12月5日に初トレーラー映像が発表されたオープンワールドゲーム『Grand Theft Auto VI』。
12月13日時点で再生回数は1億4000万回を突破。ビッグタイトルとして期待される中、フロリダ州で実際に起きた複数の事件をモチーフにした映像がすでに好評を博しています。
そのトレーラー映像に対して、自身をモデルだと主張する「フロリダのジョーカー」なる人物が使用料を求める事態に発展。
彼は使用料として100～200万ドルを請求していましたが、12月13日には100万ドルを追加請求しています。一体何があったのか？
2013年に前作である『Grand Theft Auto V』が発売。現在もオンラインを通じた遊びでプレイヤーや配信者にも遊ばれる人気タイトルの続編として、発売前から注目を集めています。Grand Theft Auto VI Trailer 1
『Grand Theft Auto VI』で舞台となるのは、アメリカ合衆国の南東部のフロリダ州をモチーフにした「レオナイダ州」と、同じくフロリダ州マイアミをベースにした「バイスシティ」。
公開されたトレーラーではフロリダ州で話題となった過去の事件を元に、道行く人のエキセントリックな風貌や振る舞い、さらにはフロリダ名物でもあるワニが暴れる様子が描かれており、ファンたちによる元ネタとの比較も盛り上がりました。
彼は2017年にマイアミで銃を振り回して逮捕され、『バットマン』シリーズの悪役・ジョーカーを彷彿とさせる緑の髪と顔面にまで入ったタトゥーがインターネット上で話題となりました。
ローレンス・サリヴァンさんはTikTokで『Grand Theft Auto VI』のトレーラーに「話がしたい」と反応。ロックスター・ゲームス社に対し、100万ドルから200万ドルの使用料を要求していました。
なお前作『Grand Theft Auto V』でも俳優のリンジー・ローハンさんが、ゲームやロード画面に登場する女性のモデルにされたとしてロックスター・ゲームス社に対し訴訟を起こし、結果的に敗訴／棄却されています。
フロリダ州は情報公開法に相当する法律により、他の州と比べてジャーナリストが手軽に逮捕報告にアクセスが可能。これがネットミームになるような報道が多いとされる理由だと言われています。
2013年頃にはRedditへの投稿や、Twitterで2013年1月から「Florida Man」というアカウントが運営されるなど話題に。
この盛り上がりを受け、2015年にはその名もずばり「Florida Man」というタイトルで、フロリダの路上を行く人々にインタビューするドキュメンタリーも制作されています。
今回のトレーラーもこうした「フロリダマン」的なネットミームにあやかったものだと言えるでしょう。
「フロリダのジョーカー」の主張について、ロックスター・ゲームス社は反応しておらず騒動の行く末は不明。『Grand Theft Auto VI』は2025年にPS5およびXbox Series X|Sで発売が予定されています。
12月13日時点で再生回数は1億4000万回を突破。ビッグタイトルとして期待される中、フロリダ州で実際に起きた複数の事件をモチーフにした映像がすでに好評を博しています。
そのトレーラー映像に対して、自身をモデルだと主張する「フロリダのジョーカー」なる人物が使用料を求める事態に発展。
彼は使用料として100～200万ドルを請求していましたが、12月13日には100万ドルを追加請求しています。一体何があったのか？
世界中の注目を集める最新作『GTA6』 実在する街や事件をモチーフに
『Grand Theft Auto VI』はロックスター・ゲームスが手がけるクライムアクションゲーム「Grand Theft Auto」シリーズの最新作。2013年に前作である『Grand Theft Auto V』が発売。現在もオンラインを通じた遊びでプレイヤーや配信者にも遊ばれる人気タイトルの続編として、発売前から注目を集めています。
公開されたトレーラーではフロリダ州で話題となった過去の事件を元に、道行く人のエキセントリックな風貌や振る舞い、さらにはフロリダ名物でもあるワニが暴れる様子が描かれており、ファンたちによる元ネタとの比較も盛り上がりました。
The GTA VI trailer references some very real (and strange) Florida moments. pic.twitter.com/mOnq0zbCcR
— IGN (@IGN) December 5, 2023
『GTA6』トレーラーにも登場した「フロリダのジョーカー」とは？
このトレーラーの中でも目を引くのが、顔面全体にタトゥーを施した紫の髪の男性。この男性の元ネタだとファンコミュニティで噂されているのが、今回話題となった「フロリダのジョーカー」ことローレンス・サリヴァンさん。彼は2017年にマイアミで銃を振り回して逮捕され、『バットマン』シリーズの悪役・ジョーカーを彷彿とさせる緑の髪と顔面にまで入ったタトゥーがインターネット上で話題となりました。
ローレンス・サリヴァンさんはTikTokで『Grand Theft Auto VI』のトレーラーに「話がしたい」と反応。ロックスター・ゲームス社に対し、100万ドルから200万ドルの使用料を要求していました。
12月13日には再び動画を公開。今回のニュースが「『GTA』史上最大の無料マーケティングを提供」しているとして追加で100万ドルを求めました。
なお前作『Grand Theft Auto V』でも俳優のリンジー・ローハンさんが、ゲームやロード画面に登場する女性のモデルにされたとしてロックスター・ゲームス社に対し訴訟を起こし、結果的に敗訴／棄却されています。
ネットミーム「フロリダマン」として話題になるフロリダ州での犯罪
フロリダ州の犯罪報道について、以前から「Florida Man～（フロリダの男性が～）」という一文から始まるニュースを集めて面白おかしく取り上げる「フロリダマン」というネットミームが存在します。フロリダ州は情報公開法に相当する法律により、他の州と比べてジャーナリストが手軽に逮捕報告にアクセスが可能。これがネットミームになるような報道が多いとされる理由だと言われています。
2013年頃にはRedditへの投稿や、Twitterで2013年1月から「Florida Man」というアカウントが運営されるなど話題に。
この盛り上がりを受け、2015年にはその名もずばり「Florida Man」というタイトルで、フロリダの路上を行く人々にインタビューするドキュメンタリーも制作されています。
今回のトレーラーもこうした「フロリダマン」的なネットミームにあやかったものだと言えるでしょう。
「フロリダのジョーカー」の主張について、ロックスター・ゲームス社は反応しておらず騒動の行く末は不明。『Grand Theft Auto VI』は2025年にPS5およびXbox Series X|Sで発売が予定されています。
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