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15年の歴史に終止符 「マリア様がみてる」、いよいよ完結

15年の歴史に終止符 「マリア様がみてる」、いよいよ完結

画像は、ひびき玲音さんによる「マリア様がみてる」完結記念イラスト/ひびき玲音さんのツイートより引用

小説家・今野緒雪さんによる少女向けの人気ライトノベル作品として、スピンオフ作品を含めて15年続いた「マリア様がみてる」シリーズがついに完結を迎えることが明らかになった。

『マリア様がみてる』

「マリア様がみてる」は、1998年から、集英社による少女向けの小説レーベル・コバルト文庫から刊行が開始されたライトノベル。「マリみて」という愛称で親しまれ、マンガ化・アニメ化・実写映画化を果たしている。

「私立リリアン女学園高等部」という女子校を舞台に、上級生が下級生と擬似的に姉妹関係を結び学園生活を送る「スール」制度と、「山百合会」と呼ばれる生徒会を軸に、限定された空間で女子生徒同士の関係性を描いている。

本作は、女性の同性愛を扱う、いわゆる「百合」作品としても非常に重要な位置付けにあるとされている。また、1992年には『美少女戦士セーラームーン』の連載が始まり、「マリみて」1巻刊行の前年となる1997年には、百合アニメとしても最高峰とされるTVアニメ『少女革命ウテナ』が放送開始されたこともあり、百合ジャンルの隆盛において90年代は重要な時代だと言える。特に「マリみて」は、百合ジャンルの中でも男性層を多く取り込んで人気を得たと言われている。

姉弟シリーズ「お釈迦様もみてる」

左が39巻『マリア様がみてる フェアウェル ブーケ (マリア様がみてるシリーズ)』、右が最終巻となる『お釈迦様もみてる 蛍のヒカル (お釈迦様もみてるシリーズ)』

「マリみて」は、2013年までに39巻が発行されている。そして、本作には「姉弟シリーズ」と呼ばれるスピンオフ作品も存在する。それが、「マリみて」の主人公・福沢祐巳の弟である祐麒を主人公とした「お釈迦様もみてる」だ。こちらは、本作と並行して2008年より始まり、現在9巻までが刊行されている。

そして、15年もの間続いた「マリみて」が、2013年11月30日(土)に発売される「お釈迦様もみてる」の最終巻となる10巻をもって、いよいよシリーズ完結となることが明らかになった。

イラストを担当してきたひびき玲音が完結を報告

突然となる完結の報をもたらしたのは、単行本1巻から同シリーズのイラストを担当してきたひびき玲音さんだ。「マリみて」アニメ版のキャラクター原案もつとめたひびきさんは、11月14日(木)、15年間を振り返り、完結を記念したイラストをTwitterに投稿した。 著者の今野緒雪さんと共に同作の人気を支え続けてきたひびき玲音さんに、ファンからは労いの言葉が続々と寄せられている。一方で、「今後の展開は何も把握していない」ものの、シリーズに関して完全にこれっきりになってしまうとも限らないとしている。

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