アメリカのロックバンド・My Chemical Romance(マイ・ケミカル・ロマンス)が10月30日(金)、短編アニメーション映画『Prelude to The End』を公式YouTubeチャンネルで公開した。
本作には、ゲームクリエイター・小島秀夫さんが声優として出演。さらにシンガーソングライターのビリー・アイリッシュさん、フィービー・ブリジャーズさんらも声優として参加している。
約9分の本作は、アーティストのローレン・サイさんが制作。My Chemical Romanceの代表作『The Black Parade』の発売20周年を記念した作品となる。
小島秀夫は教師役で出演──ビリー・アイリッシュら豪華キャストが集結
『Prelude to The End』の舞台は、ゴミに覆われたニューイングランドの奇妙な寄宿学校。
主人公の少女・アストリッドは、自身が繰り返し描いている存在を学校側から問題視され、大切なスケッチブックを捨てられそうになる。

大切なスケッチブックを捨てられそうになる主人公・アストリッド/画像はYouTubeより
スケッチブックを取り戻そうとした彼女は、学校のゴミ投棄口から落下。人々から忘れ去られたアイデアが生きる、不思議な世界へと迷い込んでいく。
主人公のアストリッド役は、共同制作者のローレン・サイさんが担当。

小島秀夫さんが演じる教師のセリフ/画像はYouTubeより
小島秀夫さんは学校の教師役、ビリー・アイリッシュさんはアストリッドの友人役、フィービー・ブリジャーズさんは姉妹役を演じる。
さらに、ドラマ『Scrubs〜恋のお騒がせ病棟』などで知られる俳優のジョン・C・マッギンリーさんが、学校の学長役として出演している。
アルバム『The Black Parade』20周年を記念 ローレン・サイの創作世界と融合
本作は、My Chemical Romanceが2006年に発表したアルバム『The Black Parade』の20周年を記念して制作されたもの。
同作のオープニング曲「The End.」と、ローレン・サイさんが手がける創作プロジェクト『The Dying World』の世界観を融合させている。
『The Dying World』は、2025年のアヌシー国際アニメーション映画祭でも上映された短編アニメーション作品。人々から忘れ去られたアイデアが生きる幻想的な世界を描いている。
ローレン・サイさんは、11歳の頃からMy Chemical Romanceの楽曲に合わせたファンアニメーションを制作するなど、同バンドに影響を受けてきたアーティストでもある。

My Chemical Romanceのゴシックな世界観を2Dと3Dのアニメーションで表現/画像はYouTubeより
過去には、フィービー・ブリジャーズさんが所属する音楽グループ・boygeniusの楽曲「Cool About It」のアニメーションMVを監督。
また、小島秀夫さんが手がけたゲーム『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』にも、アーティスト(The Artist)役として出演している。
『Prelude to The End』はYouTubeで無料公開中。現地時間10月30日(金)と31日(土)には、My Chemical Romanceが米ロサンゼルスのハリウッド・ボウルで開催する公演でも上映される予定だ。
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