ミームを愛するみんなのボス・影山シエン
影山シエンさんといえば、まずそのイケボに惹かれる人が多いでしょう。
しかし活動を追っていくうちに、ネットミームに対する造詣の深さや勝負事に対する熱量、人情深く仲間思いなところなど、その人柄に惚れ込んだ部下の方も多いはずです。
影山シエンさん/画像はホロスターズ公式サイトより
シエンさんがもっとも力を入れていたことのひとつが、ボイスやTRPG・マーダーミステリーといった演技分野です。公式で発売されていたボイスは、台本の多くを自身で執筆。TRPG/マーダーミステリーについては具体的な言及ができませんが、視聴者が息を呑むような全力のプレイングで名場面を生み出しました。
声真似のレパートリーも豊富で、中でも鉄板となっていたのがピングーです。『Only Up!』にハマっていたときは、突如ピングー語でプレイ。落下時のリアクションにはコメント欄も大爆笑でした。
インターネットミームを愛し、息を吐くようにミームをしゃべるシエンさんは、縮小発表後の時流を実にうまく乗りこなしていた印象です。
発表から間もない4月5日にはパロディ動画「やばいクレーマーのSHIEN CH」を投稿。さらに『ケツバトラー』を全裸でプレイし、無敵ムーブをたたみかけます。
そうしてもっとも注目が集まっているタイミングで、和田アキ子さんの発言を元ネタとする「何をされている方なの?」という、自己紹介的配信を実行。逆境をうまく活かした立ち回りで視聴者を一気に増やし、配信活動終了が意外に感じられるほどでした。
そもそもデビュー時点でTwitter(現X)のアカウントが凍結し、復活するまでホロスターズ公式アカウントから配信告知を行う羽目になっていた時点で、ある意味「持っている」人ではありました。
2026年の誕生日記念ライブでは、「BOW AND ARROW」のパフォーマンスでフィギュアスケートに挑戦。ダブルアクセルやコンビネーションスピンなどを盛り込んだパフォーマンスを見事に魅せ、ついでに凍結の伏線まで回収していきました。
2025年の誕生日記念では、平成のニコニコ動画を辿るようなセットリストの3Dライブを開催。ゲストとともに動きやセリフまで完璧にコピーした「あいつこそがテニスの王子様」は、あっぱれというほかありません。先ほどのフィギュアスケートと並べるといろんな意味で温度差がありますが、「かっこ良い」も「面白い」も、どちらも全力でやりきる姿にボスたる漢気が表れています。
勝負事にも全力で臨むシエンさん。外部のゲーム大会や企画に参加する機会は多くはありませんでしたが、参加した際は必ず爪痕を残してきました。コソ練、すなわち配信外で練習を積んでいることも多く、努力の人でもあります。
コンプレックスを武器に変えた水無世燐央
幽霊という言葉が持つイメージとは裏腹に生粋の陽キャで、いつもゲラ笑いを響かせていたホロスターズの末っ子・燐央さん。
遊びたいと思ったら臆せずに声をかけに行く彼は、毒気のない人懐っこさからたくさんの人に愛されていました。しかし無遠慮というわけではなく、むしろ箱内でも一番と言って良いほど配慮の鬼。SNSや配信の言動では補足を欠かさず、人一倍気を遣っているように見えました。彼が人望を集めていた本当の理由は、そういう誠実な所にあったのかもしれません。
水無世燐央さん/画像はホロスターズ公式サイトより
中性的な声質は、かつて自身にとってはコンプレックスでした。
しかし女性にもなかなか出せないその高音は性別を超えた個性となり、生歌パフォーマンスで初見の視聴者の度肝を抜くように。歌声の出し方に悩み、ボイトレで試行錯誤した時期もあったと言います。アイドルとしてのホロスターズに憧れ、ひたむきに目指した環境で、いつしか声質の個性に頼らない、真の実力派シンガーとなっていきました。
人望と歌声という、ありふれているようでいて他人が真似できないふたつの武器。それらがもっとも発揮されるのが、ゲストを巻き込んだ記念配信です。
デビュー1周年の際には、30名を超える活動者と歌コラボを実現。コラボ相手から事前に歌唱動画を集め、自身がそれに合わせて歌うという“時差コラボ”ではあったものの、デビューからわずか1年でこれほど多くの人を巻き込んだ音楽企画をやりきったことは、ホロスターズの歴史全体で見ても特筆すべき功績でしょう。
喉の強さにも恵まれた彼の配信は、かなりの長時間になることも。年末には108曲を歌う配信を行ったり、「逆転裁判」にハマった際は連続50時間以上実況するなど、恐ろしいほどの体力を見せました。この活動をはじめるまでほとんどゲームの経験がなかったそうですが、「だからこそ初見ならではのリアクションをたくさん見せられる」と発想を転換。
ホラゲーでの素晴らしい悲鳴や、難易度の高いゲームで苦戦する様子など、見ていて応援したくなるプレイングも魅力のひとつでした。
彼は配信活動終了となる6月25日に、3Dライブを予定しています。
先の縮小があったためカバー社のスタジオや機材を使用することはできず、個人で外部のスタジオを利用しての企画。ゲストも19名にのぼることが明かされており、燐央さんの成長とファンへの感謝、その集大成が見られそうです。
【各タレントの配信活動終了日】
花咲みやび(終了日:2026年6月8日)
岸堂天真(終了日:2026年6月8日)
律可(終了日:2026年6月9日)
アルランディス(終了日:2026年6月10日)
水無世燐央(終了日:2026年6月25日)
影山シエン(終了日:2026年7月5日)
敬称略
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