日本武道館でのワンマンライブを3月2日(土)に控えたアニソンシンガー・オーイシマサヨシ(大石昌良)さん。
本人にとっても念願の初舞台を前に、「オーイシマサヨシはネットミームだった……」という実しやかな情報が飛び込んできた。
にわかに信じられない情報の発信源は、そう、もちろん本人だ。
自身の公式Xアカウントで、たびたびユーモラスな内容を投稿し、いまや「オーイシのSNS芸」として巷でお馴染みだとかお馴染みじゃないとか。
今回も犬のミームと自分の笑い声(泣き声?)がそっくりだったことが判明したようで、反響を集めている。
オーイシマサヨシ、ネットミームだったのか……
オーイシマサヨシさんが「検証してみた」と題してXに投稿したのは、最近流行している「猫ミーム(猫の映像素材を切り抜き、字幕編集を加えた、ストーリー仕立ての動画)」の派生種。
口を開けた犬と共に、けたたましい笑い声とも泣き声とも取れる音声が流れる映像だ。
ミームで用いられている音声が、オーイシマサヨシさんの声かは定かではない(たぶん違うだろう)。しかし、実際にオーイシマサヨシさんが投稿した映像を確認すると、たしかに犬のミームとオーイシマサヨシさんの声がそっくりなのである。
実際に聴いてもらわない限りは表現が難しいが、爆笑したオーイシマサヨシさんが、手を叩きながら笑っている時の声……といえば少しは伝わるだろうか。
自慢の歌声を披露している時には決して聴くことができない、甲高くてどこか乱暴な声の出し方が、犬ミームと瓜二つ。もはや「オーイシ……お前、ネットミームだったのか」と錯覚して感慨に浸るレベルだ。
犬ミーム改めオーイシ、武道館を揺らすか?
冗談はさておき、SNSへの面白投稿でみんなを楽しませてくれるのはオーイシマサヨシさんならでは。そういう意味では、オーイシマサヨシさん自体がネットミームのような存在、と拡大解釈できなくもないかもしれなない。
1月クールのTVアニメでは『道産子ギャルはなまらめんこい』のオープニング主題歌「なまらめんこいギャル」を担当。
さらに、4月12日(金)に公開される塚原重義監督の長編アニメーション映画『クラメルカガリ』の主題歌「僕らの箱庭」も担当と、2024年もどんだけタイアップやるねんと突っ込まざるを得ない忙しさのオーイシマサヨシさん(2月7日には2ndアルバム『ユニバース』も発売)。
そっくりミームの投稿も、そうした忙しない日々の中で、本人にとっての束の間の休息となっていればこれ幸いである。
そして、冒頭で触れた通り、3月2日には日本武道館のワンマンライブも控えている。果たして、犬ミーム改めオーイシマサヨシさんの甲高い笑い声だか鳴き声が、武道館でこだまするのか否か。
チケットは完全ソールドアウトのため、これからの現地観戦は叶わないが、配信視聴チケットがなんと1000円で発売されている。オーイシマサヨシという(SNS面白投稿)アーティスト──その歴史的な瞬間を見逃すな。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント