VTuber/バーチャルライバーグループ・にじさんじがリリースしたシチュエーションボイス「にじさんじ 束縛ボイス」が話題を集めている。
同ボイスには葛葉さん、叶さん、加賀美ハヤトさん、樋口楓さん、壱百満天原サロメさんら約80名が参加。“束縛”というテーマをそれぞれが解釈し、ライバーごとに独自のストーリーをつくりあげている。
3月13日にボイスが発売されると徐々に話題を集め、Xではトレンド入り。参加者の葛葉さんも配信で「尋常じゃないぐらい売れてるってマネージャーが言ってた」と、その爆発的な売れ行きに言及している。
同ボイスは、にじさんじ公式オンラインストアで3月31日(月)までの期間限定で販売されている。
わがままから物理拘束まで──にじさんじ「束縛ボイス」とは何か?
今回販売されている「束縛ボイス」は、ライバーに束縛されるというシチュエーションを楽しむことができる音声作品。
ライバーによって、わがままを言われる程度のものから物理的に拘束されているものまで、その内容は様々。
例えば公式サイトで公開されているサンプルでは、出かけようとするパートナーに、叶さんが嫉妬混じりの感情をぶつけるような物語が垣間見える。
一方、佐伯イッテツさんのサンプルでは、彼が所属するヒーローユニット・MECHATU-Aの敵対組織・KOZAKA-Cの構成員となり、捕虜として佐伯イッテツさんに監視される様子が描かれている。
単価は基本1000円で、ライバーによってはおまけ要素が含まれるEXボイスが別途500円で販売されていることもある。
健屋花那による30人分の「束縛ボイス」レビューも公開
時世やイベントのタイミングにあわせてリリースされる音声コンテンツは、VTuber業界の定番グッズとなって久しい。
にじさんじでも所属ライバーたちが定期的にリリース。直近では束縛以外にホワイトデーボイスやユニット・3SKMのボイスドラマなどが販売されている。
今回の「にじさんじ 束縛ボイス」発売当日には、参加者の一人でもある健屋花那さんが30人分のボイスを購入しレビューする配信を実施。
レビューの内容はチャートとしてまとめられ、健屋花那さんのXにも公開されている。
「束縛ボイス」で思わぬ被害を受けた葛葉と剣持刀也
盛り上がりとは裏腹に「束縛ボイス」によって思わぬ被害を受けてしまったライバーたちも。
3月29日(土)に行われるゲーム大会「VTuber最協決定戦 Ver. STREET FIGHTER 6」へ向けた練習中、葛葉さんのコーチを担当していたプロゲーマー・カワノさんが「束縛ボイス」を購入していたことが発覚。
ボイスの内容を弄られた結果、葛葉さんのゲーム操作が大いに乱れるという一幕があった。
また、『STREET FIGHTER 6』『モンスターハンター』シリーズの実況プレイで知られる配信者・よしなまさんも葛葉さんの束縛ボイスを購入。
葛葉さんは仲のいい配信者たちがこうして自身のボイスグッズを購入していることに対して「活動者がボイス買うの国際法違反ですよ制裁を」とポストしている。
また、剣持刀也さんと椎名唯華さんは、3月16日に『世界のアソビ大全51』で勝負した際、相互に相手が受ける罰ゲームを提案。
その結果、椎名唯華さんは30日連続朝配信を、剣持刀也さんは「束縛ボイス」リリースをかけて戦うこととなった。
最終的に、剣持さんは「束縛ボイス」ではなく「束縛グッズ」を出すことに。どのようなゲーム展開や駆け引きの結果こうなったのかは、是非元配信を見て欲しい。

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