また東京都内にて発刊記念イベントを開催することも決定した。
乃木坂46 衛藤美彩が主人公のエンタメ・ビジネスノベル
小説『なぜ彼女が帳簿の右に売上と書いたら世界が変わったのか?』は、乃木坂46の衛藤美彩さんが、数字のプロ・澤昭人さんに簿記・会計の講義を受けているうちに“「複式簿記」が存在しないパラレルワールド”に迷い込んでしまうという、SF仕立てのエンターテインメント・ビジネスノベル。世界で唯一、複式簿記を知る存在となった衛藤美彩さんが、簿記・会計の知識とスキルを駆使して事件を解決していく。
売上累計部数70万部を超える人気シリーズ『簿記検定に面白いほど受かる本』の著者でもある澤昭人さんが、「簿記・会計の本質」というテーマをわかりやすく解説するためのパートナーに、衛藤さんを指名。
共著にあたり、衛藤さんは「仕訳」「借方・貸方」「株式会社会計」など、簿記の初歩から現代企業会計のトピックスまで、計50時間を超える講義にのぞんでいる。本書には衛藤さん自筆の仕訳やメモ書きも掲載している。
なお、発刊記念イベントの開催も決定。詳細は後日、PHP研究所のWebサイト上で発表される。
著者からのコメントも
高校で大変な思いをして勉強したのに、私が選んだ道は事務や経理の仕事ではなくアイドルでした。今思えば、せっかく学んだ簿記を生かせないもどかしさを心のどこかで感じていたのだと思います。だから、この仕事に出会えたときには運命を感じずにはいられませんでした。共著者の澤昭人先生は、きっと私のできなさにびっくりしたと思います。先生の熱意に触れるうちに、どこかで私にも「もっと本気で勉強しなければ」というスイッチが入ったと思います。いつか、この作品が映像化のチャンスをいただけたら……夢はひろがります。そのためにも、どうかこの本が一人でも多くの読者に恵まれますように。
衛藤美彩さんコメント
〈複式簿記がない世界〉に乃木坂46衛藤美彩が迷い込んだら、というSF的舞台を二人でシナリオ化する作業は、思っていた以上に時間と労力がかかりました。舞台設定の背景を理解してもらうために三島由紀夫の「鹿鳴館」やシェイクスピアの「ヴェニスの商人」を読んでもらうなど宿題も容赦なく出しました。衛藤さんにとってはきっと予想外だった50時間を超えるそんな講義にもかかわらず、必死に食いついてこようとする姿はさすがトップアイドルです。この作品でそんな衛藤美彩さんの魅力とともに、簿記・会計の面白さを多くの方々に味わっていただければと願ってやみません。
澤昭人さんコメント
この記事どう思う?
書籍情報
なぜ彼女が帳簿の右に売上と書いたら世界が変わったのか?
- 著者
- 衛藤美彩/澤昭人 共著
- 発売日
- 2016年8月26日(金)
- 総頁
- 328ページ
- 定価
- 1,400円(税別)
- 発行
- PHPエディターズ・グループ
- 発売
- PHP研究所
関連リンク
0件のコメント