連載 | #46 渋谷万歳

SHIBUYA109、ギャル減少でロゴ刷新 新シンボルを考えるのは「みんな」

SHIBUYA109、ギャル減少でロゴ刷新 新シンボルを考えるのは「みんな」
SHIBUYA109、ギャル減少でロゴ刷新 新シンボルを考えるのは「みんな」

SHIBUYA109

POPなポイントを3行で

  • SHIBUYA109が40周年を機にロゴマークを刷新
  • 新ロゴは一般公募のコンペティションで決定
  • 背景にヤングファッションの聖地としての変化
東京・渋谷のランドマーク「SHIBUYA109」が40周年を迎える2019年にロゴマークを刷新することがわかった。

新たなロゴは109史上初の一般公募によるコンペティションから選出。賞金は最優秀賞が109万円、優秀賞が10.9万円

応募期間は4月18日から5月20日(日)まで。すでにエントリー用の特設ページも用意されている。

マルキューことSHIBUYA109が40周年でロゴ刷新

10代から20代の女性を中心とした若者の聖地として、「マルキュー」の略称で親しまれてきたSHIBUYA109。 2019年に開業から40周年を迎えるにあたって、多くの人から共感され、愛される同ビルのイメージを、一般公募によってつくっていく。

そのの背景にあるのは時代やSHIBUYA109の周囲を取り巻く環境の変化だ。

一部報道では、これまでの主要ターゲットだったギャル人口の減少や、海外ファストファッションブランドの参入などの理由も挙がっている(外部リンク)。

運営するSHIBUYA109エンタテイメントの発表によると、ヤングファッションの聖地として地位を確立してきたが、「時代や環境の急激な変化により、今まで築いてきた地位やあり方を柔軟に変化させるべきタイミングがきている」と説明。

ロゴマークの刷新はその一環であり、新たなシンボルを「みなさまと一緒につくり上げていく」という。

思い思いのマルキューを新たなロゴでデザイン

4月18日からは、早くも一般から新デザインの募集をスタート。 エントリー方法は2種類。ひとつは、デザインソフトなどを使ってデザインしたロゴを、メールか郵送で送る。

そして「専用のソフトがない」「イチからデザインするのは難しい」という人にオススメなのが、もうひとつの方法だ。

4月20日(金)に公開される「109ロゴメーカー」を使って、フォントやカラーを選びロゴを作成。つくったロゴをTwitterでシェアすれば応募完了だ。

興味のある人は特設ページ内の応募要項をチェック。いつも目にしていた、よく買い物に使っていたなど、それぞれのSHIBUYA109に対する思い思いの感情を、新しいロゴとして表現してみよう。

変わっていく渋谷、若者たちも変わってる?

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渋谷万歳

日本が世界に誇るべき最高のポップシティ、渋谷。 あらゆるカルチャーと人種が集まるこの街で、毎日のように繰り広げられるパーティー、愛のはじまり、夢の終わり、高揚感と喧噪、その捉えがたきポップの断片をかき集める人気連続企画。 2010年代は渋谷から発信されていく、と思う。

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