BE:FIRSTやSTARGLOWなどのアーティスト/グループを擁する株式会社BMSGが2月17日(火)、新経営体制への移行およびガバナンス体制の強化を発表した。
発表によると、代表取締役に依存しない組織的な意思決定と、客観的な監督・監査が機能する組織を目指し、新たに取締役COOと社外取締役を任命。代表取締役の日高光啓(SKY-HI)さんは引き続きCEOにとどまる。
さらに「リスクコンプライアンス室」を設置し、法令遵守やハラスメント防止といった体制を強化。3月上旬を目処に新体制へと移行する。
BMSGを巡っては、代表取締役の日高光啓さんが2025年12月、未成年アイドルを深夜に呼び出したと報じられ、批判が殺到。本人および会社が謝罪し、経営体制の抜本的な見直しとガバナンスの強化を明言していた。
“未成年アイドル呼び出し”を受け、新たに取締役COOと社外取締役を任命
日高光啓さんは2025年12月、前述の報道を受けた謝罪の中で「『世間との感覚のズレ』を是正し、信頼に足る自分であるために、今後はガバナンスの強化と自身の姿勢の見直しに専念いたします」とコメントしていた。
その一件を経て、BMSGは今回の発表で新経営体制への移行を予告。実務執行の責任者として新たに取締役COOを任命し、独立した立場から経営を監督する社外取締役を外部から招聘する。
株式会社BMSGの発表/画像は公式サイトより
今回、新任する取締役COO候補として清水裕さん、社外取締役候補として北川廣一さんを発表。
清水裕さんは、BMSG創設期から参画し、執行役員CSOとしてアーティストマネジメント領域の総責任者をつとめてきた。北川廣一さんは、サントリー株式会社で「なっちゃん」「DAKARA」などの開発や宣伝を主導し、現在は株式会社サニーサイドアップのシニア・ストラテジック・アドバイザーをつとめている人物だ。
二人に加え、業務執行の適法性を監査する監査役を新たに選任し、取締役会を設置してガバナンスの客観性を担保していくという。
「リスクコンプライアンス室」で透明性の向上やガバナンス体制を強化
BMSGではさらに、「リスクコンプライアンス室」の設置も発表。前述した取締役COO直属の専任組織として、健全な組織運営を推進していく。
主な業務について、「コンプライアンス教育の徹底」「内部通報制度の整備と運用」「ハラスメント防止策の策定」と説明。
全役職員および所属アーティストを対象とした定期的な法的研修・倫理教育を実施して、法令遵守意識の定着を図るとともに、匿名性が守られた外部窓口を含む内部通報ラインを構築する。
また、あらゆるハラスメントを排除するためのガイドライン策定とモニタリング体制を強化していく。
発表の最後には、「所属アーティストが誇りを持って活動に専念し、ファンの皆様に心から信頼していただけるエンターテインメント企業として、一歩ずつ着実に歩んでまいります」とコメントしている。
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