史上2連覇王者・MCニガリが語る
──今のお気持ちはいかがでしょうか?MC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻 びっくりしてます。決勝戦の特に2本目は、自分の中ではやられたと思っていて、言xTHE ANSWERくんのほうが、会場の湧かせ方や韻の踏み方がうまくて、自分は技術面で負けたと思っていました。「やられた」という気持ちが大きいので、また機会があれば、是非戦いたいです。
──全体的に大会を振り返ってみて、何か感じることはありますか?
MC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻 最初は割と調子が良かった気がします。でも後半になるにつれて、ちょっと気負い過ぎだった。特にS-MA BISKETくんとのバトルくらいから、スタミナが切れしてしまったのか、思うように力を発揮できませんでした。 ──ニガリさんにとって、今日の大会はどのような位置づけだったのでしょうか?
MC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻 とにかく負けたくない大会でした。大勢の地元の仲間や東京の先輩だったり、色んな方が応援に来てくれていたので、かっこわるい姿だけは見せられないと思っていました。結果として2連覇を達成できましたが、どこか腑に落ちないところはあります……。
──今回で最後の出場でしたが、ニガリさんにとって、高校生RAP選手権はどのような存在だったのでしょうか?
MC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻 普段、なかなか会うことのない、いろんな場所からラップのうまい同世代の人たちが集まってくる。もちろん誰にも負けずに優勝したいという気持ちは持っているんですけど、その中でも、友だちになったりとか、色んなつながりができました。自分の実力を試す場としても、交流の場としても、とても良い場所でした。 ──高校を卒業して、4月からはどうされるんでしょうか?
MC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻 ぼちぼちラップして、何とか死なないように生きていきます。自分が楽しくて、周りも楽しくなればいい。エンジョイします。
──最後に、そもそもラップをはじめたきっかけは何だったんですか?
MC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻 これには諸説ありますが、本当のことを言ってしまうと、ノリですね。やってたら、楽しくなっちゃって。
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「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」で活躍したT-Pablow、GOMESS、HIYADAM、かしわ、EINSHTEINら若きラッパーたちのロングインタビューや大会のレポート、MC☆ニガリなど大会優勝直後の心境などを特集。 また「BAZOOKA!!! 第9回高校生RAP選手権」も取材!
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