『小悪魔ageha』出版のインフォレストが倒産 コンテンツ売却を検討

『小悪魔ageha』出版のインフォレストが倒産 コンテンツ売却を検討
『小悪魔ageha』出版のインフォレストが倒産 コンテンツ売却を検討

『小悪魔 ageha (アゲハ) 2014年 05月号』の表紙

ギャル系ファッション誌『小悪魔ageha』やギャルママ雑誌『I LOVE mama』、ストリートマガジン誌『Samurai magazine』、コスプレ専門誌『COSMODE』など、若者を中心に絶大な人気を誇る数々の雑誌や書籍を出版するインフォレスト株式会社が、4月15日付けで事業停止、及び債権債務の調査を弁護士に一任したことが明らかになった。これは事実上の倒産を意味するだろう。

負債額は30億

帝国データバンクの発表によると、インフォレスト株式会社の負債額は30億円。前述の『小悪魔ageha』は、度々テレビ番組などでも取り上げられ、2008年には販売部数が30万部を突破。中でも2009年3月号に掲載された飯島愛さんの追悼ページは各所で話題を呼んだ。

しかしそれ以降は既存の雑誌の売上が低迷し、代表の交代や従業員の削減などの施策を試みるも、資金繰りが厳しくなり、限界がきてしまったようだ。

出版元のインフォレスト株式会社が事業停止したことは確かだが、既存の雑誌が廃刊になるとは限らない。帝国データバンクによると最後に「今後は債権調査を進めるとともに、出版物等のコンテンツ売却の検討を進めるとしている。」と記されている。

売上が低迷しているものの、いまだに根強いファンを持つ雑誌もあるだけに、存続を願いたいところだ。
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