REJECT所属の元プロゲーマー、現ストリーマーのハイタニさんが新プロジェクト「ハイタニ登竜門」を発表した。
「ハイタニ登竜門」は格闘ゲーム『ストリートファイター6』の若手プレイヤーを支援するプロジェクト。
REJECTとの共同出資により、海外大会への渡航費用などをサポートしていく。
第1弾としては、10月18日(金)~20日(日)に行われる「CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER SINGAPORE」へ、若手プレイヤーのあでりいさん(@adelie54)、さはらさん(@sahara7h)を送り出す。
若手プレイヤーを支援する「ハイタニ登竜門」
告知の動画の中でハイタニさんは「スト6というゲームが今すごく盛り上がっていて、若くて強いプレイヤーが増えている」と現状を説明。
そのうえで、そうした若手プレイヤーは「チャンスがなかなか少ない」と語り、彼らを支援したいと考えたハイタニさんが個人でプロジェクトを企画したと経緯を明かした。
これをREJECTに相談したところ協力の申し出があり、共同出資の形で若手プレイヤーをサポートするプロジェクトが成立した。
告知動画の中で、ハイタニさんはあでりい選手、さはら選手に同行。彼らの活躍を撮影しVlogとして公開すると説明している。
この他にもハイタニさんは「若手プレイヤーにスポットライトが当たるような活動」をしていきたいと意気込みを披露。
プロジェクトの詳細は、10月6日(日)にハイタニさんのTwitch配信で明かされる。
急激な盛り上がりで若手が埋もれがちな『スト6』シーン
プロプレイヤーの活躍やストリーマーによる配信で盛り上がりを見せる国内の『ストリートファイター6』シーン。
直近では、7月~8月にサウジアラビアで行われた世界大会「Esports World Cup」でBurning Core Toyama所属の立川さんが3位に入賞。
4月に行われた「EVO Japan 2024 presented by ROHTO」では、FUKUSHIMA IBUSHIGIN所属の翔さんが準優勝、2月に行われた「CAPCOM CUP X」ではGood 8 Squad所属のガチくんさんが3位に入賞するなど、日本人の国際的な活躍も珍しくない。
一方で、急激に進んだ円安の影響もあり、渡航費用は増加している。
特に現在は、100万ドルの賞金をかけた世界大会「CAPCOM CUP 11」への出場券をかけ、世界各地で大会が開かれる「Capcom Pro Tour」の真っただ中。
スポンサーのついていない若手のプレイヤーたちにとっては負担が増えているのも確かだ。
大規模な大会では、プロチームなどが渡航費の支援を副賞とする大会を開くことなどもある。今回発表された「ハイタニ登竜門」も、そういった流れの中にあるプロジェクトの一つだと言えるだろう。
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