首の本数は過去最多! 「春のキングギドラまつり」オールナイト上映

首の本数は過去最多! 「春のキングギドラまつり」オールナイト上映
首の本数は過去最多! 「春のキングギドラまつり」オールナイト上映

S.H.モンスターアーツ キングギドラ

4作品すべてにキングギドラが出演するという、前代未聞のオールナイト上映「春爛漫のキングギドラまつり」が、4月4日(土)22時30分より池袋の名画座・新文芸坐にて開催される。

これまでも、魅力的なオールナイト上映を企画してきた新文芸坐だが、今回はゴジラ最大の敵・キングギドラを特集上映する。

キングギドラの名演に酔いしれるためにも、今回は上映作品4作品を順番にご紹介しよう!

1.『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964)

キングギドラの初登場となった本作は、前作『モスラ対ゴジラ』の観客動員数81万人を上回る432万人を動員した大ヒット作。

突如、黒部ダムに落ちた隕石から生まれた宇宙最強の怪獣・キングギドラが、日本各地を荒らし回る。

キングギドラに対抗するため、インファント島からモスラ、阿蘇山からはラドン、そして海底からゴジラが現れ、地球最大の決戦を繰り広げる!

これまでヒール(悪役)キャラだったゴジラがベビーターン(善玉に転向すること)するきっかけとなった本作。

やはり見所は、初登場となったキングギドラの暴れっぷり。日本各地の名所が破壊されてゆく様は圧巻!

2.『ゴジラvsキングギドラ』(1991)

長く続くゴジラシリーズの中で、ゴジラとキングギドラによる、1対1のガチンコバトルは、意外にも本作のみ。

1992年7月、富士山の麓に未来から3人の使者がUFOで現れる。

彼らは21世紀に復活したゴジラが日本を壊滅させる前に、ゴジラの誕生を阻止しようと計画する。

そしてやはり、ゴジラの影には宿敵・キングギドラの存在が常にあるのだった。

タイムトラベルものと怪獣映画を見事に調和させ、怪獣だけでなく時空までもダイナミックに描いている名作だ。

前作『ゴジラvsビオランテ』に引き続いて本作を担当した大森一樹監督は「当時のバブル経済により肥大化していく人間社会への不安と危機感を描いた」と評している。

3.『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001)

「平成ガメラ」シリーズで知られる金子修介監督がゴジラを描いた本作。

2001年当時、興行収入第3位となる27億1,000万円を記録した。

ゴジラ第1作目以降、怪獣は一切出現していないという設定のもと、人間と怪獣たちの関係性が再び問い直されている。

本作は、前述の『三大怪獣 地球最大の決戦』とコンセプトを同じくして、前者ではキングギドラVSゴジラ・モスラ・ラドン、後者ではゴジラVSバラゴン・モスラ・ギドラという構図で、再び怪獣たちの死闘が繰り広げられる!

4.『モスラ3 キングギドラ来襲』(1998)

オールナイト上映を締めくくるのは、モスラVSキングギドラの戦い!

ゴジラやキングギドラに比べると、すこし頼りなく映るモスラ。

しかし、本作では鎧モスラとしてパワーアップ!そして、キングギドラとタイマン勝負までも繰り広げる。

圧倒的なバトル展開はぜひ劇場で見ていただきたいところ。

結局、首は何本……!

ここまでの4作で、キングギドラは4回登場している。キングギドラの首は3つである。

首の数は全部で12となるはずなのだが、実はメカキングギドラなる存在も……。

キングギドラの勇姿をたたえながら、ぜひ首の数にも注目していただきたい!

また、最新映画のほとんどがデジタル上映をされるなか、今回の「キングギドラまつり」では、全作品35mmフィルム上映!

ホームシアターや最新の劇場ではお目にかかるチャンスの少ない、フィルムならではの映画の深みを堪能していただきたい!
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イベント情報

一晩で拝める首の数は過去最大(当館比)!  春爛漫のキングギドラまつり

日時
2015年4月4日 22:30〜5:45(予定)
場所
池袋 新文芸坐
料金
一般2300円 友の会・前売2100円(券番号順に入場)

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