自主制作短編3Dアニメ『ミルキー☆ハイウェイ』の続編が、『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』としてTVアニメ化。7月に放送および配信されることが決定した。
監督は、2022年に専門学校の卒業制作として、元となる短編を発表したクリエイター・亀山陽平(ヨウヘイ)さんが続投。
続編のタイトルや放送情報の解禁に伴い、ティザービジュアルおよびティザーPVが公開。
また、2人のメインキャラクターを演じるキャストとして、『負けヒロインが多すぎる!』小鞠知花役などの寺澤百花さんと、『サマータイムレンダ』小舟潮役などの永瀬アンナさんの参加も発表された。
交通違反者2人のスペクタクル『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』
『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』は、地球から遠く離れた世界を舞台に、銀河道路交通法違反で逮捕されてしまった強化人間のチハルとサイボーグのマキナを描く物語。
2人は社会奉仕活動として、通称・ミルキー☆サブウェイと呼ばれる惑星間走行列車の清掃作業を課せられる中で、宇宙空間に危機をもたらす大きな事件に巻き込まれる。
公式サイトによれば「意図なし! 主義なし! 主張なし! ノリで乗り切る前代未聞のスペーストレインスペクタクル!!」になるという。
監督は亀山陽平さん。脚本/キャラクターデザイン/モデリング/アニメーション/編集など、実制作のほとんどを一人で手がけている。
チハル(CV.寺澤百花さん)/画像はYouTubeのティザーPVより
マキナ(CV.永瀬アンナさん)/画像はYouTubeのティザーPVより
お人よしでマイペースな23才の強化人間であるチハル(九条千春)を声優の寺澤百花さん、かなりガサツで少し好戦的な性格の23才のサイボーグ・マキナ(来栖真希奈)を同じく声優の永瀬アンナさんが演じる。
亀山陽平の3D短編アニメ『ミルキー☆ハイウェイ』とは?
『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』には前述した通り、もともと卒業制作として制作された3D短編アニメーション『ミルキー☆ハイウェイ』の続編だ。
2022年2月、映像系の専門学校生だったクリエイター・亀山陽平さんが発表した『ミルキー☆ハイウェイ』は、サイバーパンクな世界で展開されるゆるい会話劇、キャラクターの豊かな表情、音楽との親和性など、完成度の高さが大きな反響を集めた。
地球から遠く離れた惑星間横断道路「ミルキー☆ハイウェイ」を舞台にした3分40秒のカーチェイスは、日本語版と英語版がYouTubeで公開。現在までに、総再生回数670万回を記録している。
ハッシュタグ「#indie_anime」を用いた投稿を中心としたインディーアニメのムーブメントにおいても、シーンの盛り上がりに一役買った作品と言っても過言ではないだろう。
そんな国内外で注目を集めた『ミルキー☆ハイウェイ』の続編『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』が7月から放送開始。2025年1月に放送は告知されていたが、今回その詳細が明らかになった形だ。
卒業制作の続編が商業アニメ化される珍しいケースでもあり、今後の続報にも注目したい。

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