『荒野行動』アンバサダーに本家バトロワ深作健太が就任!

『荒野行動』アンバサダーに本家バトロワ深作健太が就任!
『荒野行動』アンバサダーに本家バトロワ深作健太が就任!

深作健太さんが日本首席ストーリーアドバイザーに就任した『荒野行動』

POPなポイントを3行で

  • 『バトル・ロワイアル』の深作健太が『荒野行動』のアドバイザーに
  • バトルロイヤルものの始祖的作品を父と共同で制作
  • 『PUBG』との類似性も指摘されるその動向に注目が集まる
中国発のスマートフォン向け人気バトルロイヤルゲーム『荒野行動』のストーリーアドバイザーに、映画『バトル・ロワイアル』で脚本をつとめた深作健太さんが就任した。

『荒野行動』は、韓国のゲーム『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(PUBG)との強い類似性が当初から指摘されており、4月に入って『PUBG』の開発会社・PUBG Corporationから配信・開発差し止めの訴訟が行われたと報じられたばかり。

そんな中、今日に至るバトルロイヤルものの始祖的作品の一つである『バトル・ロワイアル』で重要な役割を果たした深作健太さんの就任は、大きな反響を持って受け入れられている。

深作健太さんは今後、『荒野行動』の世界観を執筆するという。

『荒野行動』と『PUBG』、ターゲット層の違い

『荒野行動』は、中国のNetEaseから2017年11月にリリースされ、日本でも若者を中心に大流行。ゲーム実況主やYouTuberらによるプレイ動画も盛り上がっている。
【荒野行動 -Knives Out-】初見だけどイケる気しかしない!!
一方の『PUBG』はXbox OneやPC向けに展開されており、コアユーザーから厚い指示を得ている。

いずれもオンラインで100人のプレイヤーが生き残りをかけて孤島で戦い抜くというゲーム内容だが、『荒野行動』はやはりスマートフォンで手軽にプレイできることから、敷居が低く若年層のプレイに繋がっていったと考えられる。

なお、『PUBG』も、ついに日本でもモバイル版を5月中旬にリリースすると発表している。

『バトル・ロワイアル』で金字塔を打ち立てた深作健太が参戦

今回、『荒野行動』の日本首席ストーリーアドバイザーとして、『バトル・ロワイアル』の深作健太さんが就任した。

深作健太さん

『バトル・ロワイアル』は高見広春さんによる小説が1999年に刊行され、それを原作とする巨匠・深作欣二監督による実写映画が2000年に公開された。

今ではアニメやゲーム、漫画において全く目新しいものではなくなってしまったが、当時、中学生同士が殺し合うというストーリーは物議を醸し、社会問題となった。

原作小説・映画いずれにおいても、登場人物それぞれの極限の心理を克明に描き、骨太な物語として現在も語り草となっている。
深作健太氏によるスペシャルインタビュー公開
深作欣二さんがメガホンをとった実写映画版において、息子である深作健太さんは脚本を手がけ、親子で共同制作という形をとった。

『バトル・ロワイアル』の続編を撮影中に亡くなった深作欣二さんの意志を継いで、深作健太さんが『バトル・ロワイアルII 鎮魂歌』を完成させたのが2003年。

以降、とりたてて目立った活動はなかったが、今回再び、誰もが予想しなかった形でその名が急浮上することとなった。

2018年の夏以降、その深作健太さんが『荒野行動』のために書き下ろした予告編が公開される予定。

発表では、「『荒野行動』が日本における最も正統派バトルロワイヤルスタイルのゲームになるように力を入れております」としている。

『荒野行動』を支持する若年層には『バトル・ロワイアル』と深作健太という単語に聞き覚えはないだろうが、市場競争が激化するバトルロイヤルゲームにどのような影響を与えるのか、注目が集まる。

『荒野行動』と『PUBG』

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