初音ミク、別府温泉に降臨 仮想空間「TRANS CITY」とは?

初音ミク、別府温泉に降臨 仮想空間「TRANS CITY」とは?
初音ミク、別府温泉に降臨 仮想空間「TRANS CITY」とは?

illustration by オサム (c) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net

世界中にファンを持つ初音ミクさんと、源泉数・湧出量ともに日本一を誇る大分県の別府温泉がコラボレーション。仮想的現実空間「TRANS CITY ‒トランスシティ-」が、2013年11月15日(金)~2014年1月15日(水)の2カ月にわたって別府の温泉街に現れる。

仮想的現実空間「TRANS CITY ‒トランスシティ-」


大分県別府市の温泉街に突如として現れた、期間限定の都市・仮想的現実空間「TRANS CITY ‒トランスシティ-」。別府温泉という名は国内外で認知されてはいるものの、温泉街としての魅力をこれまで以上に広く、強く発信するために、エンターテイメント性を持った都市へ昇華し、活気ある場所として永続的に続けていくことを目的とした別府市の事業だ。

その一環として、「TRANS CITY ‒トランスシティ-」とのコラボレーションという形で事業を盛り上げてくれるのが、初音ミクさん。多くのクリエイターの手により、歌声合成システムからキャラクター、そして文化的な存在へと成長していったミクさんに参加してもらうことになったのだ。

3つのドームでミクさんが大活躍!

11月15日~19日限定で行われる、オリジナルCG映像を投映するプロジェクションマッピングイベントのイメージ図

今回のイベントの大きな目玉となるのは別府国際コンベンションセンター B-conプラザの横にあるドーム型の特設会場だ。ドームは3つあり、1つが全天周映像上映をするドーム。ドーム内360度の壁を投映スペースとしてミクさんの映像と音楽を楽しめる空間になっていて、「別府トランスシティ」イベントのテーマソングも手がけた古墳P feat. 初音ミクによる、書き下ろしテーマソング「Asterism」を含む、ここでしか見られないオリジナル映像も用意されている。

2つめが展示ドーム。ミクさんに関する多くの展示物が設置され、別府温泉×ミクさんの描き下ろし作品も展示されている。3つめのドームではミクさんグッズが販売され、会場限定となるTRANS CITYオリジナルのミクさんグッズも多数用意されている。

その他にも、11月15日(金)から19日(火)まで限定で行われる、別府市立山の手中学校校舎の壁面にオリジナルCG映像を投映するプロジェクションマッピングイベント。そして、ミクさんデザインのラッピングをし、プロジェクターを搭載した「プロジェクションカー」が各地の建物の壁面を利用しイベントオリジナルPV上映会を行うなど、自治体や多くの企業の協力がなければ実現できない大規模なイベントとなっている。

初音ミク好きはもちろん、ちょっと変わった旅行を楽しみたい人やテンプレート的な自治体事業ではない新しいモデルを見たい人は、ぜひ別府に遊びに、温泉に入りに来てはいかが?
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