米ホワイトハウス公式Xが3月5日、「MAGA」という短い文言とともに、ゲーム『ぽこ あ ポケモン』を思わせるパロディ画像を投稿した。
画像では、ゲームのデザインを想起させる構図に、「make america great again」の文字がロゴのように重ねられている。さらに画像内には人気ポケモン・ピカチュウとおぼしきキャラクターの姿も確認できる。
なお、米メディア「The New York Times」の報道によると、The Pokémon Company Internationalは「当社はその制作や配信に一切関与しておらず、知的財産の使用許可もしていない」と投稿への関与を否定している(外部リンク)。
「make america great again」及び「MAGA」とは、“アメリカ合衆国を再び偉大な国にする”という政治的スローガンのこと。1980年代より存在する言葉だが、2024年の大統領選挙においてドナルド・トランプ現大統領が使用したことで、彼とその政治的態度を象徴する言葉にもなっている。
寂れた世界にポケモンが暮らす街をつくる『ぽこ あ ポケモン』
元ネタとなった『ぽこ あ ポケモン』は、株式会社ポケモンが3月5日に、Nintendo Switch 2向けに発売したスローライフ・サンドボックスゲーム。
本作の主人公はメタモン。かつてニンゲンとポケモンが暮らしていた街で、長い眠りから目を覚ましたメタモンは、ニンゲンの姿に変身。さびれてしまった世界にたくさんのポケモンが暮らす街をつくりあげていく。
今回のホワイトハウスの投稿に使われた画像は、そうした『ぽこ あ ポケモン』のロゴデザインやパッケージアートの雰囲気を強くなぞったものになっている。
製品パッケージと見比べると、色使いやレイアウトの近さはかなり露骨で、ゲームの画像をもとに加工したと推定される。
米政府機関、ポップカルチャーの政治利用でたびたび物議
アメリカ政府によるこの手の投稿は、今回に限ったものではない。
2025年9月には米国土安全保障省(DHS)が、ポケモンを連想させる演出を移民・関税執行局(ICE)の摘発映像を宣伝に用い、反発を招いた。
この動画は、移民取り締まりの映像に、ポケモンを捕獲する映像や英語版の主題歌、英語版の「ポケモンゲットだぜ!」に相当する「GOTCHA!」というセリフなど、様々な要素をかけ合わせていた。これを受けてポケモン側も映像や音楽利用について、許諾していないことを表明している。
また、ホワイトハウスの公式Xにアクセスすると、FPSゲーム『HALO』や映画『トランスフォーマー』など様々なIPコンテンツを利用したミーム動画が大量に投稿されており、こうした行為は枚挙にいとまがない。
米メディア・CNNは3月6日、ホワイトハウスがイラン国内へのミサイル攻撃映像に、FPSゲーム『コール・オブ・デューティ』の映像を混ぜた動画を投稿し、批判を受けていると伝えた(外部リンク)。
記事によれば、その動画はX上で3000万回超再生。退役軍人団体の関係者からは「彼らは戦争をビデオゲームだと思っている」との批判も上がったと報じている。
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ポケモンたちと、みんなで暮らす街を作ろう!
本作の主人公は、ニンゲンのすがたにへんしんしたメタモンです。ニンゲンにへんしんしたメタモンは、出会ったポケモンたちのわざを覚えることで、できることがどんどん増えます。
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