テンションあがる！ 「Fate」のしゃべるARタペストリー登場

先日開催された世界最大の同人即売会「コミックマーケット85」。年の瀬の寒い中でしたが、この日のために軍資金を手に東京に集まってきた猛者たちの熱気から、会場は冬の寒さを感じさせないくらいに大いに盛り上がっていました。

コスプレレイヤーさんを取材しつつ、同人誌を物色しつつ、企業ブースをブラブラしていた私は、そこで珍しいタペストリーを目にしました。

それが、『Fate/EXTRA CCC』のしゃべるARタペストリーです。

こいつ……しゃべるぞ！

『Fate/EXTRA CCC』というのは、2004年にビジュアルノベルゲームとしてゲームブランド・TYPE-MOONから発売された『Fate/stay night』に端を発する一連のシリーズの、外伝という位置付けのPSP向けの対戦型ダンジョンRPGゲームです。

その『Fate/EXTRA CCC』のキャラデザインを担当されるワダアルコさんによる、キュートな服に身を包んだセイバーたちのイラストがデザインされたタペストリーが、コミケの企業ブース・plusoneにて展開されていました。 そのセクシーさが目を惹きますが、スゴいのはそれだけではないのです！　なんと、このタペストリー、しゃべるぞ！

その場でスタッフさんがデモ実演してくれていましたが、やり方は簡単。専門のARアプリでカメラを起動してタペストリーを読み込むと、セイバーとキャスターがしゃべってくれるのです。

丹下桜さんと斎藤千和さんの声に萌えないわけがない！

もちろん、声は、ゲーム本編と同じ声優さんによるもの。

セイバーは、『カードキャプターさくら』の桜ちゃんや『ラブプラス』の小早川凛子を演じた丹下桜さん、キャスターは、『化物語』の戦場ヶ原ひたぎや『魔法少女まどか☆マギカ』の暁美ほむらを演じた斎藤千和さんが、それぞれ演じています。豪華！

公式サイトの方で音声サンプルが公開されるとのことなので、2人がどんなセリフをしゃべってくれるかは秘密にしておきますが、見つめられて恥ずかしがるセイバーに萌えないわけがない、ということだけは記しておきたいと思います。

また、2人のセリフは、カメラで読み込む場所に応じて数パターン用意されています。

中には、「えっ、こんなところも!?」みたいな箇所にセリフが用意されていることもあります。

さらに、2人のタペストリーを一緒にカメラに収めると、なんとセイバーとキャスターがマスターを奪い合うという夢のハーレム展開も！

ARアプリのリリースを待て！

当日、タペストリー自体は販売されていたものの、残念ながら、このARを利用するためのアプリはリリースが延期となってしまったため、現時点ではセイバーたちの声を聞くことはできません。1月中にはリリースされる予定です。様々なアラームボイスも用意されているようなので、リリースを楽しみに待ちましょう。 また、ARアプリがリリースされたタイミングで、タペストリーも通販される予定とのことなので、コミケでタペストリーをゲットできなかった方は、通販でゲットして、アプリとあわせて存分に楽しんでみてください。