これは、映像作家・瀬川三十七さんがGIFアニメコミュニティサイト・GIFMAGAZINEに投稿している作品「動く日本画/浮世絵」シリーズのひとつ。
瀬川さんは、江戸時代に描かれた有名な日本画や浮世絵を素材にしたユニークなGIFアニメを次々と発表していることで知られている。
PowerPointのスライドで解説する徳川慶喜公
From:徳川慶喜
To:ML_諸大名
Sub:大政奉還説明資料
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各位
お疲れ様です。徳川です。
先日の資料をお送りしますので、ご確認よろしくお願いいたします。
江戸幕府第15代征夷大将軍
徳川慶喜 pic.twitter.com/jW7A7vvugf
— 瀬川三十七 (@s07741657) 2016, 1月 13
「Win-Win」は、大政奉還を迎えるにあたって、第15代将軍・徳川慶喜公が各藩の諸侯に今後の動向について説明を行う様子を描いたGIF動画。一見、歴史の教科書で誰もが1度は見たことがあるであろう「大政奉還図」……なのだが、慶喜公の後ろの壁にはPowerPointで作成されたスライドが。
NECのパソコン「LAVIE」2016年春モデルを使用し、支持率の低下を表したグラフに見る徳川幕府の課題や、諸侯会議というビジネスモデルへの転換の重要性をスライドを通して訴えかける慶喜公の姿には、とてつもない意識の高さがうかがえる。
徳川慶喜「大政奉還は10月14日でFixとなりました。現在オンスケですので各藩ともアジェンダを確認しつつ新体制のローンチまでフルコミットでお願いします。」GIFMAGAZINE 作品ページより抜粋
NECパーソナルコンピュータとの公式コラボ作品
【#LAVIEinEDO】
其の参 新製品発表会
<本日LAVIE製品発表会を開催>
もしも江戸時代に #LAVIE があったなら…
新製品の #プレゼン に大名達もひれ伏すばかりだったかも。
#動く浮世絵 #edo #大政奉還 pic.twitter.com/jWFp3AV8RB
— NECパーソナルコンピュータ (@necpc_pc) 2016, 1月 13
実はこの「Win-Win」、瀬川三十七さんとNECパーソナルコンピュータとの公式コラボ作品として公開されたGIF動画の派生作品である。このほかにも瀬川さんは、ライブチャットや青色LEDを享受する江戸時代の人々の姿など、「もし江戸時代に○○があったら?」という想像をGIFアニメで表現した、ユニーク作品を公開している。
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連載
日夜生み出されるポップな動画たちを短く紹介する人気連載。 ソーシャルメディアやまとめブログ、バイラルメディアなど、 動画系コンテンツへの注目は常に集まっていますが、 KAI-YOUでは「POP」を軸に、話題の動画を紹介していきます。
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