『Harumi’s Summer』」、上野の「ミラクル エッシャー展」という3つの展覧会を回る予定だった。

「AIBO」「セクシーロボット」で知られる空山基の個展で…

「Sorayama Explosion」は、「セクシーロボット」シリーズやソニーが開発したロボット「AIBO」のコンセプトデザインで知られるアーティスト・空山基さんの新作個展だ。

会場となったギャラリー・NANZUKAを初めて訪れた筆者は、地下へと続く階段を降りていき、少しひんやりとした空間で新作彫刻やペインティングを鑑賞していた。 およそ5人だっただろうか。悪天候の影響もあるのか、会場にいた人数は少ない。期待どおりの結果に、連日長蛇の列ができている「エッシャー展」もスムーズに入れるだろうと確信した。

背後にいたサングラス姿の男性はグラミー賞歌手に酷似

変化に気づいたのは入場から10分後。作品を鑑賞する自分の背後に人の気配。それも大勢だ。

気になって振り返ると、ショートパンツに長袖のパーカー、キャップにサングラス姿の男性を中心に、およそ10人ほどの関係者たちによる人だかりができている。

入り口に目をやると、大柄な男性が2人。まるで門番のように立っていた。

何事かともう一度サングラスの男性を見ると、洋楽に明るくない筆者でもたしかに見覚えがある。

そうだ、有名な人だ

これはまず間違いなかった。その後、即座に「もしかしてファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)という方ではないか?」という考えが頭をよぎった。
Pharrell Williams - Happy (Video)
とはいえ、基本的にアーティスト写真くらいしか見たことがない筆者は確信には至らず。

彼らが写真を撮ったり談笑したりするのを背後に感じながら、自分も写真を撮ったりしていた。

悪天候がもたらした奇跡的な出会いの結末

ファレル・ウィリアムスさんらしき一段が会場を後にしたのに続いて、筆者も次の目的地へと向かう。

途中「本人? 勘違い?」と思いながら、本人のInstagramを確認してみた。

Pharrell Williamsさん(@pharrell)がシェアした投稿 -

そこには自分が見たままの姿で、空山基さんの作品の横にたたずむ彼の姿が。

ファレル・ウィリアムスさんだ

世界的な音楽プロデューサーとして知られ、「FUJI ROCK FESTIVAL'18」には自身が率いるN.E.R.Dとして参加し、27日ヘッドライナーをつとめたあと東京・渋谷を訪れたのだろうファレル・ウィリアムスさんがそこにはいた。

フジロックでは、グラミー賞も受賞したDaft Punkとの名曲「Get Lucky」をサプライズ披露して苗場を沸かせたそうだ。

NANZUKAさん(@nanzukaunderground)がシェアした投稿 -

ちなみにNANZUKAのInstagramアカウントにも写真が投稿されており、両方の写真が撮影されていた時間、筆者がその場にいたことは言うまでもない。

ファレル・ウィリアムスさんも、人が少ないことを見込んで訪れたのだろうか。苗場でパフォーマンスして、翌日には東京だなんて大変じゃないだろうか。

そんなどうでもいいことを考えながら、雨粒で濡れる銀座線に揺られていた。

なお、「Sorayama Explosion」は8月11日(土)まで、「Harumi’s Summer」は8月25日(土)まで、それぞれ渋谷と銀座で開催されている。

不思議な記事

この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

1件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

CKS

CKS

日記かよワロタ