多種多様な競技によるスポーツの世界的祭典・オリンピックですが、話題になるのは競技だけじゃありません。
華やかな演出によって、開催国の色が見える開会式と閉会式も、毎回ニュースサイトやSNSを賑わせます。
そして閉会式では、次回大会への引き継ぎセレモニーも楽しみの一つ。
7月26日からフランスで開催されたパリオリンピックでは、大会中も何かと注目を集めていたスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)さんがまた活躍してくれました。
トム・クルーズ、ビリー・アイリッシュらが出演したパリオリンピックの閉会式
パリオリンピックの閉会式は現地時間8月11日に開催。
次回2028年のアメリカ・ロサンゼルス大会への引き継ぎセレモニーも催されました。
このセレモニーには映像出演を含めて、俳優のトム・クルーズさん、元陸上選手のマイケル・ジョンソンさんらアメリカの著名人が多数登場。
映像を通してレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ビリー・アイリッシュさんのパフォーマンスが披露されました。
このライブセレモニーの最後を飾ったのが、ラッパーのスヌープ・ドッグさん、そしてドクター・ドレーさんです。
2人は25年前の発表から現在に至るまで、長く聴き継がれているコラボ楽曲「The Next Episode」を披露。
Spotifyでのストリーミング再生数が10億回を突破している傑作で、ライブを締めくくりました。
パリオリンピックで選手と同じぐらい目立っていたスヌープ・ドッグ
スヌープ・ドッグさんは、1972年ロサンゼルス生まれのラッパー。
幼少期はギャングの一員として過ごしてきた彼がラップに専念し、ドクター・ドレーさんに見出され1992年にデビュー。以降ギャングスタラップのアイコンとして不動の地位を築きました。
近年は音楽活動や愛煙家としての活動だけでなく、自身のバスケットボールチームを通じた地域社会の活性化、ハリウッド界への進出などタレントとしても人気に。
ゲーム業界への進出などもあり、様々な方面でその名を聞くことが多くなっています。
パリオリンピックでも開催前から陸上界のスターであるノア・ライルズ選手(大会では男子100メートルで金メダルを獲得)との交流が話題に。
開催中は聖火ランナーをつとめ、アメリカの放送局・NBCのレポーターも担当。
さらにはオリンピックの伝統・ピンバッジのトレードでも存在感を発揮します。
参加国や開催都市が制作したピンバッジをファンやアスリートが収集/交換するこの習慣において、スヌープ・ドッグさんのピンバッチの人気が急上昇したのです。
パリ大会ですら各所で話題をさらってきたスヌープ・ドッグさん。ロサンゼルス大会ではどうなってしまうのか。
とりあえず開会式はマストで登場しそうです。
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