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Perfume×PanasonicのAWA DANCEをサッカー選手が完コピ!? 驚愕の舞台裏

Perfume×PanasonicのAWA DANCEをサッカー選手が完コピ!? 驚愕の舞台裏
今、テレビをつければ、あるいはYouTubeを開けば、一番に目につくものと言えば“ダンス”だろう。

あらゆるメディアで膨大な情報が発信される中、もっとも視覚的・感情的に強く訴えかけるダンスの力が、今、広告業界で改めて注目されている。

昨年で言えば、50人からなるダンサーと映像・テクノロジーによる壮大なパフォーマンスを東京から世界に発信した『リオデジャネイロオリンピック』閉会式セレモニーや、社会現象となったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の人気に一役買った“恋ダンス”動画の一大ブームの影響もあるはずだ。

そして、また一つ、クリエイティブとテクノロジーが硬く握手を交わして誕生したダンス動画プロジェクトが新たに話題に。映像に隠された何重もの仕掛け、その起爆剤はPerfumeだった。

Perfumeとパナソニックがコラボしたダンスムービー

日本のダンスムービーの歴史に新たに刻まれたのは、PerfumeとパナソニックがコラボしたMVのショートver.「『Everyday』-AWA DANCE edit-」。
[MV] Perfume「Everyday」-AWA DANCE edit-
これは、パナソニック洗濯機に搭載の独自機能「泡洗浄」を訴求するキャンペーンの一環として制作されたもので、公開からわずか1週間で200万再生を突破している。

振付は、前述のリオオリンピックセレモニーや恋ダンスも手がけたMIKIKO先生が、映像は、同じくリオオリンピックセレモニーの演出を手がけた真鍋大度さんらが率いるライゾマティクスリサーチが、そして作詞・作曲は中田ヤスタカさんが手がけている。

モーターで作動する泡やオブジェ内部に仕込んだLEDの発光パターンを細やかに調整した、ライゾマティクスリサーチによる幻想的な世界観を実現させる演出。そして、「全体的に浮遊感のある、ぷかぷかして見える振付を目指しました」とMIKIKO先生が語る特徴的な振付がかみ合い、まさに泡を表現したダンス映像に。 もちろん、Perfumeとそのクリエイティブチームが手がけるのが、単なる広告であるわけがない。

パナソニックとコラボした“広告”であり、なおかつPerfumeらしい作品として完全に仕上がっている。

動画を見たファンからは、楽曲やダンス、演出すべてにおいてむしろ「これまでのPerfumeの中でも相当尖ってる」「ライブの演出が楽しみ!」と、大きな反響を呼んでいる。

しかし、このコラボキャンペーンはそれだけでは終わらなかった。続くコラボ企画第2弾として、なんとそのPerfumeのダンスを、プロスポーツ選手、そしてパナソニック社員が“完コピ”した映像が公開された。

どうやって? ダンスの素人がPerfumeを完コピした驚きの映像

「『Everyday』-AWA DANCE edit-」のMV公開時、のっちさんはインタビューで「私たち自身、踊っていてすごく楽しいから、見ているよりも、実際に踊って、体を動かした方が楽しい気がします」と語っていた。

その言葉通り、Jリーグ・ガンバ大阪の遠藤保仁選手、東口順昭選手、倉田秋選手、ジャパンラグビートップリーグ・パナソニックワイルドナイツの山田章仁選手、そしてパナソニック洗濯機の担当社員という「Team Panasonic」が、AWA DANCEに挑戦。なんと、“寸分違わぬ”完コピを披露した。
AWA DANCE by Team Panasonic
広島のアクターズスクール時代から数えると18年もの間、研鑽を重ねてきたPerfumeの3人による一糸乱れぬキレキレなダンスを、素人が完コピ? 果たしてそんなことが可能なのだろうか。

実は、ここには大きな仕掛けが。彼らのダンスは、すべてCGで制作されているのだ。 「Team Panasonic」の出演者全員を3Dスキャンしたデータと、Perfumeが踊るAWA DANCEの動きを取り込んだモーションキャプチャデータを合わせて出演者を躍らせるという最新のテクノロジーを駆使して制作されている。

ダンスの振付にも隠された秘密が

当初、あ〜ちゃんは泡ダンスについて「ちょっとコンテンポラリーっぽいというか。不思議なところもありながら、少し懐かしい感じのダンスも入っていたりして。サビは軽快だよね」と語っていた。

しかし、実は振付の方にも、当初Perfumeも知らなかった秘密があった。 「Everyday」のAWA DANCEは、単に泡を表現しているだけではなく、その振付の一つ一つが、「泡洗浄」や「たたき洗い」といったパナソニック洗濯機の機能や洗い方をモチーフにしてつくられていた。

Perfumeの3人は、「まさかこれに意味があったとは」と一様にビックリした様子。

「Perfumeは普通に踊っているけど、実はその裏には洗い方や機能の動きが隠されている振付をしてほしい」という特殊なオーダーを受けたMIKIKO先生。しかし、一つ一つの動きに名前をつけることで、違和感なくダンスに取り込めたという。

全体的につかめそうでつかめない「泡」を表現したダンスにしつつ、サビの部分に、「泡洗浄」とか「たたき洗い」という洗濯機の機能や洗い方をモチーフにした振付を取り入れました。一つ一つの動きにきちんと名前を付けながらできたので、始めたら意外とやりやすかったですね。Panasonic×Perfume「Everyday」インタビューよりMIKIKO先生

メインの振付は、「泡洗浄」「たたき洗い」「もみ洗い」「押し洗い」「においスッキリ」の5種類だ。

泡洗浄

つかめそうでつかめない「泡」がモチーフに「泡洗浄」を表現。パナソニック洗濯機の独自機能「泡洗浄」は、洗剤をあらかじめ泡立てて濃密泡に。この泡がどんな汚れも包み込み、しっかり浮かせて洗い流す。

たたき洗い

リズミカルに服を叩くような振付は、「たたき洗い」がモチーフ。衣類を持ち上げ、落として洗うので、少ない水でもしっかり汚れを落とし、衣類同士が絡みにくく生地が傷みにくいのが特長。

もみ洗い

「もみ洗い」は手を「もみもみ」しながら、体のまわりをぐるりともみ洗うような動きで表現。 洗濯槽をクイックに反転させ、濃密泡が繊維の奥までしっかり浸透し、泥や皮脂汚れなどを効果的に洗い落とします。

押し洗い

衣類をテンポよく押さえるようなこの振付は「押し洗い」をモチーフに。洗濯槽の高速回転による遠心力で、濃密泡が繊維のあいだを勢いよく通過。やさしく、しっかり洗えます。

においスッキリ

鼻にあてた手をふりながら、足もはねあげるキュートな動きは「においスッキリ」。 泡立てた洗剤液を温めて洗う「温水泡洗浄」なら、 衣類についた嫌なニオイも原因菌からスッキリ洗い落とします。

「Team Panasonic」によるダンスムービーにはその名前も表示されているため、よりわかりやすいだろう。

実はその後、洗濯物を干す時の動きとして、「しわを伸ばす」「物干し竿にかける」「風になびく」という振付も追加で入れていて、最後に決めポーズという構成になっています。叩き洗いのシーンの裏の音が、「タン・タタン・タン」と太鼓を叩いているような感じだったので、そこのリズムを解読するのが意外と難しかったんですけど、振付がしっかりハマると、自分でその音を叩いているみたいで気持ちいいんですよね。同上

種明かしを聞くと、振付の一つ一つの意味がわかってくる

Perfumeと言えば、メンバー発案で始まった「ダンスコンテスト」の開催もファンの間では名物企画となっている。回を重ねるごとにその規模も膨らみ、2015年には武道館で行われている。

今回の「Everyday」のAWA DANCEについて、「洗濯機の独自機能と洗い方の動きを組み合わせて覚えることができるので、踊っていてすごく楽しいと思います」とMIKIKO先生も太鼓判を押している。

ファンは3Dデータでモーションキャプチャ、というわけにはいかないので、是非「Team Panasonic」のダンスムービーで「泡洗浄」と洗い方の動きをセットで覚えて、楽しみながらダンスに挑戦してみてほしい。

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