ラッパー・ハハノシキュウさんとビートボクサー・油揚げさんが7月3日、コラボアルバム『波羅葦増雲』をリリースした。
2人は、ラッパーとビートボクサーがタッグを組んで戦うイザナギゲームズ主催のイベント「破天共鳴」でユニットを結成。
7月25日(木)~28日(日)に開催されるヒューマンビートボックスの世界大会「Haten World Championship 2024」でも、最終日のオープニングアクトをつとめる。
小説家としての顔も持つハハノシキュウ
ハハノシキュウさんは、青森県弘前市出身のラッパー。小説家としても活動している。
ラッパーとしては、「ULTIMATE MC BATTLE」や「戦極MC BATTLE」などの大会に出場し、数々の名勝負を生んできた。
KAI-YOU Premiumには、出場者の目線から見たMCバトルの大会レポートなどを寄稿している。
小説家としては、星海社から『ビューティフル・ダーク』『オルタナティブ・ラブ』『ワールド・イズ・ユアーズ』などの作品を発表している。
「今宵はBeatbox」としても活動する油揚げ
油揚げさんは、実験音楽にインスピレーションを受け、独自のテクニックやグルーヴ感を軸にパフォーマンスを行うビートボクサー。
トークバラエティ動画をYouTubeに投稿し、ビートボックスの大会「狼煙」を主催するビートボックスグループ・今宵はBeatboxのメンバーとしても知られる。
同じく、1997年生まれの風太さんと共にタッグ「Biodome」を結成。
ヒューマンビートボックスの世界大会「Grand Beatbox Battle」のタッグチーム部門では、ワイルドカード(動画審査)枠で参加している。
独自の世界を展開したハハノシキュウ・油揚げのタッグ
ハハノシキュウさんと油揚げさんは、それまでMCバトルとビートボックスの大会が個別に行われていた「破天」の新イベント「破天共鳴」に第1回から参加している。
第1回では、油揚げさんのアンビエントなビートにハハノシキュウさんのポエトリーなラップを組み合わせ独自の世界観を展開。
ミステリオさん、MONSTERさんのタッグや裂固さん、momimaruさんのタッグと激闘を繰り広げた。
MCバトルの大会「KING OF KINGS」との共同開催となった第2回では、輪入道さん、BANANAさんのタッグや前回王者である杏地さん、TATSUAKIさんのタッグと戦っている。
ラップとビートボックスに収まらない全12曲のアルバム
今回リリースされたアルバム『波羅葦増雲』に収録されるのは全12曲。
「破天共鳴」で「僕たちの世界にようこそ」と観客に訴えかけた2人らしい、ラップとビートボックスというカテゴリーに含み切れない尖った世界観が表現されている。
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