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ラッパーが韻を踏んで知恵袋の「彼氏が会話中執拗に韻を踏んでくる」というSOSにアンサー

ハハノシキュウが「彼氏が会話中執拗に韻を踏んでくる」というSOSに韻を踏んでガチアンサー

4月5日にKAI-YOU.netで公開した記事「知恵袋の『彼氏が会話中執拗に韻を踏んでくる』というSOSにラッパーがアンサー」。 これは、タイトルにある通り「彼氏が会話中、執拗に韻を踏んでくる」ことに真剣に悩んでいる、ヤフー知恵袋に投稿されたとある女性からのSOSに対し、ラッパーのハハノシキュウさんがアンサーを提示するという内容だ。

「毎晩していた幸せだったおやすみ電話も、韻を踏まれ、電話が終わった後に辛くて涙が出てきます」と語るほどの彼女の真剣な悩みはさることながら、ハハノシキュウさんの「相手の気持ちを考えて韻を踏めないやつは、バトルに出ても絶対に勝てないから、私の気持ちを考えて韻を踏んでください」といった、的確すぎるアンサーのおかげもあり、SNS上で大きく拡散。

4月6日にはTOKYO MXの番組『バラいろダンディ』で紹介され、番組内では、ヒップホップユニット・RHYMESTERの宇多丸さんもこの件について触れた。

SNSでは、「こんなの殴ってしまう」「韻を踏むのは1日2回までのところでめちゃくちゃ笑った」「フリースタイルダンジョンの犠牲者がここにも」など、さまざまな意見が。

そのほとんどは、彼女に同情する声や、相手の気持ちを考えずに韻を踏んたり、ラップに免疫のない相手に対してフリースタイルを仕掛ける「フリースタイルハラスメント(略してフリハラ)」への共感、ハハノシキュウさんの回答に対する賞賛であったが、一方でこのような声も寄せられていた。


「韻を踏んで回答してほしかった」

「ラップで返すのかと思ったら普通に真面目な悩み相談だった」

「これはアンサーじゃない、ただの回答だ」


ハハノシキュウさんがラッパーだからといって、韻を踏んだりラップでの回答を求めることも、1種のハラスメントではないかという意見は置いといて、たしかにヒップホップの世界における「アンサー」という言葉は、単なる回答ではなく、相手に対してラップで応えることが一般的とされている。

ということで、我々編集部はハハノシキュウさんに韻を踏んで返してみませんか? と連絡してみたところ、想像以上の遊び心溢れるアンサーが返ってきたので、ここに掲載する。

「彼氏が会話中執拗に韻を踏んでくる」というSOS、そして、今この記事を読んでいるあなたに対するハハノシキュウさんからのアンサーを、音読するか、心の中で読んでみてほしい。(次のページで簡単な解説アリ)

企画・編集/吉田雄弥 文/ふじきりょうすけ

ハハノシキュウからみなさんへのアンサー

ハハノシキュウ

ハハノシキュウ

※必ず音読するか、あなたの心の中で読んでください。その方がより一層楽しめます

ハハノシキュウ あれは仕事の休憩時間に仮眠して夢見たいと幽霊みたいに休憩室に幽閉されようとしてた時のことでした。KAI-YOU編集部からのダイレクトメールが解決法を求めるように意識が遠退いた一昨日の方向から届いたのでした。

そのまま記事になるとは知らずに僕は彼氏を血祭りにあげ、板付きのようなイカヅチを落としたのでした。会話中執拗に韻踏む彼氏にシンプルな返しをKAI-YOUのライターの手助けのつもりで誠心誠意平均点以上の意見を添えてレーシングのようなスピードで返信をしたのでした。

休憩時間はもうほとんどありませんでした。

帰宅後を満たすように浴室から職質されそうな前髪を垂れ下げた僕がiPhoneを眺めると、ハハノシキュウがその知恵袋に凍てつくような返答をしてカタルシスを得るように語る自分を目撃するのでした。(変な表現ですが実際にこんな焦点でした)

しかも翌日にはテレビでもラップに免疫のない彼女へ現役のラッパーからアンサーあったとか紹介されたらしいのです。仕事で視聴できず自問することしか出来ませんでした。

その夜にKAI-YOU編集部から、またメールがきて笑えるかなと思ったら腹減るはずの腹が減らなくなる自体になりました。

「例の記事ですが、「せっかくラッパーが相談に乗ってるんだから韻を踏んで返すべきなのでは?」という意見が多いので、改めて韻を踏んで書き直してもらえませんか?」と一回も韻を踏まずに「こんばんは」もなく困難なことを懇願してきたのでした。

コダック川口に「ドラッグなら好き?」と質問するような無茶振りです。

前振りが長引いて芋引いて、つまりは長芋を引いて、ここまで続いたわけですが、ここからが本来より四倍くらい問題がある本題の始まりです。


彼氏が会話中執拗に韻を踏んでくることに失望し知恵袋に質問し、豪傑同士が結合し曲げた鉄格子を別モンに変えるような質問主のフライパンの上で焼かれた不快感を、彼氏a.k.aラップが下手なガキが目玉焼きと一緒に食べるさまをけたたましく食器が擦れる音と共に想像して、僕は「別れた方がいい」と言いました。

しかし僕の経験上、「別れた方がいい」と言えば言うほど女は別れないのです。どうせ機嫌が直ってるサタデーナイトです。

韻を踏むのは1日2回までって言ってる間に焦げのついたフライパンを磨いたれよと言いたくなります。「別れた方がいい」と能書きを垂れても彼女の脳が聴いてくれないでしょう。

だからと言って「別れない方がいい、彼はいい彼氏だ」と認可しても鎮火したことにはなりません。そんなバケツに溜まった挫折のために仮説を立てて可決を取ろうと僕はがめつくことにしました。

ここまで僕の読みづらい文章をコントぐらいに音読してコンロぐらいに温熱していただいたあなたなら多少はお気付きになられていると思います。

「インフルエンザレベルに韻踏むの変だ!と思っていた筈なのに意外と韻踏むの楽しいかも?」と諭した自分がいることに。

古文の授業で習うように元来、日本人は韻文を心地良く感じられる民族なのです。つまり、あなたが生理的に嫌っているものの正体は韻ではないのです。(この一文に韻がないことに寂しさがありませんでしたか?)

この始末を細木数子のようにズバリと言うと、

“彼氏のフロウが生理的にキモい”のではないでしょうか?

フロウとはラップの仕方、言い方、踏み方です。「無理、ダメだから」と塗り固められた壁を飛び越えるくらいフロウがキモいのではないでしょうか?

「Yo!Yo!Yo! 俺はまるで糖尿病の大統領!」みたいな感じでしょうか?

間違った価値観が始まったと思っても無理はありません。まずは彼氏のフロウを格好良くする所からイマイチでも今一度理解してみませんか?

という具合にさりげなく「別れない方がいいよ」的な話に持っていくと、大抵の女は嘘みたいに別れてくれます。最初から「別れた方がいい」と言ってはいけないのです。

※次のページでは、どこで韻を踏んでいるのかあまりわからなかったという方向けに、編集部で太字にしてわかりやすくしたハハノシキュウさんのアンサーを掲載しています

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