デビュー作で毎日映画コンクール「大藤信郎賞」受賞を成し遂げた若手アニメーション作家・小野ハナさんが、「ヘンゼルとグレーテル」をモチーフに、アイロニーに満ちた独自の寓話的世界を描いている。
KAI-YOU.netで連載開始となったSFダークファンタジー巨編『BIBLIOMANIA』とあわせて、その特異な世界観の一端に触れてほしい。
画:小野ハナ 原案:ORVAL
『最後のドーナツ』
※「BIBLIOMANIA」第2話は10月24日(月)更新予定この記事どう思う?
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小野ハナ
短編アニメーション作家
1986年生まれ、岩手県盛岡市出身の短編アニメーション作家。 絵柄に捕われることのない手描きの映像は、アニメーションの身体性と表現力の深さへの探求に由来し、その世界観は物語と抽象を往来する。 小野ハナ HP:http://onohana.com/
ORVAL
原案
アートディレクター。最近の主な仕事に、TVアニメ「オトッペ」のキャラデザイン及び楽曲作詞や、WEBアニメ「未来光子播磨サクラ」等。本名名義による作品集「藤田純平の仕事」(CCCメディアハウス刊)にて漫画「BIBLIOMANIA」ブックインブックが同梱中。
連載
「この部屋にいれば君の願いは全て叶う。パーティがはじまるまで、くれぐれもここから出ないように。」謎めいた館で目を覚ました少女アリスは、「ヘビ」と名乗る者にそう言い渡される。アリスはそれに背き、ドアを開けて外の世界を目指そうとするが・・・。欲望におぼれ堕落した客人たち。腐敗していくアリスの体。名作「不思議の国のアリス」を現代視点で描いた、SFダークファンタジー。3万リツイートを記録したWeb漫画「ツブアンマン」の作者・マッチロによる圧倒的描写を堪能せよ!
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