こんにちは、KAI-YOUのコダック川口です。
突然ですが、昨今のアイドルオタク(ドルヲタ)に見受けられる用語や生態をロゴマークにした投稿がTwitterで話題を呼んでいます。
非常に出来がいいロゴなので、アイドルオタクである私の解説を交えながら、その一部を紹介していきたいと思います。
しかし、「おれ、他界してヲタ卒(卒業)するわ…」と言い残していったオタクと他の現場でまた再開するというのも、またよくある話です。
「君しか(いない)!」ということで、ロゴの中では「ONLY YOU」と訳されています。が、ほとんどの場合は他グループにも複数推しがいたりして、いろんな子に言っている可能性が高いです。
アイドルに負けず劣らず、ドルヲタの承認欲求も年々肥大化してきました。
現場で「〇〇さん、今日は何ループするの?」というような会話をよく耳にします。
これをコールしている人の顔は多幸感に満ちていますが、あまり周りの迷惑にならないように気をつけましょう。
「おれ、〇〇ちゃんに干され気味でつらとんたんだわー」と嘆きながらも懲りずに現場に通っているオタクが多いです。
「SNOWなんか使わなくても充分かわいいよ!」と言いたい気持ちもわかりますが、個人的にはSNOWで戯れているアイドルを見るのは大好きです。
結構な確率で毎回同じTシャツだったり、同じアイテムを身につけていたりするので、現場のランドマーク的な存在になっています。
「ピンチケ」とは、マナーの悪いファンの総称で、AKB48劇場で販売される中高生向けのチケットがピンク色だった事に由来しています。
ライブをおだやかに気持ちよく眺めていたいオッサンと、とにかく跳びはねて湧きたいピンチケの戦いはいつまで続くのでしょうか……。
亜種として、後方でハンドクラップだけして楽しんでいる「後方拍手系」や、あくまで音を楽しみに来ていると自称する「楽曲派」などがいます。
ライブ後に行う感想戦(飲み会)で、その日に推しと撮ったチェキやグッズとビールなどのお酒を並べて「今日の戦利品!」などとつぶやきます。チェキ会が行われないアイドルの場合は「生写真とビール」という場合もあります。
中には夜が明ける前から会場に集まってくるオタクもいますが、徹夜で並ぶことが禁止されているイベントが大半なので、せめて始発電車で向かいたいところです。
突然ですが、昨今のアイドルオタク(ドルヲタ)に見受けられる用語や生態をロゴマークにした投稿がTwitterで話題を呼んでいます。
これを制作したのは、自身もアイドル好きであるという405さん。投稿から現在までに1万7千RT以上されるなど大きな注目を集めています。近年のアイドルオタクの要素をロゴマークにしてみましたが使い道がありません pic.twitter.com/emUaM9XTU5
— 405 (@OMEDAZ405) 2016年9月12日
非常に出来がいいロゴなので、アイドルオタクである私の解説を交えながら、その一部を紹介していきたいと思います。
ドルヲタ用語を解説しながらロゴを紹介!
他界ワンチャン
「他界ワンチャン」は、あまり聞きなれない言葉ですが、好きなアイドルの現場(ライブやイベント)に行かなくなる「他界」と「ワンチャンス」が組み合わさっているだけに、推しメンが卒業したり、現場通いに疲れるなどのきっかけで発動される言葉ではないかと推測されます。しかし、「おれ、他界してヲタ卒(卒業)するわ…」と言い残していったオタクと他の現場でまた再開するというのも、またよくある話です。
○○ちゃんしか
「○○ちゃんしか」は、主に自分の推しメンの自己紹介などで、ドルヲタが叫ぶ魔法の言葉。「君しか(いない)!」ということで、ロゴの中では「ONLY YOU」と訳されています。が、ほとんどの場合は他グループにも複数推しがいたりして、いろんな子に言っている可能性が高いです。
レス厨おじさん
「レス厨おじさん」は、ライブ中などにアイドルからのレス(レスポンス)を欲しがるおじさんのこと。レス命ということで、ロゴでは「命」という漢字が組み込まれています。アイドルに負けず劣らず、ドルヲタの承認欲求も年々肥大化してきました。
接触ループ
「接触ループ」は、リリースイベントや握手会(接触)などで何回も並び直してループすること。現場で「〇〇さん、今日は何ループするの?」というような会話をよく耳にします。
ガチ恋口上
「ガチ恋口上」は、曲の間奏で発動されるコールの一つ。さまざまなアレンジが加えられていると思いますが、代表的なものでは「言いたいことがあるんだよ やっぱり○○(推しメン)はかわいいよ すきすき大好き、やっぱ好き やっと見つけたお姫様 俺が生まれてきた理由 それはお前に出会うため 俺と一緒に人生歩もう 世界で一番愛してる ア・イ・シ・テ・ル」があります。これをコールしている人の顔は多幸感に満ちていますが、あまり周りの迷惑にならないように気をつけましょう。
ちょろいオタク
「ちょろいオタク」とは、読んで字のごとくちょろいオタクのこと。はじめて見たグループでも、可愛い子を見つけるとすぐに釣られて物販に並んでしまう習性があります。女ヲタヲタ
「女ヲタヲタ」は、現場に来る女性アイドルファンのことを好いているヲタクのこと。同義語に「出会い厨」などがあります。干されオタク
「干されオタク」とは、推しのアイドルから冷たく塩対応をされてしまうオタクのこと。「おれ、〇〇ちゃんに干され気味でつらとんたんだわー」と嘆きながらも懲りずに現場に通っているオタクが多いです。
SNOW反対
「SNOW反対」は、アイドル界でも流行中の自撮りアプリ「SNOW」を多用するアイドルに対する苦言。「SNOWなんか使わなくても充分かわいいよ!」と言いたい気持ちもわかりますが、個人的にはSNOWで戯れているアイドルを見るのは大好きです。
おまいつ
「おまいつ」とは、「おまえいつもいるな」の略で、つまりは常連オタクの総称。多くの場合は集団で固まっており、地方遠征とかも余裕でしてしまう強めのドルヲタのことです。結構な確率で毎回同じTシャツだったり、同じアイテムを身につけていたりするので、現場のランドマーク的な存在になっています。
オッサンVSピンチケ
「オッサンVSピンチケ」は、ライブアイドルシーンにつきまとう根深い問題。「ピンチケ」とは、マナーの悪いファンの総称で、AKB48劇場で販売される中高生向けのチケットがピンク色だった事に由来しています。
ライブをおだやかに気持ちよく眺めていたいオッサンと、とにかく跳びはねて湧きたいピンチケの戦いはいつまで続くのでしょうか……。
後方彼氏面
「後方彼氏面」(こうほうかれしづら)とは、多くのヲタが前方で盛り上がっている中、会場の後方で腕組みしたり、あごに指を当ててクールな眼差しでステージを見つめているオタクの総称。亜種として、後方でハンドクラップだけして楽しんでいる「後方拍手系」や、あくまで音を楽しみに来ていると自称する「楽曲派」などがいます。
チェキとビール
「チェキとビール」は、ドルヲタのTwitterでよく見られる画像。ライブ後に行う感想戦(飲み会)で、その日に推しと撮ったチェキやグッズとビールなどのお酒を並べて「今日の戦利品!」などとつぶやきます。チェキ会が行われないアイドルの場合は「生写真とビール」という場合もあります。
オタクの朝は早い
「オタクの朝は早い」は文字通り、オタクが現場に行く日の朝が早いことを表しています。ドルヲタはリリースイベントの整理券やグッズ購入のために朝早くから活動しているのです。中には夜が明ける前から会場に集まってくるオタクもいますが、徹夜で並ぶことが禁止されているイベントが大半なので、せめて始発電車で向かいたいところです。
エモい
「エモい」。そうです、女の子の一瞬の輝きを切り取ったアイドルのライブには「エモい」瞬間が度々訪れます。そんな刹那的な瞬間を求めて我々ドルヲタは今日も現場に通うのです。決して握手だけが目的ではないのです!@OMEDAZ405
— 405 (@OMEDAZ405) 2016年9月12日
ロゴ考えるの大好きマンなのでラフスケッチで遊んでからコレだ!ってのを作る系オタクです✏ pic.twitter.com/dQxAiK6eNU
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