モーションはバンプとのコラボも担当したYumiko
当日のパフォーマンスを見たファンからは、初音ミクの滑らか過ぎるモーションに驚きの声が上がっていた。クリプトン・フューチャー・メディア社によると、今回のワールドツアーでの初音ミクのダンスは、3月に公開され話題を呼んだ、ロックバンド・BUMP OF CHICKENと初音ミクのコラボ曲「ray」のMVでの初音ミクのダンスや、アイドルグループ・でんぱ組.incのダンス振付などで知られる、コレオグラファー(振付師)のYumikoさんが担当しているそうだ。
そして、さらにテクノポップユニット・Perfumeのダンス振り付けやライブ演出を手がけていることで知られるMIKIKOさんが率いる、ダンスカンパニー・ELEVENPLAYのダンサー2名が彩りを添えていることも明かされた。
たった30分のセッティング時間
さらに、ファンを驚かせた当日の初音ミクの圧巻の転換のスピードの秘密も判明した。今回のオープニング・アクトでは、セッティングに30分、撤収に10分という限られた時間しか許されていなかったよう。
つまり、30分という短い時間で、機材の設置や映像コンテンツの位置合わせなどを終わらせなければならなかった。そこで新システム「30システム(サンマルシステム)」が開発され、同システムによって、往来では考えられなかった機動性で初音ミクのステージを実現させることができるようになったとのことだ。
同社の所在地である札幌市の舞台技術者やクリエイターとの協力によって、わずか1ヶ月で開発された「30システム」。7月19日(土)から9月28日(日)にかけて開催される「札幌国際芸術祭 2014」に出展される予定のようだ。当日の映像の投射はないそうだが、ドキュメンタリー映像と共に展示予定。詳細は公式Webサイトにて告知されるという。
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