メカデザインを河森正治さんが担当した特撮映画
『ガンヘッド』はバブル真っ只中の1989年に公開された劇場用映画。『機動戦士ガンダム』のサンライズと『ゴジラ』の東宝、両者のタッグだからこそ実現できた、巨大ロボットが登場する実写特撮作品だ。監督は原田眞人さん、特技監督は多くの「ゴジラ」シリーズに参加した故・川北紘一さんがつとめ、メカニカルデザインは「マクロス」シリーズで知られる河森正治さんが担当。メインキャラクターのひとり、日本人青年・ブルックリンは高嶋政宏さんが演じている。2025年、太平洋上の火山島8JOに作られた世界初の全自動ロボット製造工場「マザータワー」を管理するスーパーコンピュータ<カイロン5>が全世界に宣戦布告した。そして、開戦から373日目、ガンヘッド大隊最後の一機が、マザータワーの守護神「エアロボット」に敗れ、人類は全面降伏することになった。が、<カイロン5>は勝利と共になぜか活動を停止した。
このロボット戦争から13年後のある日。現在では封鎖地区である8JOに侵入するものがあった。自由人を標榜する”Bバンガー”の面々達である。そのひとりブルックリンは、ロボット戦争の最後の戦闘マシーン「ガンヘッド・ユニット507」を発見、コクピットに乗り込んだ……。 サンライズ公式サイト内作品紹介ページより
「ガンダム」シリーズの印象が強いサンライズが生み出した、唯一の実写ロボット映画『ガンヘッド』。公開時に4歳だった筆者は、もちろん当時を知るわけではない。しかし後年、映像を目にしたとき、工場という屋内で巨大ロボットが繰り広げるバトルアクションに魅了された。
だからこそ、その衝撃を、次はスクリーンで味わいたい。また、当時を知る人が「あの頃の衝撃をもう一度!」と、感じたとしても不思議ではないだろう。
『ガンバルガー』に『アイアンリーガー』 サンフェスの胸アツな上映作品
そんな発達したコンピューターと人間の戦いという、現代も通じるテーマを描いた『ガンヘッド』が8月23日(水)、「サンライズフェスティバル2017翔雲」内で上映される。通称サンフェスこと「サンライズフェスティバル」は、2010年に始まったサンライズ作品の一挙上映イベント。上映は通常上映、レイトショー、オールナイト上映の3種類に分かれており、9回目となる今回は、30作品が上映されるほか、作品によってはキャストやスタッフがゲストとして登場する。サンライズフェスティバル公式HPが更新されました!調整枠の8/23回が決定!サンライズ唯一の特撮ロボット映画「ガンヘッド」が35mmFilmで参戦です。
— サンライズフェスティバル (@sun_fes) 2017年6月9日
その他、追加ゲスト情報や上映話数を追記しました。https://t.co/qsQzShllmt #sunfes
『ガンヘッド』以外にも、放送25周年を迎えた『ママは小学4年生』や同30周年の『ミスター味っ子』、「エルドラン」シリーズ第2作『元気爆発ガンバルガー』など、30代から40代を元気にするアニメがラインナップ。
ロボット同士のスポーツバトルを描いた『疾風!アイアンリーガー』では、なんと応援上映が行われるという。
オールナイトチケットはイープラスで販売中。レイトショーチケット、通常上映チケットは各劇場窓口、公式Webサイトでの販売される。オールナイトチケットには一部、販売が終了している作品もある。
でも大丈夫。『ガンヘッド』の上映はレイトショー、チケットの販売はこれからだ。
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イベント情報
サンライズフェスティバル2017翔雲
- 開催期間
- 第1部:2017年8月11日(金・祝)~8月25日(金)
- 第2部:2017年9月2日(土)~9月16日(土)
- 会場
- 新宿ピカデリー 東京都新宿区新宿3丁目15番15号
- テアトル新宿 東京都新宿区新宿3-14-20 新宿テアトルビルB1F
- TOHOシネマズ 新宿 東京都新宿区歌舞伎町 1-19-1 新宿東宝ビル3階
- チケット
- レイトショー、通常上映チケット 1,800円(税込)
- オールナイトチケット 4,300円(税込)
- ※詳細は公式サイト内「TICKET」ページをご覧ください。
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