日本マクドナルドが3月26日(木)、同社が公開していたSNS動画「霊夢と魔理沙とモチモチの木」について、制作過程に不備があったとして、ゆっくり素材の作者・きつね(仮)さんに謝罪したと発表した。
動画内には、いわゆる「ゆっくり霊夢」「ゆっくり魔理沙」と呼ばれる「東方Project」の二次創作キャラクターが登場。
これらが、きつね(仮)さんが制作・配布する「きつねゆっくり」素材のデザインに酷似しているとして、SNS上で議論を呼んでいた。
原則「非商用利用」の素材がプロモーション動画に採用か
問題となったのは、マクドナルドが商品「クリームブリュレホットドーナツ」のプロモーションの一環として公開したSNS動画だ。
「東方Project」の二次創作キャラクターをベースにした“ゆっくり実況風”の演出が採用され、一頭身の「博麗霊夢」と「霧雨魔理沙」が登場する内容となっていた。
その公開後、キャラクターのデザインが「きつねゆっくりに似ているのではないか」という指摘がインターネット上で拡散。
きつね(仮)さんが制作した「東方Project」キャラクターの二次創作「きつねゆっくり」/画像はきつね(仮)さんのXより引用
さらに、素材の作者であるきつね(仮)さんが、当初SNS上で「本件について事前に把握していなかった」とする趣旨の投稿を行ったことで、議論が広がった(投稿は現在削除済み)。
きつねゆっくり素材は、ニコニコ文化を中心に広く使われてきた「ゆっくり実況」の定番素材のひとつ。
その利用規約では、非商用利用を原則とし、商用利用の場合は個別の連絡・許諾が必要とされている(外部リンク)。
なお、日本の著作権法では、たとえ二次創作だとしても「二次創作者によるオリジナル要素」が認められれば、その部分については二次創作者の著作権が発生する。
マクドナルドと作者双方が声明 「制作過程の不備」を認める
こうした状況を受け、日本マクドナルドは3月26日に公式声明を発表。
該当動画について「制作過程において適切なプロセスが十分に取られていなかった」とし、きつね(仮)さんに謝罪したことを明らかにした。
同日、きつね(仮)さんもXで声明を発表。
「映像内に私の制作素材が一部残っている事や表現内容に関する点も含め、『制作過程において適切なプロセスが十分に取られていなかった点があった』との調査報告と謝罪のご連絡を頂きました。」と経緯を説明した。
その上で、「提示されたご対応が適切なものであった事から既に解決済み」と、問題が解決済みであることも明らかにしている。
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