「キンプリはいいぞ」からの快挙! 興行収入2.5億円突破! 映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm』サンキュー舞台挨拶レポート

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「キンプリはいいぞ」からの快挙! 興行収入2.5億円突破! 映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm』サンキュー舞台挨拶レポート
「キンプリはいいぞ」からの快挙! 興行収入2.5億円突破! 映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm』サンキュー舞台挨拶レポート

3月9日、新宿バルト9にて「『KING OF PRISM by PrettyRhythm』公開3ヶ月突入! サンキュー 上映会」が行われました。1月9日より公開された『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(通称キンプリ)は、『プリティーリズム・レインボーライブ』のスピンオフ作品として制作された劇場アニメ作品。公開から1ヶ月目を迎える頃からTwitterを中心に口コミで「キンプリはいいぞ」や「キンプリへようこそ」といったフレーズと共に作品の感想が話題となり、現在では「1度観たらまた観たくなる」、「人に勧めたくなる」、といった現象が起きています。

『キンプリ』は、通常の劇場上映とは別に「声出しOK、ペンライトOK、コスプレOK」の“応援上映”回もあり、想い想いのラブコールを叫んだり、ライブシーンでペンライトを振ったりと、さながらライブのような臨場感を味わえることから人気を博しています。

公開から3ヶ月目を迎えて、応援上映回のみならず通常上映回も満席が続出しているロングランヒットとなった『キンプリ』。今回は、公開3ヶ月目突入を記念して特別上映会と舞台挨拶が行われました。舞台挨拶には、メインキャストを務める寺島惇太さん(一条シン役)、菱田正和監督、キャラクターデザイン&原案の松浦麻衣さん、タツノコプロプロデューサーの依田健さん、エイベックス・ピクチャーズプロデューサーの西浩子さんが登壇。作品の主要制作スタッフが勢揃いした豪華な舞台挨拶となりました。

ファンの地道な「キンプリはいいぞ」のおかげ

「ここまでを振りかえって印象的なこと」として寺島さんは「Twitterを開けば『キンプリはいいぞ』という単語が飛び交っていて、初日から考えられないくらい多くの人に応援されているのを日々肌で感じます」と熱量を感じるコメント。菱田監督は「まさかいまも上映しているというのは想像していませんでした。バレンタインも上映するかしないか、シン・ルヰの誕生日もできると思っておらず、本当にみなさんのおかげです。ありがとうございます」とイベント上映が出来た喜びを語りました。

続いて、菱田監督から「みんなに言いたいことがありまーす!」とさっき“応援上映”で観たばかりのシンのセリフを叫ぶと、観客からは「なぁにー!?」という返答。「キンプリを応援してくださるエリートのみなさんのおかげで、興行収入が1億を突破しました!」と告げると観客からは大きな歓声が! しかし「という、お知らせを今日する予定だったんですが……」と続ける監督に観客席もざわめきます。「なんと、3月9日で、興行収入が2億5000万円を突破しました!」と宣言すると先ほどよりも大きな歓声と拍手が鳴り響きました。

菱田監督は「サンキュー上映が決まった時点では、先週末ぐらいで1億円ぐらいだろうという予想だったのがどこからパンデミックしたのか、この10日間くらいがすごかったようで」とコメント。また、「最初の1週目、2週目ぐらいでは3000万円ぐらいだろうという話をしていたのですが」ともコメントしており、現在では予想の8倍の興行収入となっています。

この結果を受けて、西さんは「この作品を上映して今に至るまで、何回も絶望しました。予測に到達しなかった時も、前売りが全然売れなかった時も、絶望するたびに以前の劇場版『プリティーリズム』イベントのファンの方々の顔を思い浮かべて、みなさんを裏切れないなと思ったりしました。また、『プリティーリズム・レインボーライブ』のなるちゃんが“オーバー・ザ・レインボーセッション”で言った“あきらめないもん!”を何回も頭で流しながらここまでやって来ました。これは奇跡じゃなくて、ファンのみなさんの応援や、Twitterでフォロワーが減っても布教し続けてくれたファンのみなさんのおかげです」とこれまで支えてくれたファンへの感謝を告げました。

依田さんは「朝10時の女児ホビー原作アニメのスピンオフがこうして劇場版になること自体が聞いたことがない話。この夢の様な話を作り上げてくれたスタッフのみなさんにも感謝したい。そして、ここまでつないでくれたのはファンのみなさんの応援の力です」とコメント。

松浦さんは「バレンタインイベントとかは本当に予定がなくて、絵の納期が2日だったんですよ」と衝撃の告白をすると観客からも「えー!」という声が。「でも、ファンの方に喜んでいただけるのであれば、と思って描いたら動員もよかったそうで、ありがとうございます」と思わず涙ながらに続けると客席は拍手喝采で感謝を伝えました。

寺島さんは「初日舞台挨拶で“僕自身も物語の続きが観たい”と言ったんですけど、確定してはいないですがこれは期待せざるをえないですよね。奇跡ってやっぱり起こるんだなというのと、応援の力ってすごいなと思いました」。

菱田監督は「Twitterでキンプリはいいぞと広めてくれたり、隣りにいる人を誘ってくれたり、ひとりひとりの地道な活動のおかげで今につながったなと思います。奇跡は起こせるんだな、とみなさんに教えてもらいました。この奇跡を次に繋げたいと思います」と感謝の言葉を紡ぎました。そして最後に、菱田監督からの万歳三唱ならぬ“グロリアス・シュワルツ” 三唱でイベントは幕を閉じました。

劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』

■ストーリー

華々しくデビューを果たしたOver The Rainbow。
ヒロ、コウジ、カヅキは瞬く間に女子のハートを魅了し、一気にプリズム界の頂点に上り詰めた。彼らを目指して、エーデルローズには続々と新入生が入学したが、突如「シュワルツローズ」という対立勢力が現れて、エーデルローズは苦境に立たされる……。そんな時、天才作詞作曲家としてOver The Rainbowを支えてきたコウジにアメリカから映画音楽制作の巨額オファーが舞い込む。4年毎に開催されるプリズムキングカップを翌年に控え、3人の進路は――

エーデルローズ存亡の危機。
残された7人のエーデルローズ生。
シュワルツローズからの刺客。
そして、
突然現れた不思議な少年。

“最も女の子の心をトキめかせたスタァ”だけが得られる
プリズムキングになるのは、誰だ!?

■スタッフ
原作 タカラトミーアーツ/シンソフィア
監督 菱田正和
脚本 青葉 譲
CGディレクター 乙部善弘
キャラクター原案&デザイン 松浦麻衣
プリズムショー演出 京極尚彦
制作 タツノコプロ
配給 エイベックス・ピクチャーズ株式会社
製作 キングオブプリズム製作委員会

■キャスト
神浜コウジ:柿原徹也
速水ヒロ:前野智昭
仁科カヅキ:増田俊樹
一条シン:寺島惇太
太刀花ユキノジョウ:斉藤壮馬
香賀美タイガ:畠中 祐
十王院カケル:八代 拓
鷹梁ミナト:五十嵐雅
西園寺レオ:永塚拓馬
涼野ユウ:内田雄馬
管理人:浪川大輔
如月ルヰ:蒼井翔太
大和アレクサンダー:武内駿輔
法月仁:三木眞一郎 他

『KING OF PRISM by PrettyRhythm』公式サイト
http://kinpri.com/

(c) T-ARTS / syn Sophia / キングオブプリズム製作委員会

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    執筆者:オタ女
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